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C 8462-1 : 2012
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-75:1997,Environmental testing−Part 2-75: Tests−Test Eh: Hammer
tests(IDT)
JIS C 60695-2-11 耐火性試験−電気・電子−最終製品に対するグローワイヤ燃焼性試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60695-2-11:2000,Fire hazard testing−Part 2-11: Glowing/hot-wire based test
methods−Glow-wire flammability test method for end-products(IDT)
JIS C 60695-10-2 耐火性試験−電気・電子−第10-2部 : 異常発生熱−ボールプレッシャー試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60695-10-2:1995,Fire hazard testing−Part 10-2: Guidance and test methods for
the minimization of the effects of abnormal heat on electrotechnical products involved in fires−
Method for testing products made from non-metallic materials for resistance to heat using the ball
pressure test(IDT)
IEC 60981:2004,Extra heavy-duty electrical rigid steel conduits
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
エンクロージャ(enclosure)
ボックス,蓋,カバー,カバープレート,ボックス延長部,電気アクセサリなどの部品を組み合わせた
もので,組み立てて取り付けた後は,通常の使用において,外部の影響及び全ての方向から囲んである充
電部との接触を保護する役割をするもの(附属書A参照)。
3.2
ボックス(box)
カバー,カバープレート,電気アクセサリなどを固定するための手段を提供するエンクロージャの部分
で,電気アクセサリ(コンセント,スイッチなど)を収納することを目的にするもの。
3.3
ボックス延長部(box extension)
ボックス及びエンクロージャの内部容量を増やすため,壁又は同様に仕上げられた表面に,埋込み又は
半埋込みでボックスを取り付け,かつ,調整を行うために,ボックスを延長することを意図したエンクロ
ージャの一部。
3.4
蓋,カバー,カバープレート(lid,cover,cover-plate)
エンクロージャの一部分であるが,電気アクセサリと一体,又はその一部ではないが,一定の場所に電
気アクセサリを保持するか,又はそれを覆うもの。
3.5
隆起カバー(raised cover)
電気アクセサリの取付けを可能にしたり,エンクロージャの内部容量を増やしたりするために,ボック
スに直接取り付けることを意図したカバー。
注記 カバーの中心及びカバーの中心部分を,壁又は天井厚さまで上げて,カバー上の電気アクセサ
リの装備を,壁又は天井の表面と同じ高さになるまで上げる。
3.6
露出導電性部分(exposed conductive part)
――――― [JIS C 8462-1 pdf 6] ―――――
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C 8462-1 : 2012
電気設備の接触可能な導電性部分で,通常は充電していないが,基礎絶縁が機能しなくなると充電する
部分。
3.7
露出取付ボックス又はエンクロージャ(surface mounting box or enclosure)
表面に露出して取り付けるように意図したボックス又はエンクロージャ(附属書A参照)。
3.8
埋込取付ボックス又はエンクロージャ(flush-mounting box or enclosure)
表面が平滑になるように,埋め込み取り付けることを意図したボックス又はエンクロージャ(附属書A
参照)。
3.9
半埋込取付ボックス又はエンクロージャ(semi-flush mounting box or enclosure)
取付表面内に埋め込み,取付表面から部分的に突き出るように意図したボックス又はエンクロージャ。
3.10
ケーブルグランド(cable gland)
ケーブル,可とうケーブル又は絶縁電線を,密封し保持しながらエンクロージャに引き入れられるよう
に設計した器具。接地,ボンディング,絶縁,ケーブル保護,張力緩和又はそれらの複合機能を提供する
ようなその他の機能を提供することもある。
3.11
シーリング材(充材)[seal(packing)]
グランドの内側と通過するケーブルとの間のスペースを埋めるために用いる材料。通常は,グランドに
よって圧縮し,それによって接合部を形成する。
3.12
