この規格ページの目次
JIS S 6054:2006 規格概要
この規格 S6054は、水性ボールペン及び水性ボールペン用レフィルの品質について規定。
JISS6054 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S6054
- 規格名称
- 水性ボールペン及びレフィル
- 規格名称英語訳
- Roller ball pens and refills
- 制定年月日
- 1987年7月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 14145-1:1998(MOD), ISO 14145-2:1998(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 97.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1987-07-01 制定日, 1992-07-01 改正日, 1998-10-20 確認日, 2000-05-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS S 6054:2006 PDF [17]
S 6054 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本筆記具工業会
(JWIMA)/財団法人日本規格協会 (JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS S 6054:2000(水性ボールペン及び中しん)は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 14145-1:1998,Roller ball pens and
refills−Part 1 : General use及びISO 14145-2:1998,Roller ball pens and refills−Part 2 : Documentary use (DOC)
を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS S 6054には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS S 6054 pdf 1] ―――――
S 6054 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 種類・・・・[1]
- 4.1 用途及び構造・・・・[1]
- 4.2 レフィルの形状及び寸法・・・・[2]
- 4.3 筆記線幅及びボールの直径・・・・[2]
- 5. 品質・・・・[3]
- 5.1 水性ボールペンインキの品質・・・・[3]
- 5.2 水性ボールペン及びレフィルの品質・・・・[3]
- 6. 材料・・・・[3]
- 7. 試験機器,附属品及び溶液・・・・[3]
- 7.1 筆記試験機・・・・[3]
- 7.2 試験用紙・・・・[4]
- 7.3 消しゴム・・・・[4]
- 7.4 複写性試験設備・・・・[4]
- 7.5 耐光性試験装置・・・・[4]
- 7.6 試験溶液・・・・[4]
- 8. 試験・・・・[4]
- 8.1 サンプリング・・・・[4]
- 8.2 試験の環境条件・・・・[4]
- 8.3 試験方法・・・・[4]
- 9. 表示・・・・[6]
- 10. 試験報告・・・・[7]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS S 6054 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
S 6054 : 2006
水性ボールペン及びレフィル
Roller ball pens and refills
序文
この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 14145-1,Roller ball pens and refills−Part 1 :
General use及びISO 14145-2,Roller ball pens and refills−Part 2 : Documentary use (DOC)を翻訳し,技術的内
容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,水性ボールペン及び水性ボールペン用レフィル(以下,レフィルという。)の
品質について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 14145-1:1998,Roller ball pens and refills−Part 1 : General use (MOD)
ISO 14145-2:1998,Roller ball pens and refills−Part 2 : Documentary use (DOC) (MOD)
2. 引用規格
付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 ボールペン(ball pen) ペン自体又はレフィル(3.4参照)に組み込まれた筆記先端の回転可能なボ
ールによって,インキを供給する方式のペン。
3.2 水性ボールペンインキ(roller ball pen ink) 筆記によってボールが回転したときの粘度と筆記しな
い静止状態の粘度との差が少ない低粘度インキ。
3.3 水性ボールペン(roller ball pen) インキ誘導しんをボール後端にもち,水性ボールペンインキを用
いて筆記するボールペン。
3.4 レフィル(refill) インキを充てんした細長いインキ容器の先端に筆記機構部を接合したもので,完
成品のペンから取り外すことができ,完成品のペンから外しても筆記可能であるが,ペンとして用いるに
は,構成部品が不足していて適さない,交換可能なペンの一部分。
4. 種類
――――― [JIS S 6054 pdf 3] ―――――
2
S 6054 : 2006
