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B 2801-1996
参考1図4 使用禁止の具体例
――――― [JIS B 2801 pdf 26] ―――――
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B 2801-1996
参考2 シャックルの点検基準
この参考は,シャックルの点検基準について記述するものであり,本体の規定に関連する事柄を補足す
るもので,規定の一部ではない。
1. 点検の種類
(1) 使用中の点検としては,作業開始前点検,毎月1回以上の月例点検を実施する。
(2) シャックルは,定期的に目視点検,又は探傷を行いきずの有無を点検する。
2. 点検箇所はシャックル本体,ボルト・ナット及び全体形状とする。
3. 作業開始前の点検項目
(1) 目視して明らかに変形していないか(本体・ピン・ボルト)シャックル本体の変形によって,ボルト・
ナット若しくはアイボルトが完全に装着できず,割りピンが取り付けられないものはないか。
(2) きずの有無
(3) ボルトのねじ山がつぶれて,装着しにくいものはないか。
(4) 等級,使用荷重などが確認できているか。
(5) シャックル本体とボルト・ナット及びピンが正規のものか,確認する。
4. 月例の点検項目
(1) 本体の点検は,参考2図1に示す部分の寸法が元の寸法と比較して,永久変形が生じているものは使
用してはならない。
参考2図1 本体寸法測定部
(2) ボルト及びナット取付部が参考2図2に示す,すきま 堰 ット及び割りピンが完全に装着でき
ないものは,使用してはならない。
――――― [JIS B 2801 pdf 27] ―――――
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B 2801-1996
参考2図2 シャックルの変形(一例)
(3) 当たりきず,溝状の深い切りきず・亀裂がないか点検し,疑わしいものは,JIS G 0565又はJIS Z 2343
によって探きずなどを行って点検し,有害なきずが見つかったものは使用してはならない。
(4) シャックル本体が5%以上摩耗したものは使用してはならない。
また,ボルト穴にボルトを入れて著しいガタがあったり,ねじのつぶれによって装着しにくいもの
は,使用してはならない。
(5) 目視してボルトが摩耗していないか点検し,摩耗の著しいものは,ノギスなどで測定し,元の寸法と
比較して,摩耗率5%以上のものを使用してはならない。
(6) アークストライクの有無を点検して,アークストライクのあるものは使用してはならない。
(7) 目視,又はハンマーで軽くたたき,さびがないかを点検し,使用上有害なさびなどがある場合には,
使用してはならない。
(8) 等級,使用荷重の表示が明りょうか,確かめる。
5. 探傷を実施したシャックルについては,管理台帳を作成し,検査日,場所,検査結果を記録すること。
6. 月例点検の結果,合格品に対しては,参考2表1のように識別表示を行うこと。
参考2表1 識別表示の例
例
点検月 識別の色彩
1, 4, 7, 10 白色
2, 5, 8, 11 黄色
3, 6, 9, 12 緑色
7. 点検記録用紙の一例を参考2表2に示す。
――――― [JIS B 2801 pdf 28] ―――――
参考2表2
B2 801-
19
2
9
9
6
――――― [JIS B 2801 pdf 29] ―――――
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B 2801-1996
シャックルJIS改正原案作成委員会の構成表
氏名 所属
(委員長) ○ 金 武 典 夫 金属技術研究所
藤 野 達 夫 通商産業省機械情報産業局
前 川 武 也 工業技術院標準部
露 木 保 労働省労働基準局安全衛生部
中 西 忠 雄 防衛庁装備局
加 山 英 男 財団法人日本規格協会
梁 瀬 仁 社団法人日本パレット協会
福 田 侑 二 社団法人日本クレーン協会
木 田 宏 財団法人日本船舶標準協会
本 橋 憲 二 日本鋼管株式会社
腰 越 勝 輝 大成建設株式会社
生 形 覚 社団法人自動車技術会(日産ディーゼル株式会社)
岡 崎 克 行 石川島播磨重工業株式会社
○ 小 島 康 弘 株式会社キトー
○ 松 本 邦 夫 株式会社日立製作所
相 馬 庸 三 日本通運株式会社
○ 津 田 和 則 象印チエンブロック株式会社
○ 羽 田 年 幸 関西工業株式会社
○ 山 近 清 大洋製器工業株式会社
○ 川 島 利 広 イーグル・クランプ株式会社
○ 鍋 谷 純 一 昭和機械商事株式会社
○ 村 上 一 雄 豊鐵工株式会社
(事務局) ○ 加 藤 宏 社団法人日本産業機械工業会
備考 ○印は、分科会委員を兼ねる。
JIS B 2801:1996の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2415:1987(NEQ)
JIS B 2801:1996の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 2801:1996の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0148:2006
- 巻上機―用語
- JISB0205:1997
- メートル並目ねじ
- JISB0207:1982
- メートル細目ねじ
- JISB0209:1997
- メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISB0211:1997
- メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISB0251:2008
- メートルねじ用限界ゲージ
- JISB0252:1996
- メートル細目ねじ用限界ゲージ
- JISB1181:2014
- 六角ナット
- JISB1351:1987
- 割りピン
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3505:2017
- 軟鋼線材
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4105:1979
- クロムモリブデン鋼鋼材
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISH0401:2013
- 溶融亜鉛めっき試験方法
- JISZ2243:2008
- ブリネル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ8601:1954
- 標準数