JIS B 8415-1:2020 工業用燃焼炉の安全通則―第1部:一般要求事項 | ページ 4

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表1−安全要求事項及び保護方策の検証
箇条 安全要求事項及び保護方策 検証事項
目視/聴 機能テストb) 測定c) 図面/計算
覚検査a) の検証d)
4.1 一般事項
4.1.1 一般要求事項 〇
4.1.2 設計及び構造 〇
4.1.2.0A 一般事項
4.1.2.1 安定性 〇
4.1.2.2 接近性 〇
4.1.2.3 天井部及びカバー 〇
4.1.2.4 接近経路及び階段 〇g)
4.2 機械的安全
4.2.1 一般事項 〇
4.2.2 押潰し 〇 〇e)
4.2.3 せん断 〇 〇f)
4.2.4 巻込み 〇 〇f)
4.2.5 引込み 〇 〇f)
4.2.6 衝撃 〇
4.2.7 高圧流体の放出 〇 〇 〇
4.2.8 部品の飛出し 〇 〇f)
4.2.9 滑り又はつまずき 〇
4.2.10 転落 〇 〇
4.2.11 輸送 〇
4.3 電気的安全
4.3.1 設備の電気装置
4.3.1.1 一般事項 注k)を参照
4.3.1.2 外部からの影響 〇
4.4 高温及び低温に対する安全
4.4.1 一般事項 〇
4.4.2 高温又は低温表面との接触 〇 〇f)
4.4.3 火災及び爆発
4.4.3.1 火災 〇
4.4.3.2 爆発 〇
4.4.4 高温粉じん,処理材及びプロセスに使用する液体の噴出 〇f)
4.4.5 熱による人体及び生理学的影響 〇 〇
4.5 騒音
4.5.1 一般事項 〇
4.5.2 情報伝達の妨害 〇
4.6 振動 〇
4.7 放射線に対する安全
4.7.1 一般事項 〇
4.7.2 非電離放射線
4.7.2.0A 一般事項 〇
4.7.2.1 赤外線,可視光及び紫外線の放射 〇
4.7.2.2 レーザ光線 〇 〇
4.7.2.3 電磁場 〇
4.7.3 電離放射線 〇 〇

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表1−安全要求事項及び保護方策の検証(続き)
箇条 安全要求事項及び保護方策 検証事項
目視/聴覚 測定c) 図面/計算
機能テストb)
検査a) の検証d)
4.8 処理,使用又は排出された材料及び材質
4.8.1 一般事項 〇h)
4.8.2 有害な副産物 〇 〇h) 〇
4.8.3 火災及び爆発 〇
4.9 人間工学 〇i)
4.10 危険源の組合せ 〇
4.11 不具合
4.11.1 エネルギー供給及び補助流体系の故障 〇 〇
4.11.2 設備の設置時における装着又は組立ミス 〇
4.11.3 制御システム又は構成部品の不具合による影響 〇
4.12 安全機器の欠如及び不適切な取付け
4.12.1 一般事項 〇 〇
4.12.2 エネルギー供給遮断機器 〇 〇j)
注a) 目視/聴覚検査 : 要求される性能及び性質を燃焼炉及び構成部品に対する目視/聴覚による確認によって行
う。
b) 機能テスト : 対象とする部分の機能が要求事項を満足しているかを確認する。
c) 測定 : 要求事項が特定する制限範囲内で満足されているかを測定機器によって確認する(例 ガードと走行
挟まれとの安全距離)。
d) 図面/計算の検証 : 構成要素の設計特性が要求事項を満足しているか確認する。
e) IS B 9711,JIS B 9718,ISO 15534-1及びISO 15534-2を参照。
f) IS B 9716を参照。
g) IS B 9713-2及びJIS B 9713-3を参照。
h) IS B 9709-1を参照。
i) SO 13732-1を参照。
j) IS B 9714を参照。
k) IS B 9960-1の箇条18(検証)を参照。

6 使用上の情報

6.1 一般事項

  製造業者は,燃焼炉の使用上の情報を作成し,提供する。この使用上の情報は,文章,語句,標識,信
号,記号又は図表のような伝達手段で構成し,操炉作業者へ伝えるために個別に又は組み合わせて使用す
る。また,これは訓練された操炉作業者及び設備管理者を対象とする。
特に設備の全ての運転モードを考慮して,燃焼炉の“意図する使用”についての情報を提供する。
使用上の情報は,安全で,かつ,正しい人体保護具の使用を確実にするために必要な全ての指示事項を
含む。
また,操炉作業者及び設備管理者に,残留リスクについて通知及び警告しなければならない。
情報は,次を含む。
a) 必要な訓練の詳細事項
b) 人体保護具の要求事項
c) ガード又は保護装置の追加の詳細事項
燃焼炉の設計及び意図する使用の一貫性について使用上の情報に記載する。

――――― [JIS B 8415-1 pdf 17] ―――――

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使用上の情報は,燃焼炉の運搬,組立及び設置,試運転,使用[設定(段取りなど),教示,プログラミ
ング,工程の切換え,運転,清掃,不具合の発見及び保全],及び必要ならば,使用停止,分解並びに廃棄
処分を,個別に又は組合せで含む。