4.1 用途及び構造
水性ボールペンは,用途及び構造によって,表1のとおりとする。
表 1 用途及び構造による種類
用途による区分及び記号 構造による区分
一般筆記用(―) 使い切り方式
レフィル交換方式
公文書用 (DOC) 使い切り方式
レフィル交換方式
備考 公文書用の用途例としては,証拠として必要となる書類
の作成がある。そのため,一般筆記用の品質のほかに,
文字の読取性の確保,長期保存性及び書類の改ざん防止
のための品質が必要となる。
なお,記号の“DOC”は,“Documentary use”の略号
である。
4.2 レフィルの形状及び寸法
レフィルは,形状及び寸法によって,表2のとおりとする。
なお,参考のために,水性ボールペン及びレフィルの構造の代表例と,各部の一般的な名称を付図1に
示す。
表 2 レフィルの形状及び寸法
単位 mm
形式記号 a1(1) L1 a2 L2 b c d e(2) f
A 2.3±0.1 − − − 4.5±0.1 20±1 6.2±0.16.3±0.3 111±2
B 2.3±0.1 − − − 4.5±0.1 20±1 6.2±0.16.3±0.3 87±2
C 2.5±0.05 9±0.5 2.5
0.60
-0.05 15±0.5 4.5±0.05 20±0.56.3±0.15 − 110±1
D A,B,Cと形状・寸法の異なるもの。
注(1) チップホルダの直径を表す。
注(2) 尾栓の外径を表す。
4.3 筆記線幅及びボールの直径
水性ボールペン及びレフィルは,筆記線幅及びボールの直径によって,
表3のとおりとする。
――――― [JIS S 6054 pdf 4] ―――――
3
S 6054 : 2006
表 3 筆記線幅及びボールの直径
単位 mm
筆記線幅による区分 記号 ボールの直径
極細字用 EF 0.55未満
細字用 F 0.55以上0.75未満
中字用 M 0.75以上1.00未満
太字用 B 1.00以上
5. 品質
5.1 水性ボールペンインキの品質
水性ボールペンインキの品質は,8.3.1によって試験したとき,見か
け粘度が20 mPa・s未満でなければならない。
5.2 水性ボールペン及びレフィルの品質
水性ボールペン及びレフィルの品質は,表4の規定に適合し
なければならない。
表 4 水性ボールペン及びレフィルの品質
品質項目 一般筆記用 公文書用 適用箇条
筆記性能 8.3.2
10 cm以内で円滑な筆記が始まり,明らかなかすれ及び濃度のばらつきのない
筆記距離が400 m以上とする。
裏抜け 裏抜けがないものとする。 8.3.3
乾燥性 筆記線に汚れが認められないものとする。 8.3.4
複写性能 複写した線が視認できるものとする。 8.3.5
耐水性 筆記線が視認できるものとする。(3) 筆記線が視認できるものとする。8.3.6
耐光性 筆記線が視認できるものとする。 8.3.7
ペン先乾燥性 10 cm以内でかすれのない筆記が始まるものとする。 8.3.8
保存性 表4(筆記性能)に適合するものとする。 8.3.9
耐消しゴム性 筆記線が見えなくなる前に試験紙8.3.10
― の表面の損傷が明らかに現れるも
のとする。
耐アルコール性 ― 筆記線が視認できるものとする。8.3.11
耐塩酸性 ― 筆記線が視認できるものとする。8.3.12
耐アンモニア性 ― 筆記線が視認できるものとする。8.3.13
耐漂白性 ― 筆記線が視認できるものとする。8.3.14
有害物質 インキは, 8.3.15
アンチモンが60 mg/kg以下,ひ素が25 mg/kg以下,
バリウムが1 000 mg/kg以下,カドミウムが75 mg/kg以下,
クロムが60 mg/kg以下,鉛が90 mg/kg以下,
水銀が60 mg/kg以下及びセレンが500 mg/kg以下とする。
注(3) 耐水性にかかわる表示をするものに適用する。
6. 材料
使用する材料は,環境側面及び安全性について配慮する。
7. 試験機器,附属品及び溶液
7.1 粘度計 JIS Z 8803に規定する円すい ― 平板形回転粘度計(E型粘度計),共軸 ― 二重円筒形回
転粘度計(B型粘度計)又はこれらと技術的に同等である試験装置。
7.2 筆記試験機 筆記試験を行うとき,筆記試験機を次の各条件にセットする。
0
a) 筆記力 : 1 3.0Nとし,力の加え方は次の手順で行う。筆記試験機のペン軸にレフィルを固定し,レ
――――― [JIS S 6054 pdf 5] ―――――
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JIS S 6054:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14145-1:1998(MOD)
- ISO 14145-2:1998(MOD)
JIS S 6054:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.180 : 種々の家庭用及び商業用設備
JIS S 6054:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール
- JISL0841:2004
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0843:2006
- キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISP8118:2014
- 紙及び板紙―厚さ,密度及び比容積の試験方法
- JISP8119:1998
- 紙及び板紙―ベック平滑度試験機による平滑度試験方法
- JISP8124:2011
- 紙及び板紙―坪量の測定方法
- JISP8133:1998
- 紙,板紙及びパルプ―水抽出液pHの試験方法
- JISP8140:1998
- 紙及び板紙―吸水度試験方法―コッブ法
- JISP8252:2003
- 紙,板紙及びパルプ―灰分試験方法―900℃燃焼法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8803:2011
- 液体の粘度測定方法