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b) 注文品 注文品の長さ及び幅は,受渡当事者間の協定によって定めるものとする。ただし,7.2によっ
て試験したとき,厚さ及び寸法の許容差は,表6による。
表5−長さ及び幅の寸法
長さ 幅 mm
mm 450 600 900 910 1 000 1 210
910 ○ − − − − −
1 820 − − ○ ○ − −
2 000 − − − − ○ −
2 420 − ○ ○ ○ − ○
2 730 − − ○ ○ − −
3 030 − − ○ ○ ○ −
○ : 該当 − : 該当外
表6−寸法の許容差
単位 mm
厚さ 許容差
内装用 外装用
厚さ 長さ及び幅 厚さ 長さ及び幅
6 ±0.3 0−3 ±0.6 0−3
9 ±0.5 ±0.9
6 組成
パルプセメント板は,セメント,パルプ,パーライト,無機質混合材料及び無機質繊維材料を主原料と
し,防水剤,硬化剤などの混和材料を加えてもよい。
7 試験
7.1 試験体
試験体は,表7に示す大きさで,原板のほぼ中央部から採取する。
表7−試験体の大きさ
単位 mm
試験の名称 試験体の大きさ
寸法測定試験 全形
直角度試験 全形
含水率試験 100×100
かさ密度試験 100×100
曲げ試験 500 a)×400(3号試験片)
衝撃試験 300×300
吸水長さ変化試験 160 a)×40
難燃性試験 220×220
発熱性試験 99×99
汚染試験 100×100
変退色試験 150×50
引っかき試験 50×50
注a) 500 mm及び160 mmは抄造方向にとる。
――――― [JIS A 5414 pdf 6] ―――――
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7.2 寸法測定試験
厚さの測定は,試験体の周辺から20 mm以上内側の四隅を,JIS B 7503に規定するダイヤルゲージなど
の1/20 mm以上の精度をもつ測定器で測り,平均値を四捨五入して小数点一桁で示す。この場合,測定器
の試験体に接する部分は,直径6 mm以上の円とする。長さ及び幅の測定は,試験体を平らな台の上に置
き,長さ及び幅それぞれ1か所を,JIS B 7512に規定する目量が1 mmの1級コンベックスルール又はJIS
B 7516に規定する目量が1 mmの1級金属製直尺を用いて測定し,整数で示す。
7.3 直角度試験
試験体を平らな台の上に置き,図1に示すように四隅のうちの対角の2か所にJIS B 7526に規定する平
形直角定規1級の呼び1 000の直角定規を当てる。角から1 000 mmの箇所での定規と試験体との間に生じ
る隙間を,JIS B 7512に規定する目量が1 mmの1級コンベックスルール又はJIS B 7516に規定する目量
が1 mmの1級金属製直尺を用いて測定する。その距離を1 m当たりに換算して平均値をmm単位の整数
で示す。
なお,試験体の辺長(l)が1 000 mm未満の場合は,辺長の端部において隙間(δ1)を測定し,次の式
によって換算する。
1 000 1
l
ここに, δ : 換算による隙間(mm)
l : 試験体の辺長(mm)
δ1 : 辺長の端部における隙間(mm)
単位 mm
辺長(l)が1 000 mm以上のとき 辺長(l)が1 000 mm未満のとき
図1−直角度の測定
7.4 含水率試験
試験体を採取したときの質量を試験時の質量(W1)とする。次に,この試験体を約105 ℃に調整したか
くはん機付き空気乾燥器に入れ,24時間乾燥した後取り出して,JIS K 8123に規定する塩化カルシウム又
はJIS K 1464に規定する品質に適合するシリカゲルで調湿したデシケーターに入れて常温まで冷却して量
ったときの質量を乾燥時の質量(W0)とする。この場合,質量は0.1 g単位で測定する。
含水率は,次の式によって算出し,四捨五入によって整数で示す。
――――― [JIS A 5414 pdf 7] ―――――
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W1 W0
100
W0
ここに, μ : 含水率(%)
W0 : 乾燥時の質量(g)
W1 : 試験時の質量(g)
7.5 かさ密度試験
試験体は7.4と同一のものを用い,図2に示す測定箇所の長さ及び幅を,JIS B 7507に規定するノギス
