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X 0509 : 2012 (ISO/IEC 24724 : 2011)
“左から右に” :5.9 12((elm1 elm(:)2elm1 elm2 elm3 elm4)) 12:5. 14
“右から左に” :5.9 12((elm3 elm(:)4elm1 elm2 elm3 elm4)) 12:5. 14
ここに,elmは“エレメント”を表す。
この比率によって,位置検出パターンの第2エレメント第5エレメントを識別する。
手順c)の1)3)と同様の方法を用い,位置検出パターンの最初の14エレメントを合計した幅であるピ
ッチpから,エッジ類似エッジまでの正規化値E1及びE2を得て,位置検出パターンを復号する。E1及
びE2の値が,GS1データバーのタイプ1シンボルの位置検出パターンに対応していることを検証する。
注記 エレメント番号は,外側から内側に割り振られている。左位置検出パターンのエレメント1は,
左位置検出パターンの左に,右位置検出パターンのエレメント1は,右位置検出パターンの右
に位置する(図2を参照)。
b) 位置検出パターンの方向及び明と暗との反転を決定する。位置検出パターンとその向き,及びその先
頭エレメントの色(明又は暗)から,いずれの(n,k)パターン[(16,4)又は(15,4)]が隣接するシンボル
キャラクタとして適切であるかを決定する。
c) 位置検出パターンに隣接する(16,4)構造の各シンボルキャラクタは,次のように復号する。
1) 七つの幅寸法p,e1,e2,e3,e4,e5及びe6を得る(図3)。
図3−復号のために必要な寸法
注記 この図では,最初のエレメントを暗エレメントにしているが,シンボルキャラクタによっては
左右が逆の場合及び/又は明暗が反転する場合もある。
2) 寸法e1,e2,e3,e4,e5及びe6を,これらの寸法の整数モジュール幅(Ei)を表す正規化された値E1,
E2,E3,E4,E5及びE6に変換する。i番目の値は,次の方法を用いる。
1.5p / 16≦ei<2.5p / 16のときEi=2
2.5p / 16≦ei<3.5p / 16のときEi=3
3.5p / 16≦ei<4.5p / 16のときEi=4
4.5p / 16≦ei<5.5p / 16のときEi=5
5.5p / 16≦ei<6.5p / 16のときEi=6
6.5p / 16≦ei<7.5p / 16のときEi=7
――――― [JIS X 0509 pdf 16] ―――――
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X 0509 : 2012 (ISO/IEC 24724 : 2011)
7.5p / 16≦ei<8.5p / 16のときEi=8
8.5p / 16≦ei<9.5p / 16のときEi=9
これ以外の場合,そのキャラクタを誤りとする。
3) の値から,正規化されたエレメント幅を決定する。最後のエレメントは,Eの値から計算するの
ではなく,残りのモジュールを割り当てる。1モジュール未満の幅をもつエレメントがなく,1モジ
ュール幅の偶数番エレメントが少なくとも一つ存在するのを,有効なエレメント幅の唯一の解とす
る。例えば,図3の場合,値E1E6は[{4 3 4 5 5 4}]である。これに対する,可能性のあるエレメント
並びは,次のようになる。
[{4 0 3 1 4 1 3 0}]
[{3 1 2 2 3 2 2 1}]
[{2 2 1 3 2 3 1 2}]
[{1 3 0 4 1 4 0 3}]
注記1 上記の4個のエレメント並びは,仮に,幅0のモジュールまでを許して考えた場合を指
す。
注記2 ここで,先頭のエレメントの幅が1だけ減少すると,他の全ての奇数番エレメントの幅
も1ずつ減少し,逆に全ての偶数番エレメントの幅は1ずつ増加している。この性質は,
どのようなE1E6の値についても成り立つので,偶数番エレメントの幅の最小が1とな
るエレメント並びは,常にただ一つだけとなることが分かる。
この例では,エレメント並び[{3 1 2 2 3 2 2 1}]だけが,この要件を満たすため,このセットが有効
なエレメント並びである。導き出されたエレメント並びが有効でない場合,キャラクタは誤りにな
