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C 9335-2-67 : 2005
覆われた部分の試料は,70 ℃±2 ℃の温度で7日間(168時間)処理を行う。処理の後,試料はほぼ室
温まで戻すことができる。
被覆部分は,要求される絶縁が維持しているか又は,縦方向に移動し,は(剥)がれてはならない。
この後,試料は,−10 ℃±2 ℃の温度で4時間維持する。
この温度に維持している間,試料には,図101の装置によって衝撃試験を適用する。質量が300 gのお
もり(錘)“A”を350 mmの高さから端を試料の上に置いた硬鋼製のチゼル“B”に落とす。
通常の使用状態で弱くなりやすい又は損傷しやすい絶縁各部に1回の衝撃を加える。衝撃を加えるポイ
ント間の距離は,10 mm以上でなければならない。
この試験後,絶縁材は,はがれることなく,16.3に規定された耐電圧試験を,金属部と絶縁が要求され
る範囲の絶縁物を覆う金属はく(箔)との間で行う。
22.101 機器は,容易に床からの物体によって,その安全性を損なうことがないような構造でなければな
らない。
湿式の使用の機器は,液体が浸入するような開口部がある場合には,床から30 mm未満のところに充電
部があってはならない。
適否は,目視検査及び測定によって判定する。
22.102 電源出力の追加することによって機器の安全性を損ねてはならない。
適否は,製造業者の取扱説明書を考慮しながら,この規格の試験によって判定する。
22.103 クラス0I機器,クラスI機器又はクラスII機器は,電源絶縁スイッチ又は過電圧カテゴリIIIの
条件のもとで完全遮断ができる接点間隔を全極にもつスイッチを採用しなければならない。追加のスイッ
チは,単極構造でよい。
部品,例えば,RFI抑制部品,電源ランプ,相順表示は,絶縁されたスイッチの電圧側に接続できるが,
いかなる故障の場合にも,この規格への適合性が損なわれることがあってはならない。
適否は,目視検査及び測定によって判定する。
23. 内部配線
内部配線は,JIS C 9335-1の23. による。
24. 部品
部品は,JIS C 9335-1の24. によるほか,次による。
24.1.3 JIS C 9335-1の24.1.3によるほか,次による。
通常の運転中に頻繁に使用されるとみなされるスイッチは,50 000 動作サイクルの試験を行わなければ
ならない。
24.101 機器は,通常使用において,この規格への適合性を損なうような電気的又は機械的な不具合が生
じないような構造でなければならない。絶縁物は損傷を受けてはならず,また,接点及び接続部は加熱及
び振動などで緩んではならない。
適否は,この規格の試験によって,また,自己復帰形温度過昇防止装置を備えたモータをもつ機器の場
合には,次のとおりに判定する。
温度過昇防止装置が23分以内に動作するように回転子を拘束した条件のもとで,温度過昇防止装置が
200 動作サイクルを達成するまで,機器に定格電圧の1.1倍に等しい電圧を印加する。
試験後,機器は16. の試験に耐えなければならない。
――――― [JIS C 9335-2-67 pdf 11] ―――――
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C 9335-2-67 : 2005
25. 電源接続及び外部可とうコード
電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1の25. によるほか,
次による。
25.1 JIS C 9335-1の25.1によるほか,次による。
IPX7に分類される機器は,機器用インレットをもっていてはならない。
IPX4,IPX5又はIPX6に分類される機器は,機器用インレットとコネクタの両者が,かん合したとき又
は分離したときに機器と同じ分類とならない限り,又は両者が工具を使用してだけ分離できる場合で,か
ん合させたとき機器と同じ分類にならない限り,機器用インレットをもっていてはならない。
機器用インレットをもつ機器は,適切なコードセットも備えていなければならない。
25.7 JIS C 9335-1の25.7によるほか,次による。
一般用強化ゴム絶縁コードは,この種の機器で一般に使用される薬品によって影響を受けるために適切
ではない。このため,コード分類60245 IEC 57のような又は同等以上のポリクロロプレンシース可とうコ
ードが受け入れられる。
ポリ塩化ビニル絶縁の場合には,一般用ポリ塩化ビニル絶縁コード(コード分類60227 IEC 53)は,受
け入れられる。
25.14 JIS C 9335-1の25.14によるほか,次による。
X形取付け又はY形取付けを含む機器に対しては,20 000回の折曲げ試験を適用する。
25.15 JIS C 9335-1の25.15によるほか,次による。
表12を,次のように変更する。
表 12 張力及びトルク
機器の質量 張力 トルク
kg N Nm
≦1 30 0.1
>1及び≦4 60 0.25
>4 125 0.40
試験は,機器用インレットを備えたIPX4以上として分類される機器用のコードセット内のコードに対
しても行う。コードセットは,試験開始前に機器用インレットに取り付ける。
26. 外部導体用端子
外部導体用端子は,JIS C 9335-1の26. による。
27. 接地接続の手段
接地接続の手段は,JIS C 9335-1の27. による。
28. ねじ及び接続
ねじ及び接続は,JIS C 9335-1の28. による。
29. 空間距離,沿面距離及び固体絶縁
空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1の29. による
ほか,次による。
29.2 JIS C 9335-1の29.2によるほか,次による。
絶縁が,機器の通常使用中に汚染にさらされることがないように密閉又は設置されない場合には,ミク
ロ環境は汚損度3とする。
――――― [JIS C 9335-2-67 pdf 12] ―――――
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C 9335-2-67 : 2005
30. 耐熱性及び耐火性
耐熱性及び耐火性は,JIS C 9335-1の30. による。ただし,30.2.3は,この規格
では適用しない。
31. 耐腐食性
耐腐食性は,JIS C 9335-1の31. による。
32. 放射線,毒性その他これに類する危険性
放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1
の32. によるほか,次による。
備考101. 危険なじんあいを収集するための附属品に対しては,追加の要求事項がIEC 60335-2-69の
附属書AAに規定されている。
単位 mm
図 101 衝撃試験装置
――――― [JIS C 9335-2-67 pdf 13] ―――――
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C 9335-2-67 : 2005
附属書
附属書は,JIS C 9335-1の附属書によるほか,次による。
附属書AA(規定)プレキャストコンクリート舗装スラブ
これらの舗装スラブのセメントは,次の又はこれらと類似のものでなければならない。
− ポルトランドセメント(普通又は早強タイプ)
− ポルトランド高炉セメント
純度及び荒さは,自然に生じる材料で破砕された,若しくは非破砕の又は代替のものとして次に適合す
るものでなければならない。
− 10 %純度試験 : 10トン未満
− フレーク度 : 35 %以下
通常の最大サイズは14 mm以下でなければならない。
コンクリートミックスの硫酸塩総含有量については,セメント質量に対してSO3が4.0 %以下でなけれ
ばならない。セメントの硫酸塩は,試験によって測定された既知のセメントの硫酸塩含有物質,つまり全
体物(適切な範囲内で)及び粉末の燃料灰から計算しなければならない。
スラブはいかなる工程でもよい。生産工程中のモルタルの細かい粒子の漏れは,実行できる範囲内で回
避しなければならない。“プレス加工”と称されるスラブには,表面全体に7 MN/m2以上の圧力を加えな
ければならない。
成形後,スラブは,過度の水分の抜けを,特にキュアリングの初期において防止しなければならない。
