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4
B 4313 : 2008
2.5
2
1.6
1.25 全長 L (mm)
1 1000
800
0.8 630
0.63 500
振 400
れ 0.5 315
の 0.4
250
公 200
0.315 160
差値 125
0.25 100
80
0.2
tr 63
0.16 50
(mm) 40
0.125 31.5
25
0.1
20
0.08
0.063
0.05
0.04
2 2.5 3.15 45 6.3 8 10 12.5 16 20 25 31.5 40 50 63 80 100
直径 D (mm)
図1−並級の振れの公差(計算例)
6.6 長さ
全長及び溝長の許容差は,JIS B 0405に規定する極粗級(記号v)とする。
6.7 心厚
心厚の最小値は,式(2)及び図2による。また,ウェブテーパを付けてもよい。
W=0.195×D 0.825 (2)
ここに, D : ドリルの直径(mm)
W : 心厚の最小値(mm)
――――― [JIS B 4313 pdf 6] ―――――
5
B 4313 : 2008
8
6.3
5
4
3.15
2.5
心 2
厚
1.6
1.25
W
1
(mm)
0.8
0.63
0.5
0.4
0.315
0.25
0.2
5 6.3 8 10 12.5 16 20 25 31.5 40 50 63 80
1 1.25 1.6 2 2.5 3.15 4
直径 D (mm)
図2−心厚の最小値
6.8 ウェブの振り分け
ウェブの振り分けは,9.1の測定を行ったとき,次の事項を満足しなければならない。
a) 精級 精級のウェブの振り分けの公差は,表2による。
表2−精級のウェブの振り分けの公差
単位 mm
項目 直径 D 公差
ウェブの振り分け 0.20以上 0.49以下 −a)
Dw 0.49を超え0.99以下 0.04
0.99を超え1.99以下 0.06
1.99を超え 3.0 以下 0.08
3.0 を超え6.0 以下 0.10
6.0 を超え 32.0 以下 0.20
注a) −はウェブの振り分けの公差を規定しない。
b) 並級 並級のウェブの振り分けの公差は,式(3)及び図3による。
Dw=0.081×D 0.538 (3)
ここに, D : ドリルの直径(mm)
Dw : ウェブの振り分けの公差(mm)
――――― [JIS B 4313 pdf 7] ―――――
6
B 4313 : 2008
2
1.6
1.25
ウ 1
ェ 0.8
ブ
の 0.63
振り 0.5
0.4
分
けの 0.315
0.25
公
差 0.2
0.16
Dw
0.125
(mm)
0.1
0.08
0.063
0.05
5 6.3 8 10 12.5 16 20 25 31.5 40 50 63 80 100
1 1.25 1.6 2 2.5 3.15 4
直径 D (mm)
図3−並級のウェブの振り分けの公差
6.9 マージン幅
リーディングエッジに直角に測定したマージン幅は,図4による。また,1本のドリルにおけるマージ
ン幅の相互差は,図4に示す上限値と下限値との差の1/3を超えてはならない。すなわち,1本のドリル
におけるマージン幅の複数の測定値は,次の条件式を満たさなければならない。
図 4に示す上限値−図 4に示す下限値
測定値の最大値−測定値の最小値 ≦
3
――――― [JIS B 4313 pdf 8] ―――――
7
B 4313 : 2008
図4−マージン幅の許容差
6.10 リップハイト
リップハイトの公差は,9.1の測定を行ったとき,表3による。
表3−リップハイトの公差
単位 mm
項目 直径 D 公差
精級 並級
リップハイト th 0.20 以上 0.99 以下 −a) −a)
0.99 を超え 1.99 以下 0.03 0.04
1.99 を超え 3.0 以下 0.03 0.05
3.0 を超え 6.0 以下 0.04 0.06
6.0 を超え 10.0 以下 0.05 0.08
10.0 を超え18.0 以下 0.06 0.10
18.0 を超え32.0 以下 0.08 0.12
32.0 を超え50.0 以下 −a) 0.15
50.0 を超え 106.0
以下 −a) 0.20
注a) −はリップハイトの公差を規定しない。
6.11 チゼルエッジの偏心
チゼルエッジの偏心の公差は,9.1の測定を行ったとき表4による。
――――― [JIS B 4313 pdf 9] ―――――
8
B 4313 : 2008
表4−チゼルエッジの偏心の公差
単位 mm
項目 直径 D 公差
精級 並級
チゼルエッジの偏心 tc 0.20 以上 0.49 以下 −a) −a)
0.49 を超え 1.99 以下 0.02 −a)
1.99 を超え 3.0 以下 0.02 0.04
3.0 を超え 10.0 以下 0.03 0.05
10.0 を超え18.0 以下 0.04 0.08
18.0 を超え32.0 以下 0.06 0.12
32.0 を超え75.0 以下 −a) 0.15
75.0 を超え 106.0
以下 −a) 0.20
注a) はチゼルエッジの偏心の公差を規定しない。
6.12 ドリルの角度
6.12.1 ねじれ角
ねじれ角は,製造業者が任意に決めるものとする。
6.12.2 先端角
はん用の穴加工に用いるドリルについては,先端角は118°±3°とする。±3°の許容差は他の先端角
にも適用される。
7 材料及び硬さ
ドリルの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51若しくはJIS G 7701に規定するS1S4又はこれと同等
以上の性能をもつものとする。刃部とシャンクとの材料が異なるドリルのシャンク材料は,JIS G 4051に
規定するS55C又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
ドリルの刃部の硬さは9.2による試験を行ったとき,772 HV又は63 HRC以上とする。タングは有害な
変形及び損傷を起こさないよう適切な熱処理を施し,25 HRC以上とする。
8 表面粗さ
ドリルのマージン及びシャンクの表面粗さは,9.3の試験を行ったときJIS B 0601に規定するRa1.6 と
する。
9 測定方法
9.1 直径,振れ,チゼルエッジの偏心,リップハイト及びウェブの振り分け
ドリルの直径,振れ,チゼルエッジの偏心,リップハイト及びウェブの振り分けは,表5によって測定
する。
9.2 硬さ
ドリルの刃部及びタングの硬さは,JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いてJIS Z 2244に
規定する試験方法によって測定するか,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いてJIS Z 2245
に規定する試験方法によって測定してもよい。
9.3 表面粗さ
ドリルのマージン及びシャンクの表面粗さは,JIS B 0651に規定する触針式表面粗さ測定機を用いて測
――――― [JIS B 4313 pdf 10] ―――――
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JIS B 4313:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10899:1996(MOD)
JIS B 4313:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.100 : 切削工具 > 25.100.30 : ドリル,ストレートシャンク,リーマ
JIS B 4313:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0171:2014
- ドリル用語
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB3301:2008
- テーパゲージ―モールステーパ及びメトリックテーパ
- JISB4003:1999
- 工具用テーパシャンク部及びソケット―形状・寸法
- JISB4301:2007
- ストレートシャンクドリル
- JISB4302:2007
- モールステーパシャンクドリル
- JISB4305:1950
- モールステーパシャンクドリル検査
- JISB4305:1958
- ネジ下ギリ
- JISB4305:2002
- ストレートシャンクロングドリル
- JISB4306:2002
- モールステーパシャンクロングドリル
- JISB4307:2007
- ストレートシャンクスタブドリル
- JISB4314:2002
- ミーリングシャンクドリルの形状・寸法
- JISB7153:1995
- 測定顕微鏡
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7540:1972
- Vブロック
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4403:2015
- 高速度工具鋼鋼材
- JISG7701:2000
- 工具鋼(ISO仕様)
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法