ガスケット(gasket)
エンクロージャの合わせ目表面の間に用いて,圧縮することによって接合部を形成する材料。
3.13
グロメット(grommet)
ケーブル又は電線管を,入口部分で保持し,保護するために用いる構成部品。
注記 これによって,湿気及び汚染物質の侵入を防止することもある(図1参照)。
3.14
入口の膜(entry membrane)
ケーブル又は電線管を,入口部分で支持し,ケーブルを保護するために用いるエンクロージャの構成部
品。
注記 入口の膜は,湿気及び汚染物質の侵入も防ぎ,グロメットの一部になることもある(図1参照)。
3.15
保護膜(protecting membrane)
通常の使用では,意図しない水の浸入又は固形物の侵入を防ぎ,電気アクセサリの操作を可能にするエ
ンクロージャの構成部品又は不可欠な部分(図1参照)。
3.16
複合素材(composite material)
金属と絶縁物との組合せ。
――――― [JIS C 8462-1 pdf 7] ―――――
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C 8462-1 : 2012
3.17
スパウト(ハブ)[spout(hub)]
電線管を挿入及び終端させるための,ボックスの開口導入口。
3.18
ケーブル保持(cable retention)
固定したケーブルが引張力に対して移動するのを制限する能力。
3.19
ケーブル止め(cable anchorage)
止めた可とうケーブルを引っ張る力,押す力及びトルクから移動を制限する能力。
3.20
ブランクプラグ(blanking-plug)
開放した入口又はノックアウトを閉塞するのに用いる構成部品。
4 一般要求事項
エンクロージャのそれぞれの部分は,通常の使用状態で,据え付けたり取り付けたりしたときに,エン
クロージャ内部に取り付けた部品に対して,適切な電気的及び機械的保護を確保し,使用者又はその周囲
に対して危険がないよう構成され,組み立てられていなければならない。
適否は,適切な特定の試験を行うことで判定する。
5 試験に関する一般事項
5.1 この規格で規定する試験は,形式試験とする。
特に指定のない場合,ボックス及びエンクロージャは,そのままの状態で試験する。
その他の規格による電気アクセサリは,試験しない。
絶縁物製ボックス及びエンクロージャの試験は,室温及び相対湿度4585 %の状態に10日間以上置い
て,事前に調整した後に行う。ただし,前処理をしなくても品質が安定している場合は,前処理を省略し
てもよい。
特に指定のない場合,試験は,周囲温度20±5 ℃において,3個一組の新しい供試体に対して,規定の
項目順に行う。
5.2 供試体の一つが,組立不良又は製作不良によって試験に不適合になった場合には,他の供試体の完全
なセットに対して,その試験及びその試験結果に影響を与えたかもしれないそれ以前の試験全てを繰り返
し実施し,それ以降の試験も必要な順序で実施し,全てが要求事項に適合しなければならない。
注記 申請者は,最初の試料一組を提出するときに,必要になるかもしれない追加試料一組も提出す
ることができる。その場合,試験所は,改めて要求することなく,追加試料一組を使用して試
験し,再び不適合が発生した場合にだけ不適合とする。追加試料一組が同時に提出されなかっ
た場合,一つの試料の不適合によって不適合となる。
6 定格
この規格群の第21部及び第22部を参照する。
――――― [JIS C 8462-1 pdf 8] ―――――
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C 8462-1 : 2012
7 分類
ボックス及びエンクロージャの分類は,表1による。
表1−ボックス及びエンクロージャの分類
分類基準
7.1 材質 7.1.1 絶縁
7.1.2 金属 −
7.1.3 複合
7.2 取付方法a) 7.2.1 埋込み,半埋込み又は埋設 7.2.1.1 不燃性壁,不燃性天井又
は不燃性床
7.2.1.2 可燃性壁,可燃性天井又
は可燃性床
7.2.1.3 中空壁,中空天井,中空
床又は中空家具
7.2.2 露出 7.2.2.1 不燃性壁,不燃性天井,
不燃性床又は不燃性家具
7.2.2.2 可燃性壁,可燃性天井,
可燃性床又は可燃性家具
7.2.3 取付場所 7.2.3.1 コンクリート養生の間に
コンクリート埋設するのに適す
る
7.2.3.2 コンクリート埋設を除く
全てのタイプの取付けに適する
7.3 入口(出口)の形式b) 7.3.1 固定取付けにおける外装
ケーブルのための入口をもつ
7.3.2 可とうケーブルのための
入口をもつ
7.3.3 平滑又は波付形電線管の
ための入口をもつ
7.3.4 ねじ切り電線管のための
−
入口をもつ
7.3.5 その他のタイプの導体/
ケーブル又は電線管の入口をも
つ
7.3.6 スパウト(ハブ)をもつ
7.3.7 入口なし,入口の孔は取付
け時に作成する
7.4 締付手段 7.4.1 ケーブル保持をもつ
7.4.2 ケーブル止めをもつ
7.4.3 フレキシブル電線管のた −
めの締付手段をもつ
7.4.4 締付手段をもたない
7.5 取付け時の最低及び最高温 7.5.1 − 5 ℃+60 ℃
度 7.5.2 −15 ℃+60 ℃ −
7.5.3 −25 ℃+60 ℃
7.6 コンクリート養生の間の最 7.6.1 +60 ℃