スラブの製作寸法 : 65 mm×600 mm×750 mm
750 mmのまっすぐなエッジ部分からの最大偏差は,いかなる位置においても磨耗の面状で2 mm以下で
なければならない。
試験表面の滑らかさに影響するいかなる処理も行ってはならない。スラブは,商業用に通常の製造工程
で製造されたものが望ましい。
――――― [JIS C 9335-2-67 pdf 14] ―――――
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附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
IEC 60335-2-67 : 2002 Household and similar electrical appliances−Safety−Part
JIS C 9335-2-67 : 2005 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-67部 : 工業用
及び業務用床処理並びに床磨き機の個別要求事項 2-67: Particular requirements for floor treatment and floor cleaning machines, for
industrial and commercial use
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目
規格番号 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
6.1 感電に対する保護分類 IEC 6.1 JISに同じ 追加 機器及びその附属品は,感電日本の配電事情による。
60335-2-67 に対する保護に関してクラ
ス0I,クラスI,クラスII又
はクラスIIIでなければなら
ない。
22.103 電源との遮断用スイッチの構 22.103 JISに同じ 追加 クラス0I機器,クラスI機器 クラス0I機器は,クラスI機器と
造 又はクラスII機器は,電源絶同等の要求事項を適用する。
縁スイッチ又は過電圧カテ
ゴリIIIの条件のもとで完全
遮断ができる接点間隔を全
極にもつスイッチを採用し
なければならない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
C9
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
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― MOD··············· 国際規格を修正している。
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2-67 : 2005
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――――― [JIS C 9335-2-67 pdf 15] ―――――
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JIS C 9335-2-67:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60335-2-67:2002(MOD)
JIS C 9335-2-67:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.080 : 清掃機具
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.120 : 家庭内の安全
JIS C 9335-2-67:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC2814-2-1:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-1部:ねじ形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC2814-2-2:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC3662-1:2009
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第1部:通則
- JISC3662-2:2009
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第2部:試験方法
- JISC3662-3:2003
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第3部:固定配線用シースなしケーブル
- JISC3662-4:2003
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第4部:固定配線用シース付きケーブル
- JISC3662-5:2017
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第5部:可とうケーブル(コード)
- JISC3662-6:2003
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第6部:エレベータケーブル及び可とう接続用ケーブル
- JISC3663-1:2010
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第1部:通則
- JISC3663-2:2003
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第2部:試験方法
- JISC3663-3:2003
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第3部:耐熱シリコンゴム絶縁ケーブル
- JISC3663-4:2007
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第4部:コード及び可とうケーブル
- JISC3663-4:2021
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第4部:コード及び可とうケーブル
- JISC3663-5:2007
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第5部:エレベータケーブル
- JISC3663-6:2007
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第6部:アーク溶接電極ケーブル
- JISC3663-7:2001
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第7部:耐熱性エチレンビニルアセテートゴム絶縁ケーブル
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISC60068-2-32:1995
- 環境試験方法―電気・電子―自然落下試験方法
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC6575-1:2009
- ミニチュアヒューズ―第1部:ミニチュアヒューズに関する用語及びミニチュアヒューズリンクに対する通則
- JISC6575-2:2016
- ミニチュアヒューズ―第2部:管形ヒューズリンク
- JISC6575-3:2016
- ミニチュアヒューズ―第3部:サブミニチュアヒューズリンク
- JISC6575-4:2009
- ミニチュアヒューズ―第4部:UMヒューズリンク(UMF)並びにその他の端子挿入形及び表面実装形ヒューズリンク
- JISC8280:2011
- ねじ込みランプソケット
- JISC8280:2021
- ねじ込みランプソケット
- JISC8283-1:2019
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項
- JISC9802:1999
- 家庭用電気掃除機の性能測定方法