JIS C 9608:1993 回転ドラム式電気衣類乾燥機 | ページ 4

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(1) 電動機操作用スイッチ
(a) タイムスイッチ以外のスイッチは,表9の1項,2項の順に試験を行う。
(b) タイムスイッチは,表9の3項,4項の順に試験を行う。
(2) その他のスイッチ
(a) タイムスイッチ以外のスイッチは,表9の5項,6項,7項の順に試験を行う。
(b) タイムスイッチは,表9の8項,9項の順に試験を行う。
表9 開閉試験の条件
項目 試験電圧 試験電流 力率 開閉速さ 開閉の回数
V A 回 回
1 定格電圧 最大負荷電流 0.750.8 毎分約20 連続5 000
2 定格電圧×1.2倍拘束電流(1) (2) 毎分約4 CO5(3)
3 定格電圧 最大負荷電流 0.750.8 毎分約3 連続1 000
4 定格電圧×1.2倍拘束電流(1) (2) 毎分約3 CO5(3)
5 定格電圧 定格電流 0.750.8(4) 毎分約20 連続5 000
6 100 定格電流 0.951 毎分約3 連続100
7 定格電圧 定格電流×1.5倍0.750.8(4) 毎分約20 連続100
8 定格電圧 定格電流 0.951 毎分約3 連続1 000
9 定格電圧 定格電流×1.5倍0.951 毎分約3 連続100
注(1) 定格周波数のもとで定格電圧の1.2倍の電圧で電動機を拘束したときの電流。
(2) 注(1)のときの力率
(3) Oは,閉路動作 (C) に続いて,猶予なく遮断動作 (O) を行うことを示す。
(4) 力率は,約1とすることができる。
備考 開閉の操作をもって1回と数える。
8.13.2 温度試験 温度試験は,8.13.1の試験の後,定格周波数の定格電圧を加え,スイッチ及びタイムス
イッチに最大負荷電流を通じ,各部の温度がほぼ一定になったとき,熱電温度計法によって接触子の温度
を測定する。
8.14 自動温度調節器及び温度過昇防止器試験 自動温度調節器及び温度過昇防止器試験は,自動温度調
節器及び温度過昇防止器を本体から取り外して,次の試験を行う。ただし,取り外しの困難な構造のもの
は取り付けたままで行ってもよい。
(1) 自動温度調節器及び温度過昇防止器が接続される回路の定格電圧に等しい電圧を加え,その回路の最
大使用電流に等しい電流を通じ,加熱して回路を開き,冷却して回路を閉じる操作(非自動復帰形の
温度過昇防止器については,手動及びその他の方法でその都度閉路させる。)を5 000回行うこと。た
だし,非自動復帰形の温度過昇防止器については,1 000回行うこと。
(2) (1)の試験の前後において自動温度調節器及び温度過昇防止器を恒温槽に入れ,温度を1分間に1℃の
割合で上昇させて開路させた後に,1分間に1℃の割合で降下させて閉路させる操作(非自動復帰形の
温度過昇防止器については,その都度閉路させる。)を15回行い,自動温度調節器は開路したとき及
び閉路したとき,温度過昇防止器は開路したときのそれぞれの自動温度調節器及び温度過昇防止器に
近接した空気の温度(第1回から第5回までの操作における温度を除く。)を熱電温度計法で測定する。
8.15 温度ヒューズ試験 温度ヒューズ試験は,温度ヒューズを水平にして恒温槽に入れ,温度を1分間
に1℃の割合で上昇させ,温度ヒューズが溶断したとき,熱電温度計法で温度ヒューズに近接した空気の
温度を測定する。
8.16 半導体発熱装置試験 半導体発熱装置試験は,半導体発熱装置を本体に取り付けた状態で次の試験
を行う。