で測定し,平均値を四捨五入してmm単位の小数点一桁で示し試験体の長さ及び幅とし,同様に図に示す
測定箇所の厚さを,JIS B 7503に規定するダイヤルゲージなどの1/20 mm以上の精度をもつ測定器で測り,
平均値を四捨五入してmm単位の小数点一桁で示して試験体の厚さとする。この場合,測定器の試験体に
接する部分は,直径6 mm以上の円とする。試験体の長さ,幅及び厚さから計算によって体積V0を求め,
四捨五入によって0.1 g/cm3の単位で示す。
単位 mm
長さの測定箇所 : AA' 及びBB' の2か所とする。
幅の測定箇所 : CC' 及びDD' の2か所とする。
厚さの測定箇所 : ○印の4か所とする。
図2−測定箇所
かさ密度は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点一桁で示す。
なお,W0は7.4で量った質量とする。
W0
V0
ここに, ρ : かさ密度(g/cm3)
W0 : 乾燥時の質量(g)
V0 : 体積(cm3)
7.6 曲げ試験
試験は,JIS A 1408によって試験し,曲げ破壊荷重を求める。また,化粧板においては,化粧面を上に
して載荷し,表3に示す曲げ破壊荷重を加えたとき,化粧層の離の有無を観察する。
7.7 衝撃試験
JIS A 1408に規定する砂上全面支持方法によって,表面を上にして水平に保持した試験体の中央部に,
球形おもりW2−500を,厚さ6 mmの試験体では60 cm,9 mmの試験体では100 cmの高さから自由落下
させ,亀裂1),離,貫通孔及び割れの状態を,60 cm離れたところから目視によって観察するとともに,
――――― [JIS A 5414 pdf 8] ―――――
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くぼみの直径を測定する。くぼみの直径は,JIS B 7512に規定する目量が1 mmの1級コンベックスルー
ル,JIS B 7516に規定する目量が1 mmの1級金属製直尺又はJIS B 7507に規定するノギスを用いて,く
ぼみのほぼ中心を通って互いに直交する2か所を測定し,平均を整数で示す。
注1) 球形おもりの落下点の裏面凸部を形成する円周以外に成長した亀裂をいう。
7.8 吸水長さ変化試験
試験体をかくはん機付き空気乾燥器に入れ,その温度を60±3 ℃に保ち,24時間経過した後取り出して
JIS K 8123に規定する塩化カルシウム又はJIS K 1464に規定する品質に適合するシリカゲルで調湿したデ
シケーターに入れ,20±3℃まで冷却する。その後,直ちに図3に示すように試験体の標線間距離が約140
mmになるように標線を刻む。その後,JIS A 1129-1に規定するコンパレータを用いて標線間の長さを測定
し,それを基長l1とする。次に,試験体の長手方向を水平にこば立てとし,その上端が水面下約3 cmとな
るように保持して,20±3 ℃の水中に浸せきする。24時間経過した後,試験体を水中から取り出して,湿
布で表面に付着している水を拭き取り,再び標線間の長さl2を測る。
吸水による長さ変化率は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点二桁で示す。
l2 l1
λ 100
l1
ここに, λ : 吸水長さ変化率(%)
l1 : 標線間の基長(mm)
l2 : 水中浸せき後の標線間の長さ(mm)
単位 mm
標線を示す箇所には,試験体を乾燥させる前に乳色ガラスをエポキシ樹脂接着剤などで貼り付ける。
図3−試験片の標線間距離
7.9 難燃性試験又は発熱性試験
難燃性試験は,JIS A 1321によって行い,発熱性試験は附属書Aの規定によって行う。
7.10 赤クレヨンによる汚染試験
試験体を水平に固定し,試験体の化粧面の試験箇所に2 cm×4 cmの打抜き開口部をもつ板を当て,その
開口部を均等にJIS S 6026に規定する赤クレヨンを用いて化粧面が見えなくなるまで塗りつぶし,2時間
放置した後,JIS K 3370に規定する台所用合成洗剤又はJIS K 8594に規定する石油ベンジンを布又はナイ
ロンブラシに含ませて,化粧層をいためないように拭き取り,JIS L 0805に規定する汚染用グレースケー
ルを用いて汚染試験前後の試験体で比較する。
7.11 変退色試験
変退色試験は,JIS A 1415の6.2に規定するオープンフレームカーボンアークランプによる暴露試験方