6.2 使用上の情報の配置及び性質

  製造業者又は使用者は,リスク,操炉作業者又は設備管理者が使用上の情報を必要とする時期,及び機
械設計に応じて,その情報(又はその一部)の伝達方法を次のいずれか又は組合せから決定する。
a) 燃焼炉自体の内部又は外部に明記
b) 附属文書(特に,取扱説明書。6.4を参照。)に明記
c) こん包上に明記
d) 燃焼炉以外の所に信号又は警告のような他の手段によって明記

6.3 信号及び警報機器

6.3.1  一般事項
信号及び警報機器の設置に関する要求事項は,箇条4に規定する。
信号は,次を満たすことが必要不可欠である。
a) 危険事象が発生する前に発せられる。
b) 曖昧でない。
c) 明確に知覚でき,用いている他の全ての信号と識別可能である。
d) 操炉作業者及び他の人員が明らかに識別可能である。
警報中,一時に過多の情報を発すると,操炉作業者が混乱をきたすおそれがある。安全関連の情報には
優先順位をつけることが望ましい。
警報装置は,容易に点検できるように設計し,かつ,配置する。使用上の情報に,警報装置の定期点検
について記載する。
より詳細な指針に関しては,JIS B 9706-1を参照。
6.3.2 表示
少なくとも次のような表示を図又は文字によって燃焼炉に掲げる。
a) 設備の名称又は型式
b) 製造業者の名称及び所在地
c) 製造年月,変更の内容及びその年月
d) 製造番号(必要に応じて)
e) 燃料の種類
f) 設備の定格燃料消費量(該当する場合は,最小値及び最大値)
g) 供給空気,供給燃料,ユーティリティーの圧力及び温度
h) 燃焼量
i) 最高使用温度
j) 使用雰囲気(可燃,爆発性,有毒など)
k) 点検頻度
l) 人体保護具着用の必要性
m) ガードの調整データ
表示は広く認知されている規格に適合する(ISO 7000を参照)。配管は,色及び/又は表示によって識
別可能とする。

――――― [JIS B 8415-1 pdf 18] ―――――

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6.3.3 (欠番)
6.3.4 警告表示
警告表示は広く認知されている規格に適合する(JIS Z 8210を参照)。
電気的危険源については,JIS B 9960-1及びJIS B 9706-2を参照。

6.4 取扱説明書及びマニュアル

  取扱説明書及びマニュアルは少なくとも次を含む。
a) 燃焼炉の運搬,取扱い及び保管に関する次の情報(ただし,次に限定しない。)
1) 燃焼炉の保管条件
2) 寸法,質量及び重心位置
3) 取扱いに関する指示
b) 燃焼炉の設置及び試運転に関する次の情報(ただし,次に限定しない。)
1) 固定又は据付及び振動減衰に関する要求事項
2) 組立の条件
3) 使用及び保全のための必要空間
4) 許容できる環境条件(例 温度,湿度,振動,電磁放射)
5) 燃焼炉の動力供給源への接続に関する指示(特に,電気的過負荷に対する保護に関して)
6) 廃棄物の除去及び廃棄処分についての推奨事項
7) 安全距離,警告標識及び信号に対する保護方策を実施するための使用者への推奨事項[追加安全防
護物については,JIS B 9700の図2(設計者の観点によるリスク低減プロセス)の注d)を参照。]
注記 標準的なテストレポートの例を附属書Cに示す。
c) 燃焼炉に関する情報(ただし,次に限定しない。)
1) 燃焼炉,設備への接続(例 管のねじ込みタイプ),ガード及び/又は保護装置に関する詳細な説明
2) 燃焼炉の意図する使用範囲
3) 図表(例 安全機能の構成説明図)
4) 燃焼炉で生じる騒音及び振動に関するデータ並びに設備から放出される放射,ガス類,蒸気及び粉
じんに関するデータ。これらには使用した測定方法又は基準を添付する。
d) 燃焼炉の使用に関する情報(ただし,次に限定しない。)
1) “意図する使用”についての情報
2) 手動制御器(アクチュエータ)に関する記載
3) 設定(段取りなど),調整及び試運転完了後の,燃焼炉の設定値及び調整値の一覧
4) 起動,運転及び停止(特に,非常停止)のモード及び手段
5) 残留リスク
6) 燃焼炉の不具合のハンドリング
e) 保全に関する情報(ただし,次に限定しない。)
1) 安全機能の点検の手法及び頻度
2) 燃焼炉の製造業者又は指定業者だけが行うように規定した保全作業の項目
3) 保全に関する,指示,図面及びダイアグラム
4) 記録保持のための推奨フォーマット
5) 危険な箇所で行われる必要な保全作業が,許可制であること及び作業許可証による実施が推奨され
る旨の指示

――――― [JIS B 8415-1 pdf 19] ―――――

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B 8415-1 : 2020
f) 使用停止,分解及び廃棄処分に関する情報

――――― [JIS B 8415-1 pdf 20] ―――――

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JIS B 8415-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13577-1:2016(MOD)

JIS B 8415-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧

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