る。附属書Gに,エレメント並びを復号するアルゴリズムの,C言語での実現方法を示す。そこで
は,まず先頭エレメント幅を1とした暫定的なエレメント幅並びを計算し[この例では[{1 3 0 4 1 4 0
3}]となる。],そのときの偶数番エレメントの幅の最小値(この例では3)から1を減じた値を,偶
数番エレメントからは減じ,奇数番エレメントには加えて,解としている。
4) 附属書Bのプログラムによって,奇数サブセット及び偶数サブセットの値を決める。
5) 奇数サブセット及び偶数サブセットの値から,シンボルキャラクタ値を計算する。
6) チェックサムの計算のために,エレメント幅に重み係数を乗じた値を計算して保存する。
d) 位置検出パターンに隣接する(15,4)構造の各シンボルキャラクタは,次のように復号する。
1) 七つの幅の寸法p,e1,e2,e3,e4,e5及びe6を計算する(図3参照)。
2) 寸法e1,e2,e3,e4,e5及びe6を,これらの寸法の整数モジュール幅(Ei)を表す正規化された値E1,
E2,E3,E4,E5及びE6に変換する。i番目の値は,次の方法を用いる。
1.5p / 15≦ei<2.5p / 15のときEi=2
2.5p / 15≦ei<3.5p / 15のときEi=3
3.5p / 15≦ei<4.5p / 15のときEi=4
4.5p / 15≦ei<5.5p / 15のときEi=5
5.5p / 15≦ei<6.5p / 15のときEi=6
6.5p / 15≦ei<7.5p / 15のときEi=7
7.5p / 15≦ei<8.5p / 15のときEi=8
8.5p / 15≦ei<9.5p / 15のときEi=9
これ以外の場合,そのキャラクタを誤りとする。
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X 0509 : 2012 (ISO/IEC 24724 : 2011)
3) 上記の手順c)の3)6)に従って,(15,4)のシンボルキャラクタ値を計算する。
e) 上記の方法で正規化したエレメント幅によって位置検出パターン値を復号する。
1) 位置検出パターンのエレメントe1,e2,e3,及びe4の合計からpを得る。
2) 寸法e1,e2,e3,及びe4を,これらの寸法の整数モジュール幅(Ei)を表す正規化された値E1,E2,E3,
及びE4に変換する。i番目の値は,次の方法を用いる。
1.5p / 14≦ei<2.5p / 14のときEi=2
2.5p / 14≦ei<3.5p / 14のときEi=3
3.5p / 14≦ei<4.5p / 14のときEi=4
4.5p / 14≦ei<5.5p / 14のときEi=5
5.5p / 14≦ei<6.5p / 14のときEi=6
6.5p / 14≦ei<7.5p / 14のときEi=7
7.5p / 14≦ei<8.5p / 14のときEi=8
8.5p / 14≦ei<9.5p / 14のときEi=9
3) 表4のE1E4から位置検出パターンの値を見つける。
f) 四つのシンボルキャラクタ及び二つの位置検出パターンを全て復号後,二つの位置検出パターン値が
有効な79通りの組合せの中にあることを確認する。シンボルキャラクタに含まれるエレメント幅に重
み係数を乗じた値の総和(5.2.4.2参照)をmod 79で計算した値が,二つの位置検出パターンから計
算した値と一致することを確認する。
g) 四つのシンボルキャラクタから,連結フラグ及び商品識別番号を計算する。
h) さらに,加速度,サンプリング,寸法などに対して,特定の読取装置及び用いようとしているアプリ
ケーション環境を考慮して,適切と考えられる二次検査を実施する。
附属書Hに,GS1データバー標準型向けの実用的なスキャナを設計する上で,読誤りを最小に抑えるた
めに,シンボル復号時に従うことが望ましい追加の留意点を示す。
5.3 特定アプリケーション向けのGS1データバー標準型からの派生型
5.3.1 GS1データバー切詰型
GS1データバー切詰型(図4参照)は,高さを最小13Xに切り詰めることを除いて,GS1データバー標
準型と同じ方法で構造化及び符号化を行う。GS1データバー切詰型は,インジケータディジットが2以上
の場合,GS1データバー限定型の代わりとして小形商品向けに用いてもよい。また,4列の二次元コンポ
ーネントが望ましい場合,GS1合成シンボルの高さを最小にするために用いてもよい。