法のWS-B法によってカーボンアーク灯光の照射を200時間行う。この場合,散水は行わない。
――――― [JIS A 5414 pdf 9] ―――――
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カーボンアーク灯光で照射する時間は,毎回20時間とし,照射した試験体は,照射後2時間以上JIS Z
8703に規定する常温・常湿の暗所に静置する。試験体の観察は,JIS L 0804に規定する変退色用グレース
ケールを用いて約24時間ごとに比較して行う。ただし,カーボンアーク灯光の照射時間が200時間以前に
おいて,変退色が34号に達した場合は,試験を打ち切る。
基準の試験体は,カーボンアーク灯光を照射しないもので,比較測定時まで照射した試験体と同じ暗所
に静置しておく。
7.12 引っかき試験
引っかき試験は,マルテンス形引っかき硬度計の球径3 mmのものを用い,硬度計の荷重は4.9 Nとし,
試験体の表面を上にして,縦・横方向に約30 mm滑らせる。これを縦・横方向とも3か所について行い,
その後,試験体を約60 cm離れた位置から目視によって観察する。
8 検査
検査は,合理的な抜取検査方法によって試験を行い,いずれの試験体も箇条4及び箇条5の規定に適合
したものを合格とする。ただし,耐衝撃性,吸水長さ変化,難燃性又は発熱性,赤クレヨンによる耐汚染
性,耐変退色性及び耐引っかき性の検査は,新規設計,設計変更又は技術的生産条件が変更された場合に
行う。
なお,出荷時の含水率は,12 %以下とする。
9 製品の呼び方
製品の呼び方は,表8による。
表8−製品の呼び方
種類の記号 製品の呼び方
0.9I 0.9普通パルプセメント板(内装用)
0.9E 0.9普通パルプセメント板(外装用)
0.9ID 0.9化粧パルプセメント板(内装用)
0.9ED 0.9化粧パルプセメント板(外装用)
1.1I 1.1普通パルプセメント板(内装用)
1.1E 1.1普通パルプセメント板(外装用)
1.1ID 1.1化粧パルプセメント板(内装用)
1.1ED 1.1化粧パルプセメント板(外装用)
10 表示
製品には,次の事項を表示しなければならない。ただし,e) 及びf) については送り状又はその他適切
な方法でもよい。
a) 日本工業規格(日本産業規格)番号
b) 製造業者名及び工場名,又はこれらの略号
c) 製造年月日又はその略号
d) 種類の記号又は製品の呼び方
e) 寸法(厚さ×幅×長さ)
f) 難燃性又は発熱性の等級
――――― [JIS A 5414 pdf 10] ―――――
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JIS A 5414:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.10 : セメント.せっこう.石灰.モルタル
JIS A 5414:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1129-1:2010
- モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第1部:コンパレータ方法
- JISA1321:1994
- 建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法
- JISA1408:2017
- 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法
- JISA1415:2013
- 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISK1464:1962
- 工業用乾燥剤
- JISK3370:2019
- 台所用合成洗剤
- JISK8123:2018
- 塩化カルシウム(試薬)
- JISK8594:2015
- 石油ベンジン(試薬)
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール
- JISL0805:2005
- 汚染用グレースケール
- JISS6026:2007
- クレヨン及びパス
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態