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Z 1600 : 2017
単位 mm
a 口金(任意)。
b 第3の輪帯(ビード)は任意。
c ビード位置寸法[(H5−h4)/2]
注記 図1は,ドラムタイプB及びDの詳細を示している。天ぶたの形状として,凸,平たん又は凹の三つの可能性
があることを示している。Aは,天ぶたにガスケットを装着して,クロージングリング(バンド)で胴体に締
め付けた状態を示す。B及びCは,巻締め形状を示す。Bはラウンドシームの,Cはダブルシームの一例を示
す。Dは,チャイムに覆輪を取り付けた状態を示す。G2及びG3/4は,JIS Z 1604に規定する口金を示す。
図1−ドラムの形状
――――― [JIS Z 1600 pdf 6] ―――――
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Z 1600 : 2017
表1−ドラムの寸法
単位 mm
寸法 説明 ドラムタイプ ドラムタイプ ドラムタイプ ドラムタイプ
(図1 A B C D
参照) 全容量 210 L 216.5 L 210 L 216.5 L 208 L 208 L
(最小) (最小) (最小) (最小) (最小) (最小)
D1 内径 571.5±2 571.5±2 571.5±2 571.5±2 566±2 566±2
D2 輪帯の外径 585 585 596 596 585 585
(最大) (最大) (最大) (最大) (最大) (最大)
D3 底部チャイムの外径 585 585 593 593 585 585
(最大) (最大) (最大) (最大) (最大) (最大)
D4 クロージングリング(バ 585 585 610 610 585 620
ンド)の外径 (最大)a)(最大)a) (最大) (最大) (最大)a) (最大)
H1 ドラムの高さ 878±5 888±5 878±5 888±5 890±5 890±5
H5 天ぶたを外した状態で 868±5 878±5 868±5 878±5 880±5 880±5
の高さ
h2 天ぶたの深さ 天ぶたの深さは,口金,キャップシール又はオーバーシールがクロージングリング
(バンド)の上に突き出ない寸法とする。
h3 フロアとの隙間 4(最小) 4(最小) 4(最小) 4(最小) 4(最小) 4(最小)
h4 ビード間の距離 280±3 280±3 280±3 280±3 300±3 300±3
P1 口金の中心間距離 444 mm±6 mm又は451 mm±1 mm 400 mm±6 mm
P2 天ぶたから約50 mmの 72±3 72±3 72±3 72±3 94±3 94±3
深さで測定した,胴体外
側に対するG2(50 mm)
口金の位置
全容量は,附属書Aに従って測定したとき,表1のとおりとする。
口金は任意である。JIS Z 1604に規定するG2ねじ付きの口金の挿入は,その中心線が可能な限り垂直になるように
する。
注記1 提示した四つのドラムタイプのうち,A及びCの外側寸法は,ISO 668に規定するISOコンテナ内に4個の
ドラムを並べて積むのに最適である。
注記2 ドラムタイプA及びCの場合,直径D4は,天ぶた構造を改造して得られる。一般的に用いられる手法は,次
の二つである。
a) ドラムの縮小。それによってクロージングシステム(カール,天ぶた及びクロージングリング)が,ド
ラムタイプB及びDに用いられているのと同じ寸法を維持するようにする。この場合,ドラムの縮小さ
れた天ぶた部分で必要となる内径は,Aが約545 mm,Cが約536 mmである。
b) クロージングシステム(カール,天ぶた及びクロージングリング)の変更。内径をドラムタイプAで571.5
mm,ドラムタイプCで566 mmに維持しながら,全外径を585 mm以内に保つようにする。
注a) クロージングリング(バンド)の外径は通常最大585 mmでなければならないが,リングのレバー断面又はボル
ト断面で測定した場合には,やや大きくてもよい。
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Z 1600 : 2017
表2−ドラム使用鋼板の種類及び質量
種類 板厚 mm 質量 kg
天ぶた及び地板 胴体 (最小)
H級 1.6 1.6 27.0
M級 1.2 1.2 20.0
LM級 1.2 1.0 17.5
L級 1.0 1.0 16.7
ステンレスドラムのH級の板厚は,1.5 mm,質量(最小)は25.0
kgとする。質量は天ぶた用ガスケット,クロージングリング(バン
ド)などの附属品を除いたものとする。
5 材料
5.1 鋼板
胴体,天ぶた及び地板は,JIS G 3131に規定する熱間圧延軟鋼板及び鋼帯,JIS G 3141に規定する冷間
圧延鋼板及び鋼帯若しくは表3に規定する鋼板,又はこれらと同等以上の品質をもつ鋼板を用いる。また,
これよりも強度の大きな鋼板を用いてもよい。
表3−鋼板
規格番号 規格名称
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3313 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
5.2 クロージングリング(バンド)
クロージングリング(バンド)は,JIS G 3131に規定する熱間圧延軟鋼板及び鋼帯,JIS G 3141に規定