GS1データバー切詰型は,ペン形スキャナ,手持ち式レーザスキャナ,一次元イメージャ,二次元イメ
ージャなどで読めるように設計している。多方向定置式スキャナ及びプレゼンテーション式スキャナでは,
効率的に読むことができない。
注記 プレゼンテーション式スキャナとは,読む対象物をスキャナの読取窓にかざして読む,多方向
走査方式のバーコードリーダである。
図4−(01)00012345678905を表すGS1データバー切詰型シンボル
このシンボル全体のサイズは,幅96X×最小高さ13Xである。
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X 0509 : 2012 (ISO/IEC 24724 : 2011)
5.3.2 二層型の種類
二層型には,高さを切り詰めた形及び多方向走査が可能な形がある。GS1データバー標準型シンボルの
高さを切り詰め,左右半分ずつを2段に積み重ねたシンボルをGS1データバー二層型シンボルとする。上
段は,シンボルの左半分であり,1Xのバー及び1Xのスペースからなるガードパターンを,段の右側に付
加している。下段は,シンボルの右半分であり,1Xのバー及び1Xのスペースからなるガードパターンを,
段の左側に付加している。GS1データバー標準二層型も類似しているが,段の高さが標準型と同じであり,
さらに,二つの段の間に高さ3モジュールの分離パターンを含んでいる。
5.3.2.1 GS1データバー二層型
切り詰められた2段形式のシンボルをGS1データバー二層型とする(図5参照)。比較のために,図4
と同じデータを符号化したシンボルを図5に示す。
図5−(01)00012345678905を表すGS1データバー二層型シンボル
高さは,上段が5X及び下段が7Xであり,二つの段の間に最小高さ1Xの分離パターンを置いている。
このシンボル全体のサイズは,幅50X×最小高さ13Xである。
分離パターンは,左側にある1モジュール幅のスペースで始まる。
分離モジュールの上下で接する上段モジュール及び下段モジュールの色が同じ場合は,分離モジュール
の色を隣接する上下段のモジュールの反対色にしなければならない。その結果,上下が共にバーセグメン
トの場合は,その間にスペースの分離モジュールが置かれ,上下が共にスペースセグメントの場合は,そ
の間にはバーの分離モジュールが置かれる。
分離モジュールの上下で接する上段モジュール及び下段モジュールの色が異なる場合は,分離モジュー
ルの色をその左側にある分離モジュールの反対色にしなければならない。その結果,上段及び下段が反対
の色になっている領域では,1モジュール幅のバー及びスペースが交互に現れるパターンになる。例外と
して,分離パターンの最初の4モジュール及び最後の4モジュールは,常に明とする。その他のモジュー
ルについては,上下のモジュールの色に基づいて定める(図5参照)。
GS1データバー二層型は,GS1データバー限定型を用いるには幅が狭すぎる小形商品に,GS1データバ
ー限定型の代わりとして用いてもよい。さらに,GS1データバー二層型は,GS1データバー限定型に比べ
てX寸法を大きくできたり,高印刷品質が実現できる場合もある。ただし,GS1データバー限定型又は
GS1データバー切詰型の方が,ペン形スキャナ又は一次元スキャナで容易に走査できるため,X寸法を小
さくせずに印刷できる場合は,2段形式よりもGS1データバー限定型又はGS1データバー切詰型を用いる
のがよい。
GS1データバー二層型は,ペン形スキャナ,手持ち式レーザスキャナ,一次元及び二次元イメージャな
どで読めるように設計している。多方向定置式スキャナ及びプレゼンテーション式スキャナでは,効率的
に読むことができない。
5.3.2.2 GS1データバー標準二層型
高さを切り詰めていないGS1データバー標準型の2段形式をGS1データバー標準二層型(図6参照)
とする。最小高さ1Xの3段で構成する分離パターンで,シンボルの上下段を分離しなければならない。
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X 0509 : 2012 (ISO/IEC 24724 : 2011)
図6−(01)00034567890125を表すGS1データバー標準二層型シンボル
分離パターンの上段の色を,上にあるシンボル段のバー及びスペースの反対の色とする。ただし,両端
