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B 4501-1996
表10 ダイスの試験方法
番号 項目 測定方法 測定方法図 測定器具
1 外径 外側マイクロメータ又はノギスで測定 JIS B 7502に規定する外
する。 側マイクロメータ
JIS B 7507に規定するノ
ギス
2 幅
3 穴径 シリンダゲージ及び限界ゲージで測定 JIS B 7515に規定するシ
する。 リンダゲージ
JIS B 7420に規定する限
界ゲージ(4)
4 ね ha及びhd ねじ山のピッチ線を測定顕微鏡の十字 JIS B 7153に規定する測
じ 線と一致させ,マイクロメータの目盛 定顕微鏡
部
の を読み,次に測定しようとする山の頂
精 又は谷底と十字線を一致させ,マイク
度
ロメータの目盛を読む。このときの読
みの差が実測値である。
5 ピッチ ねじ山のピッチ線を測定テーブルの移
動方向と一致させ,測定顕微鏡の鏡筒
をリード角だけ傾け,ねじ山Aと顕微
鏡の十字線とを一致させて,マイクロ
メータの目盛を読む。次に必要な山数
だけ離れたねじ山Bまで移動テーブル
を動かして十字線とねじ山Bを一致さ
せ,マイクロメータの目盛を読む。こ
のときのA,Bの読みの差が実測値で
ある。
6 山の半角 ねじ山のピッチ線を,測定テーブルの
移動方向と一致させ,測定顕微鏡の鏡
筒をリード角だけ傾け,ねじ山のフラ
ンク面に顕微鏡の十字線を合わせ,そ
角顕微鏡で読み取る。
の回転角21
定する。
同様にして22
7 端面及びねじダイスをセンタ台に取り付けてダイヤ JIS B 7503に規定する
外径部の円周ルゲージ又は指針測微器を外周に近い 0.001mm目量ダイヤル
振れ 端面の位置及びねじ外径部にそれぞれ ゲージ
垂直に当て,ダイスを回しながら指針 JIS B 7519に規定する指
の最大の振れを測定する。 針測微器
データムは,穴の軸線とする。
注(4) 限界ゲージの寸法許容差は,JIS B 7421による。
――――― [JIS B 4501 pdf 11] ―――――
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8. 検査 ダイスの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ,各部の精度及び振れについて行い,そ
れぞれ4.及び5.15.5の規定に適合しなければならない。
9. 製品の呼び方 ダイスの呼び方は,規格番号又は規格の名称,転造されるねじの呼び(5),種類(6),穴
径(6),キー溝の幅(6),ダイスの幅(6),材料記号による。ただし,転造されるねじが左ねじの場合は,転造
されるねじの呼びの前に“左”を付け加える。
例1. JIS B 4501 M10×1.5 3−5412−60 SKD11
例2. ねじ転造丸ダイス 左 M16×1.5 5−7015−150 SKD11
注(5) IS B 0123による。ただし,メートル並目ねじの場合は.ピッチを付け加える。
(pdf 一覧ページ番号 )
10. 表示
10.1 製品の表示 ダイスには,一組の各々のダイスの一つの端面に,一般には,次の事項を横書きに表
示する。
例
(1) 転造されるねじが左ねじの場合は左ねじの記号 : L(転造されるねじが右ねじの場合は,記号を付
けない。)
(2) 転造されるねじの呼び(5) : M10×1.5
(3) ダイスの種類,穴径,キー溝の幅及びダイスの幅 : 3−5412−60
(4) 材料の記号 : SKD11
(5) 製造業者名又はその略号 : ○○○○
(6) 製造番号及び組合せ記号(7) : ○○○○ A又はB
注(7) 組のダイスを区別するための組固有の記号又は番号。
10.2 包装の表示 ダイスの包装には,規格の名称及び10.1に規定する事項を表示する。
――――― [JIS B 4501 pdf 12] ―――――
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ねじ転造ダイス改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 吉 本 勇 東京工業大学名誉教授
(幹事) 宮 林 光 行 株式会社彌満和製作所
大 橋 宣 俊 湘南工科大学
藤 野 達 夫 通商産業省機械情報産業局
大 嶋 清 治 工業技術院標準部
稲 葉 元 成 日本ねじ研究協会
因 幸二郎 財団法人日本規格協会
尾 形 卓 朝日工業株式会社
西 山 信 夫 株式会社名古屋螺子製作所
田 中 誠之助 株式会社佐賀鉄工所
上 杉 晃 弘 ミネベア株式会社
橋 爪 勇 人 株式会社トープラ
上 田 公 芳 株式会社サンノハシ
明 石 哲 也 有限会社トリテクノ
中 村 勝 弘 オーエスジー株式会社
山 口 允 也 株式会社田野井製作所
松 田 誠 株式会社大岡製作所
関 口 徹 株式会社不二越
平 野 武 治 日本工具工業会
(事務局) 中 村 智 男 日本ねじ研究協会
文責 山 口 允 也
JIS B 4501:1996の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.100 : 切削工具 > 25.100.50 : タップ及びねじ切りダイス
JIS B 4501:1996の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0101:2013
- ねじ用語
- JISB0123:1999
- ねじの表し方
- JISB0176-1:2002
- ねじ加工工具用語―第1部:タップ
- JISB0176-2:2002
- ねじ加工工具用語―第2部:ねじ切りダイス
- JISB0176-3:2002
- ねじ加工工具用語―第3部:チェーザ
- JISB0176-4:2002
- ねじ加工工具用語―第4部:ねじ転造ダイス
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0401-1:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第1部:サイズ公差,サイズ差及びはめあいの基礎
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0659-1:2002
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式;測定標準―第1部:標準片
- JISB3102:2001
- ねじ用限界ゲージの形状及び寸法
- JISB7153:1995
- 測定顕微鏡
- JISB7420:1997
- 限界プレーンゲージ
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7515:1982
- シリンダゲージ
- JISB7519:1994
- 指針測微器
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG4404:2015
- 合金工具鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法