−
高温度c) 7.6.2 +90 ℃ d)
――――― [JIS C 8462-1 pdf 9] ―――――
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C 8462-1 : 2012
表1−ボックス及びエンクロージャの分類(続き)
分類基準
7.7 中空壁又は7.2.1.3に従った7.7.1 分類Ha −
類似のものへのボックス又はエ 7.7.2 分類Hb 7.7.2.1 壁のための分類Hb
ンクロージャの分類 7.7.2.2 天井のための分類Hb
7.7.3 中空壁に据え付けられた 7.7.3.1 IP2X
部分の保護等級による分類 7.7.3.2 >IP2X
7.8 ボックスの固定部品の準備 7.8.1 ねじが提供されたボック
ス
7.8.2 ねじを受け入れることを
意図したボックス
−
7.8.3 爪を受け入れることを意
図したボックス
7.8.4 他の方法を受け入れるこ
とを意図したボックス
注a) ボックス及びエンクロージャは,複数の取付方法に適する場合がある。
b) ボックス及びエンクロージャは,複数の入口のタイプをもつ場合がある。
c) これらは,7.2.3.1によって分類するボックス又はエンクロージャだけに該当する。
d) これらのタイプは,コンクリートで使用し,コンクリート養生の間最大90 ℃までの温度に一時的に
耐えるものである。
8 表示
8.1 ボックス及びエンクロージャの表示は,次による。
a) 製造業者又は責任ある販売業者の名前,商標又は識別表示。
さらに,エンクロージャには,次の項目を表示する。
b) IS C 0920に規定するIPコードについては,IP2Xよりも大きい場合には,固形物の侵入に対するIP
コードで表示し,その場合,第二IP特性数字も表示する。
c) 水の有害な浸入に対するIPコードがIPX0よりも大きい場合には,第一IP特性数字も表示する。
d) 埋込形エンクロージャのカバーに付ける次の表示は,凹凸のある表面に据え付ける場合に使用し,そ
の場所では,IPはその表面に依存する(図5参照)。
IPXX
この場合のIPコードは,通常の使用のようにエンクロージャを据え付け配線したときに容易に識別す
ることができるように,エンクロージャの外側に表示する。
次の情報は,ボックス及びエンクロージャの上に表示するか,製造業者によって最小包装単位の表面又
は製造業者の説明書に示す。
e) 形式の参照番号。カタログ番号でもよい。
注記 次の国は,形式の参照番号を用いない。 : 英国
f) コンクリート養生の間の最高温度90 ℃に一時的に耐えられるものについては,その旨を記載する。
g) 7.3.7によって分類するボックス及びエンクロージャの場合は,取付け時に作る孔に関する必要な情報
h) 7.5.2及び7.5.3によって分類するボックスの,施工時の最低温度
i) 7.7.2によって分類するボックス及びエンクロージャは,12.15の試験によって最小内部容量を決定し,
その値を“cm3”で表示する。内部容量は,ボックス又はエンクロージャの内側に表示する。ボック
――――― [JIS C 8462-1 pdf 10] ―――――
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JIS C 8462-1:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60670-1:2002(MOD)
- IEC 60670-1:2002/AMENDMENT 1:2011(MOD)
JIS C 8462-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8462-1:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0365:2007
- 感電保護―設備及び機器の共通事項
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC0922:2002
- 電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護―検査プローブ
- JISC2134:2007
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC2134:2021
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC8305:2019
- 鋼製電線管
- JISC8309:2019
- 金属製可とう電線管
- JISC8411:2019
- 合成樹脂製可とう電線管
- JISC8430:2019
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管
- JISC8462-21:2016
- 家庭用及びこれに類する用途の固定電気設備の電気アクセサリ用のボックス及びエンクロージャ―第21部:懸架手段を備えたボックス及びエンクロージャに対する個別要求事項
- JISC8462-22:2016
- 家庭用及びこれに類する用途の固定電気設備の電気アクセサリ用のボックス及びエンクロージャ―第22部:接続用ボックス及びエンクロージャに対する個別要求事項
- JISC8463:1999
- 電気設備用電線管の外径及びねじ