JIS B 4455:1998 管用平行ねじ用ねじ切り丸ダイス

JIS B 4455:1998 規格概要

この規格 B4455は、呼びG1/16~G21/4の管用平行ねじのおねじのねじ切りに用いる管用平行ねじ用ねじ切り丸ダイスについて規定。

JISB4455 規格全文情報

規格番号
JIS B4455 
規格名称
管用平行ねじ用ねじ切り丸ダイス
規格名称英語訳
Hand-and machine-operated circular screwing dies for parallel pipe threads
制定年月日
1981年3月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4231:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

25.100.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1981-03-01 制定日, 1986-10-01 確認日, 1988-05-01 改正日, 1994-04-01 確認日, 1998-08-20 改正日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 4455:1998 PDF [13]
B 4455 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS B 4455-1988は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際整合化を図るため,ISO 4231 : 1987, Hand-and machine-operated circular screwing dies
for parallel pipe threads−G series(管用平行ねじ用ねじ切り丸ダイス−Gシリーズ)を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 4455には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) 管用平行ねじ用ねじ切り丸ダイス(PF形)

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 4455 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4455 : 1998

管用平行ねじ用ねじ切り丸ダイス

Hand-and machine-operated circular screwing dies for parallel pipe threads

序文 この規格は,1987年に第2版として発行されたISO 4231, Hand-and machine-operated circular screwing
dies for parallel pipe threads−G seriesを基に,本体には,対応国際規格と対応する部分について技術的内容
を変更することなく作成しているが,対応国際規格には規定されていない規定項目(定義,品質,材料,
試験方法,検査,製品の呼び方及び包装の表示)を追加している。また,附属書には,形状・寸法及びね
じ部の精度が対応国際規格とは異なるダイスを規定している。
1. 適用範囲 この規格は,呼びG1/16G21/4の管用平行ねじのおねじのねじ切りに用いる管用平行ねじ
用ねじ切り丸ダイス(以下,ダイスという。)について規定する。
備考1. この規格の本体によらないダイスを,附属書(規定)に規定する。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 4231 : 1987 Hand-and machine-operated circular screwing dies for parallel pipe threads−G
series
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0176 ねじ加工工具用語
JIS B 0202 管用平行ねじ
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0254 管用平行ねじゲージ
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
JIS B 7153 測定顕微鏡
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS H 3250 銅及び銅合金棒
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法

――――― [JIS B 4455 pdf 2] ―――――

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B 4455 : 1998
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0176及びJIS B 0101による。
4. 等級 ダイスの等級は,ねじ部の精度によって,A級及びB級とし,等級の記号は,表1のとおりと
する。
表1 等級の記号
等級 A級 B級
記号 A B
おねじの等級(参考) A B
備考 ダイスの等級に対するおねじの等級は参考として示したもの
で,各等級のダイスによって切られたねじが,その等級に必
ず適合することを意味するものではない。
5. 形状・寸法 ダイスの形状及び寸法は,付表1のとおりとする。
6. 品質
6.1 外観 ダイスの外観は,地きず及び割れ並びに有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕上
げは良好でなければならない。
6.2 硬さ ダイスの刃部の硬さは,8.1による試験を行ったとき,60HRC又は700HV以上とする。
6.3 ねじ部の精度 ダイスのねじ部の精度は,8.2による試験を行ったとき,試験ねじの精度がJIS B 0202
に示すおねじの等級に適合し,さらに付表2の等級に適合するものを,そのダイスの等級とする。
7. 材料 ダイスの材料は,JIS G 4403のSKH51,又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
8. 試験方法
8.1 硬さ ダイスの硬さは,JIS B 7726のロックウェル硬さ試験機を用いてJIS Z 2245に規定する試験
方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機による測定ができない場合は,JIS B 7725のビ
ッカース硬さ試験機を用いてJIS Z 2244に規定する試験方法によって測定してもよい。
なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
8.2 ねじ部の精度 ダイスのねじ部の精度は,試験ねじを用いて付表3によって測定する。
なお,試験ねじは,次に示すa) c)の要領によって製作したものを使用する。
a) 試験ねじは,JIS H 3250の合金番号C3601及びC3602又はねじ部の寸法を表しやすい適当な材料を用
い,ダイスを適正に使用して加工する。
なお,切削速度は,一般には46m/minとする。合金番号C3601及びC3602以外の材料を用いて試
験ねじを切削するときは,適当な切削速度を選定する。
b) 試験ねじを切削するときは,食付き部の長い側を用いて行う。
c) 試験ねじは,前もって荒削りしたおねじをダイスで仕上げるものとし,試験ねじのブランク外径をJIS
B 0202のおねじ外径の最小寸法に近く仕上げておく。
9. 検査 ダイスの検査は,形状・寸法,外観,硬さ及びねじ部の精度について行い,それぞれ5.及び6.
の規定に適合しなければならない。