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(1) 定格周波数の定格電圧のもとで半導体発熱装置に1分間通電した後,1分間回路を開く操作を3000回
行う。この場合,送風装置は連続運転する。
(2) (1)の試験前後において,消費電力を測定する。
8.17 電源電線の接続部の折曲げ試験 電源電線付きの一体成形の接続器は,図3に示す試験装置の可動
板の中心に当該接続部とを一致させ,かつ,電源電線が可動範囲の中央で折り曲がらずに鉛直になるよう
に接続器を取り付け,電源電線に5N [{500gf}] の引張力がかかるようにおもりをつるして可動板を左右交
互に各々60°の角度で毎分約40回の速さで2 000回往復する操作を行う。
図3 折曲げ試験装置
備考 回数の数え方は,1−2をもって1回,3−4をもって1回とする。
9. 検査
9.1 形式検査(5) 形式検査は,次の項目について8.の試験方法及び目視などによって行い,5.,6.,7.及
び11.1の規定に適合しなければならない。ただし,(1)(10)及び(14)(18)の検査は,同一品で行わなくて
もよい。
(1) 構造(11.1も含む。)
(2) 始動
(3) 電圧変動
(4) 消費電力
(5) 温度
(6) 絶縁抵抗
(7) 耐電圧
(8) 騒音
(9) 漏れ電流
(10) 耐湿絶縁
(11) 乾燥効率
(12) 乾燥時間

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(13) 除湿度
(14) スイッチ及びタイムスイッチ
(15) 自動温度調節器
(16) 温度過昇防止装置
(17) 半導体発熱装置
(18) 電源電線の耐久性
注(5) 形式検査とは,製品の品質が設計で示されたすべての品質項目を満足するかどうかを判定する
ための検査をいう。
9.2 製品検査(6) 製品検査は,各製品ごとに次の項目について,8.の試験方法によって行い,それぞれ
5.の規定に適合しなければならない。ただし,検査は合理的な抜取方式によってもよい。
(1) 始動
(2) 消費電力
(3) 絶縁抵抗
(4) 耐電圧
注(6) 製品検査とは,既に形式検査に合格したものと同じ設計,製造にかかわる製品の受渡しに際し
て,必要と認められる品質項目が満足するものであるかどうかを判断するための検査をいう。
10. 製品の呼び方 製品の呼び方は,種類及び標準乾燥容量(必要ある場合は定格周波数)による。
例 除湿形回転ドラム式電気衣類乾燥機 4.0kg 60Hz
11. 表示
11.1 製品表示 製品には,見やすいところに容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならな
い。
(1) 種類(“回転ドラム式”は省略してもよい。)
(2) 標準乾燥容量 (kg)
(3) 標準乾燥時間 (min)
(4) 定格電圧 (V)
(5) 定格周波数 (Hz)
(6) 定格消費電力 (W)
(7) 定格時間 (min) (短時間定格のものに限る。)
(8) 製造年又はその略号
(9) 製造番号又はロット番号
(10) 製造業者名又はその略号
11.2 包装表示 製品を包装する場合には,一包装ごとに見やすいところに容易に消えない消えない方法
で,次の事項を表示しなければならない。
(1) 種類(“回転ドラム式”は省略してもよい。)
(2) 製造業者名又はその略号
12. 使用上の注意事項

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12.1 器体表示 製品には,表面の見やすいところに容易に消えない方法で次の内容の表示をしなければ
ならない。表示は使用者に理解しやすい文章,又は絵によって行う。ただし,該当しないものを除く。
(1) 油,シンナーなどの付着した衣類の乾燥の禁止に関する注意
(2) 乾燥途中で衣類を取り出すときの高温部接触に関する注意
(3) その他製品個々の性能や特長に応じて必要と判断される注意事項
12.2 取扱説明書の表示 各製品ごとに添付される取扱説明書には,その分かりやすい箇所に次の内容の
表示をしなければならない。表示には使用者に理解しやすい文章,又は絵によって行う。ただし,該当し
ないものを除く。
(1) アースの取扱い上の注意事項
(2) 専用コンセントの使用に関する注意
(3) 設置場所及び設置方法の注意
(4) 転倒防止についての注意
(5) フィルタ掃除に関する注意
(6) のり付けした衣類についての注意
(7) 本体やドラムに水をかけることの禁止に関する注意
(8) 故障時の注意
(9) 12.1に規定する各事項
(10) その他,製品個々の性能や特長に応じて必要と判断される注意事項
付図1 衝撃試験機
備考 ハンマ頭部は,JIS K 7202に規定するロックウェル硬さHRR100の硬さに表面をポリアミ
ド加工した半径が10mmの球面をもつものとする。

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付図2 試験指
備考1. 角度の許容差は,±5′とする。
0
2. 寸法の許容差は,寸法が25mm未満にあっては mm,25mm以上にあっては±0.2mm
.005
となる。
3. 使用材料は,黄銅とする。
4. 供試品の導電部は,一括して接続する。
5. 電源電圧は,定格電圧以下の任意の電圧(40V以上)としてもよい。

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