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JIS B 4140:2006 規格概要
この規格 B4140は、焼入れ鋼などの金属材料,超硬合金,サーメット,半導体材料,セラミックス,ガラス,カーボン,ゴム・プラスチック,FRPなどを総形研削,内面研削,ジグ研削,その他の研削,スライシング,ダイシング,溝入れ,切断,ポリシングパッドのコンディショニングなどに用いるダイヤモンド又はCBN電着工具について規定。
JISB4140 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4140
- 規格名称
- ダイヤモンド/CBN工具―ダイヤモンド又はCBN電着工具
- 規格名称英語訳
- Diamond/CBN products -- Diamond or CBN electroplated tools
- 制定年月日
- 1997年11月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1997-11-20 制定日, 2006-06-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS B 4140:2006 PDF [23]
B 4140 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,ダイヤモンド工業
協会(IDA-J)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 4140:1997は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 4140 pdf 1] ―――――
B 4140 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 種類及び等級・・・・[3]
- 4.1 用途による種類・・・・[3]
- 4.2 と(砥)粒による種類・・・・[3]
- 4.3 と(砥)粒の積層状態及び電着工具による種類・・・・[3]
- 4.4 等級・・・・[4]
- 5. 品質・・・・[4]
- 5.1 台金・・・・[4]
- 5.2 と(砥)粒層・・・・[4]
- 5.3 安全性・・・・[4]
- 6. 形状及び寸法・・・・[4]
- 6.1 一般・・・・[4]
- 6.2 研削ホイール・・・・[4]
- 6.3 研削ホイール,軸付きホイール及び基板付きブレードの外径Dの許容差・・・・[8]
- 6.4 ID(内周刃)ブレード・・・・[9]
- 6.5 外周刃切断用・・・・[11]
- 6.6 パッドコンディショナ・・・・[14]
- 7. 試験方法・・・・[15]
- 7.1 外観・・・・[15]
- 7.2 寸法の測定・・・・[15]
- 7.3 振れの測定・・・・[17]
- 8. 検査・・・・[18]
- 8.1 形状及び寸法・・・・[18]
- 8.2 外観・・・・[18]
- 8.3 振れ・・・・[18]
- 9. 製品の表示・・・・[19]
- 10. 取扱い上の注意事項・・・・[20]
――――― [JIS B 4140 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4140 : 2006
ダイヤモンド/CBN工具−ダイヤモンド又はCBN電着工具
Diamond/CBN products−Diamond or CBN electroplated tools
1. 適用範囲
この規格は,焼入れ鋼などの金属材料,超硬合金,サーメット,半導体材料,セラミック
ス,ガラス,カーボン,ゴム・プラスチック,FRPなどを総形研削,内面研削,ジグ研削,その他の研削,
スライシング,ダイシング,溝入れ,切断, ポリシングパッドのコンディショニングなどに用いるダイヤ
モンド又はCBN電着工具(以下,電着工具という。)について規定する。ただし,歯科用に用いるものに
は適用しない。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式―第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS B 4130 ダイヤモンド/CBN工具─ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒の粒度
JIS B 4131 ダイヤモンド/CBN工具─ダイヤモンド又はCBNホイール
JIS B 4142 ダイヤモンド/CBN工具−安全性要求事項
JIS B 7153 測定顕微鏡
JIS B 7420 限界プレーンゲージ
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4313 ばね用ステンレス鋼帯
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS H 4040 アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 4131によるほか,次による。
a) 電着工具 所要の形状に加工された鋼,超硬合金,アルミニウム,アルミニウム合金などの台金の表
面に,電気めっき法及び/又は化学めっき法によってダイヤモンド又はCBNのと(砥)粒を保持し,
固定した工具。
なお,台金を取り除いたものもある。
――――― [JIS B 4140 pdf 3] ―――――
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B 4140 : 2006
b) 電気めっき法 電解液中で台金を陰極,ニッケル板を陽極にして液中で両極間に適切な電流を通じ,