並びに位置検出パターンのエレメント1,2,及び3の下にある13モジュールを例外とする。これらの13
モジュールは,隣接する位置検出パターンがバーのとき,その下を明とし,隣接する位置検出パターンが
スペースのとき,その下には暗,明,暗,···を交互に繰り返す。
中段は,両端を除いて,交互に繰り返す明モジュール及び暗モジュールで構成する。
下段を,下にあるシンボル段の反対の色とする。ただし,両端並びに位置検出パターンのエレメント1,
2,及び3(右から左に)の上にある13モジュールを例外とする。これらの13モジュールは,隣接する位
置検出パターンがバーのとき,その上を明とし,隣接する位置検出パターンがスペースのとき,その上は
暗,明,暗,···を(左から右に)交互に繰り返すものとする。位置検出パターンの値が3のとき,その上
にある13モジュールの中の1モジュール幅のバーを1モジュール右にシフトして,位置検出パターンの3
モジュール幅のバーの先頭の上にくるようにする。
分離段の最初の4モジュール及び最後の4モジュールを,常に明とする。その他のモジュールについて
は,上下のモジュールの色に基づいて定める。
各段の高さは最小33Xであり,二つの段の間に高さ3Xの分離パターンを置く。このシンボル全体のサ
イズは,幅50X×最小高さ69Xである。
GS1データバー標準二層型は,異なる縦横比が必要な多方向走査用途向けに,GS1データバー標準型の
代わりに用いることができる。
6 GS1データバー限定型のシンボル要件
6.1 基本特性
GS1データバー限定型は,4 000 000 000 000(4×1012)個の数を符号化することができる一次元シンボ
ル体系である(6.2.3参照)。二次元コンポーネントに連結するためのフラグのほかに,インジケータディ
ジットが“1”及び“0”に設定されたGS1商品識別番号(GTIN)全体を符号化することができる。
注記 商品番号は,チェックディジットを除いて符号化する。
GS1データバー限定型は,ペン形スキャナ,手持ち式レーザスキャナ,一次元イメージャ,二次元イメ
ージャなどのスキャナで読めるように設計している。多方向定置式スキャナ及びプレゼンテーション式ス
キャナでは,効率よく読むことができない。図7に,GS1データバー限定型シンボルを示す。
図7−(01)15012345678907を表すGS1データバー限定型シンボル
――――― [JIS X 0509 pdf 20] ―――――
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JIS X 0509:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 24724:2011(IDT)
JIS X 0509:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.50 : 情報及び通信技術用製図,及び関連技術文書のための図記号
JIS X 0509:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
- JISX0500-1:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第1部:一般
- JISX0500-2:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第2部:光学的読取媒体
- JISX0504:2014
- 自動認識及びデータ取得技術―バーコードシンボル体系仕様―コード128
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- バーコードシンボル-EAN/UPC-基本仕様
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- 自動認識及びデータ取得技術―バーコードシンボル印刷品質の評価仕様―一次元シンボル
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- 情報技術―自動認識及びデータ取得技術―GS1アプリケーション識別子及びASC MH10データ識別子並びにその管理
- JISX9001:1976
- 光学式文字認識のための字形(英数字)