する冷間圧延鋼板及び鋼帯又は表3に規定する鋼板を用いる。ただし,板厚は1.6 mm以上とする。
ボルトを用いる場合は,JIS G 3505に規定する線材若しくはJIS G 3101に規定する棒鋼又はこれらと同
等以上の品質のもので,その直径は9.5 mm以上とする。
5.3 口金
口金フランジは金属製で,口金プラグは金属製又はプラスチック製のものを用いる。
6 品質
6.1 外観
外観は,附属書JAによって試験したとき,ドラムは,巻締め及び溶接が良好で,内外面は平滑で,き
ず,さび,有害な酸化被膜,ばり,その他使用上有害な欠点があってはならない。
6.2 性能
6.2.1 気密性
気密性は,附属書JAによって試験したとき,漏れ,連続的な気泡の発生又は圧力低下があってはなら
ない。
6.2.2 積重ね強度
積重ね強度は,附属書JAによって試験したとき,次の規定を満足しなければならない。
a) 漏れがあってはならない。
b) 輸送の安全性に悪影響を及ぼすおそれがある変質,及び容器の強度の低下又は積重ねの安全性を損な
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Z 1600 : 2017
うおそれがある変形があってはならない。
7 構造
構造は,次による。
a) 胴体,天ぶた及び地板は,使用目的によって適切な厚みの鋼板で構成する(表2参照)。
b) 胴体の縦方向の継目は,溶接する。
c) 胴体及び地板は,巻締め用充剤を使用し,図1に示すB又はCに示すような巻締めを行うか,又は
その他の接合法(例えば,溶接)によって永久的に固定する。また,チャイムに補強のため,Dに示
すような覆輪を取り付けてもよい。
d) 胴体に拡張又はロール加工された二つの輪帯(ビード)の位置は,図1に示すとおりとする。図示し
たもの以外の輪帯の構造でも差し支えない。また,胴体を第3の輪帯(ビード),又はコルゲート(小
波)で補強してもよい。
注記 好ましいドラムタイプは,輪帯が二つだけのドラムである。
e) 天ぶたには,適切な材質のガスケットを取り付ける。
f) クロージングリング(バンド)の構造は,ドラムの気密性が損なわれないようなものとする。
g) 天ぶたに口金を追加して取り付ける場合は,次による。
1) 各口金は天ぶたに,図1に示すとおり正反対の位置に付ける。
2) 口金は,受渡当事者間の協定による場合を除き,JIS Z 1604の規定によるものを用いる。
3) 口金フランジが本質的に漏れ止めでない限り,口金フランジにはフランジガスケット又はその他の
シーリングエレメントを使用する。
4) 金属製又はプラスチック製の口金プラグには,適切な材料のプラグガスケットを取り付ける。
5) 天ぶたに圧入後の口金フランジは,JIS Z 1604に規定するドラムに圧入後のフランジ部検査用ゲー
ジが支障なく通らなければならない。
8 仕上げ
仕上げは,次による。
a) 内部及び外部の外観並びに仕上げの仕様は,受渡当事者間の協定による。
b) 胴体,天ぶた及び地板並びに口金,クロージングリング(バンド)及び天ぶた用ガスケットに使用す
る材料が,輸送しようとする内容物と本質的に相性がよくない場合には,適切な内部保護塗装又は処
理を施す。これらの塗装及び処理は,通常の輸送条件下で保護特性が維持できなければならない。
9 表示
ドラムの地板には,容易に消えない方法で附属書JBに規定した表示を行う。
10 名称
この規格の全ての要求事項に適合したドラムの名称は,次の例による。
鋼製オープンヘッドドラムJIS Z 1600−全容量TC−ドラムタイプ
例1 鋼製オープンヘッドドラムJIS Z 1600−216.5TC−A
例2 鋼製オープンヘッドドラムJIS Z 1600−210TC−B
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Z 1600 : 2017
例3 鋼製オープンヘッドドラムJIS Z 1600−208TC−C
例4 鋼製オープンヘッドドラムJIS Z 1600−208TC−D
――――― [JIS Z 1600 pdf 10] ―――――
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JIS Z 1600:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15750-1:2002(MOD)
JIS Z 1600:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 55 : 包装及び物流 > 55.140 : バレル.ドラム.キャニスタ
JIS Z 1600:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3302:2019
- 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3313:2015
- 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3313:2021
- 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3505:2017
- 軟鋼線材
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISZ1604:2017
- 鋼製ドラム用口金