台金表面にニッケル層を析出させることによって,と(砥)粒を保持し,固定する電着工具の製造方
法。
c) 化学めっき法 めっき液中に含まれる還元剤によってニッケルイオンを還元析出させることによって,
と(砥)粒を保持し,固定する電着工具の製造方法。無電解めっき法ともいう。
d) 研削ホイール 所要の形状に加工された台金の外周,側面などにと(砥)粒を固定した研削用のホイ
ール。平形ホイール,総形ホイール,カップ形ホイール及び軸付きホイールがある。
e) 平形ホイール 円盤状の台金の外周にダイヤモンド又はCBNと(砥)粒層を取り付けた研削加工用
ホイール。ストレートホイールともいう。
f) 総形ホイール 工作物の仕上がり形状に対応した直線,円弧,曲線,角度又はこれらの組合せででき
る形状に整えたホイール。
g) カップ形ホイール ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒層をもつカップ形の研削加工用ホイールの総
称。
h) 軸付きホイール 機械の回転軸に取り付けるための軸部をもつホイール。内面研削盤,ジグ研削盤,
ポータブルグラインダーなどに取り付けて使用する。内面研削加工に用いるものは,インターナルホ
イールともいう。
i) ID(内周刃)ブレード ステンレス鋼薄板をドーナツ状に成形した台金の内周部にと(砥)粒を固定
した,内周形の切断用ブレード。
j) ハブ付きブレード アルミニウム合金製ハブの側面外周部にと(砥)粒層を設けた,精密切断や溝入
れ用のブレード。
k) リング形ブレード 全面がと(砥)粒層で形成された,台金のない精密な切断又は溝入れ用のブレー
ド。オールブレードタイプともいう。
l) 基板付きブレード ドーナツ状薄板基板の外周及び側面の一部にと(砥)粒を固定した,切断又は溝
入れ用のブレード。電着カッタともいう。
m) パッドコンディショナ CMP(ケミカル・メカニカル・ポリッシング),その他のポリッシングなど
に用いられるポリウレタン製などの研磨パッドの表面をコンディショニングするための工具。パッド
ドレッサ,CMPドレッサ,CMPコンディショナなどと呼ぶこともある。
n) 輪郭度公差 研削ホイールのと(砥)粒層作用面の形状精度。通常はレプリカ法の輪郭度で表す。
o) 台金 と(砥)粒を固定する金属製母材。電着工具の形状によってはボディ,コア,基板,軸,シャ
ンク,マンドレルともいう。
p) 単層電着工具 台金にと(砥)粒を1層だけ保持し,固定した電着工具。
q) 多層電着工具 台金にと(砥)粒を2層以上保持し,固定した電着工具。
r) 振れの測定面 と(砥)粒層の振れを代替して測定するための台金の部位。
s) こぶ 電着部に発生する突起状のめっき金属。ノジュールともいう。
t) オーバーハング 軸付きホイールを機械に装着したときに取付面から露出している軸部の長さ[と
(砥)粒層を含まない]。
u) 再電着 使用済みの電着工具から,と(砥)粒層を除去した台金を再利用して電着工具を製作するこ
と。
――――― [JIS B 4140 pdf 4] ―――――
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B 4140 : 2006
4. 種類及び等級
4.1 用途による種類
電着工具の用途による種類は,表1による。
表 1 用途の区分及び種類
区分 種類 台金の有無
平形ホイール
総形ホイール
研削ホイール 有
カップ形ホイール
軸付きホイール
内周刃切断用 ID(内周刃)ブレード 有
ハブ付きブレード 有
外周刃切断用 リング形ブレード 無
基板付きブレード 有
パッドコンディショナ パッドコンディショナ 有
4.2 と(砥)粒による種類
と(砥)粒による種類は,表2による。
表 2 と(砥)粒の種類
と(砥)粒の種類 記号
ダイヤモンド 天然ダイヤモンド D
合成ダイヤモンド SD
CBN 立方晶窒化ほう素 BN
4.3 と(砥)粒の積層状態及び電着工具による種類
と(砥)粒の積層状態及び電着工具による種類は,
表3による。
表 3 と(砥)粒の積層状態及び電着工具の種類
と(砥)粒の積
層状態
電着工具 区分 単層電着工具 多層電着工具
の区分及 ID(内周刃)ブレード
研削ホイール,基板付きブレ ハブ付きブレード,
種類
び種類 ード,パッドコンディショナ リング形ブレード
――――― [JIS B 4140 pdf 5] ―――――
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JIS B 4140:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4140:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB4130:1998
- ダイヤモンド/CBN工具―ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒の粒度
- JISB4131:1998
- ダイヤモンド/CBN工具―ダイヤモンド又はCBNホイール
- JISB4142:2002
- ダイヤモンド/CBN工具―安全性要求事項
- JISB4142:2021
- ダイヤモンド/CBN工具―安全性要求事項
- JISB7153:1995
- 測定顕微鏡
- JISB7420:1997
- 限界プレーンゲージ
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4313:2011
- ばね用ステンレス鋼帯
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材
- JISH4040:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線