JIS T 9301:2016 単回使用ごうしん(毫鍼) | ページ 5

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b) はり(鍼)が重合膜を貫通する典型的な特徴を図B.2に示す。
c) 典型的なはり(鍼)のせん(穿)刺力F0,F1,F2を図B.3に示す。
B.3.5 結果の表示
結果の表示は,次による。
a) 力と位置の関係を表す座標グラフを評価するには,既知の性質及び性能をもつ同種のはり(鍼)で比
較する。
b) せん(穿)刺性能は力のピーク値から判読できる。

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はり(鍼)の動きの初期状態。
はり(鍼)が重合膜に接触し,押付力が増加しF0に近づく。
はり(鍼)先が重合膜を貫通する。
はり(鍼)先のテーパ部分によって,重合膜が膨張し,F1へ押付
力が減少する。
はり(鍼)先のテーパ部分が重合膜を貫通する。
全てのテーパ部分が重合膜を貫通する。
はり(鍼)先の摩擦による押付力値はF2に減少する。
F0 しんせん(鍼尖)が重合膜を貫通する最大押付力
F1 はり(鍼)先のテーパ面が重合膜を通り抜けるときの最大値
F2 しん(鍼)体が重合膜を通り抜けるときの最大摩擦力
図B.2−はり(鍼)が重合膜を貫通するときの典型的な特徴を示す図

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図B.3−典型的なはり(鍼)のせん(穿)刺力を示す図

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附属書C
(参考)
耐腐食性試験方法
C.1 原則
しん(鍼)体を塩化ナトリウム水溶液,又はクエン酸に部分的に特定の時間浸せき後,浸せき部と非浸
せき部との腐食の状態を比較する。
C.2 方法1−塩化ナトリウム水溶液による試験
C.2.1 試薬及び装置
C.2.1.1 試薬
試験水を使用したモル濃度0.5 mol/LのNaCl(分析グレード試薬)水溶液
C.2.1.2 装置
腐食試験用ほうけい酸ガラス製を選択
C.2.2 手順
しん(鍼)体であるオーステナイトステンレス,又は製造されたしん(鍼)体に付着した全ての油及び
ほこりを拭き取る。拭き取り後,テストサンプルを更に脱脂するためにアセトン又は,その他の有機溶剤
につける。サンプルを水洗し,試験水ですすぎ,後の使用のため置いておく。
23±2 ℃塩化ナトリウム水溶液(C.2.1.1)を入れたガラス容器(C.2.1.2)に,しん(鍼)体の一部をそ
の長さの約半分まで浸せきする。しん(鍼)体と液を23±2 ℃に7時間±5分間維持する。
しん(鍼)体を取り出し,拭いて乾燥させる。浸せきの影響による腐食の兆候を浸せきの有無部分で正
常視力又は矯正視力で比較し,浸せき部が腐食していないことを確認する。
C.3 方法2−クエン酸水溶液による試験
C.3.1 試薬及び装置
C.3.1.1 試薬
試験水を使用した100 g/L(濃度10 %)のクエン酸(分析グレード試薬)水溶液
C.3.1.2 装置
腐食試験用ほうけい酸ガラス製を選択
C.3.2 手順
しん(鍼)体であるオーステナイトステンレス,又は製造されたしん(鍼)体に付着した全ての油及び
ほこりを拭き取る。拭き取り後,テストサンプルを更に脱脂するためにアセトン又は,その他の有機溶剤
につける。サンプルを水洗し,試験水ですすぎ,後の使用のために置いておく。
クエン酸水溶液にサンプルを浸し,室温環境で5時間±5分間維持する。クエン酸水溶液からサンプル
を取り出し,試験水を使用して水洗する。ガラス容器にサンプルと試験水とを入れ30±5分間煮沸し,冷
却した後に室温環境の元で48±1時間保管する。
サンプルを取り出し,拭いて乾燥させる。しん(鍼)体の浸せき部と非浸せき部とを10倍に拡大し,正
常視力又は矯正視力で比較することで,しん(鍼)体の浸せき部が腐食していないことを確認する。

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C.4 試験報告
この試験報告は,次の情報を記載する。
a) しん(鍼)体の識別及びメートル法によるサイズ表記
b) 浸せき部の腐食の有無
c) 試験日

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JIS T 9301:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 17218:2014(MOD)

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