――――― [JIS B 4455 pdf 3] ―――――

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B 4455 : 1998
10. 製品の呼び方 ダイスの呼び方は,規格番号又は規格の名称,呼び,ダイスの外径,等級及び材料記
号(1)による。
なお,左ねじの場合は,呼びの前に“左”を付け加える。
例1. JIS B 4455 G1/2 径45 B級 SKH51
例2. 管用平行ねじ用ねじ切り丸ダイス 左 G3/4 径55 A級 HSS
例3. JIS B 4455 G1/8 径30 A級 HSS-E
注(1) 使用材料がSKH51又はこれと同等の場合はHSS,また,バナジウムを2.6%以上又はコバルトを
4.5%以上含む場合はHSS-Eと呼んでもよい。
11. 表示
11.1 製品の表示 ダイスには,V溝を上にして表面に次の事項を横書きに表示する。

a) 左ねじの記号 : L(右ねじの場合は記号を付けない。)
b) 呼び : G3/8
c) 等級の記号 : B(A級の場合は付けなくてもよい。)
d) 材料記号 : SKH51(2)
e) 製造業者名又はその略号
注(2) 使用材料がSKH51又はこれと同等の場合はHSS,また,バナジウムを2.6%以上又はコバルトを
4.5%以上含む場合はHSS-Eと表示してもよい。
備考 この規格の要求事項を満たすダイスは,製造業者の判断でISOの記号を入れてもよい。
11.2 包装の表示 ダイスの包装には,規格の名称,ダイスの外径及び11.1に規定する事項を表示する。

――――― [JIS B 4455 pdf 4] ―――――

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B 4455 : 1998
付表1 形状及び寸法
単位mm
呼び 基準寸法(3) 山数 ピッチ 外径 D 厚さ T f b k
25.4mm P 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
につき (参考) f10 js12
n
G1/16 7.723 28 0.907 1 25 −0.020 9 ±0.075 0.8 5 0.5
G1/8 9.728 30 −0.104 11 ±0.090 1 1
G1/4 13.157 19 1.336 8 38 −0.025 10 ±0.075 1.2 6
G3/8 16.662 45 −0.125 14 ±0.090
G1/2 20.955 14 1.814 3
G5/8 22.911 55 −0.030 16 1.5 8
G3/4 26.441 −0.150
G7/8 30.201 65 18 1.8
G1 33.249 11 2.309 1
G11/4 41.941 75 20 ±0.105 2
G11/2 47.803 90 −0.036 22 2
G13/4 53.746 105 −0.176 2.5 10
G2 59.614
G21/4 65.710 120
注(3) IS B 0202のおねじの外径の基準寸法を示す。
備考1. V溝の形状・寸法は規定しない。
2. 切りくず穴の数及び形状・寸法は規定しない。
3. 食付き部の長さは一般には,ダイスの表面22.5山,ダイスの裏面11.5山とする。
4. 外径D及び厚さTの許容差は,JIS B 0401-2による。
参考 非精密ダイスの外径D及び厚さTの許容差は,製造業者一任とする。

――――― [JIS B 4455 pdf 5] ―――――

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