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G 3509-1 : 2021
表JA.1−種類の記号及び焼入性バンド内の上側75 %又は下側75 %範囲の硬さ(続き)
単位 HRC
試験片焼入端からの距離
種類の記号 範囲 mm 摘要
1.5 3 5 7 9 11 13 15 20 25 30 35 40 45 50
上限 50 50 50 49 48 46 43 41 39 38 37 36 36 36 36 上側
SCM822H1RCH
下限 45 44 43 41 39 35 32 30 28 27 26 25 25 25 25 75 %
上限 48 48 48 47 45 43 40 38 35 35 34 33 33 32 32 下側
SCM822H2RCH
下限 43 42 41 39 36 32 29 27 24 24 23 22 22 21 21 75 %
上限 45 44 39 35 31 28 26 24 21 − − − −− − 上側
SNC415H1RCH
下限 39 35 28 24 20 − − − − − − − −− − 75 %
上限 43 41 35 31 27 24 22 20 − − − − −− − 下側
SNC415H2RCH
下限 37 32 24 − − − − − − − − − −− − 75 %
上限 57 57 56 56 55 55 55 54 53 51 49 47 45 44 43 上側
SNC631H1RCH
下限 51 50 49 48 47 46 44 43 39 36 34 33 31 30 30 75 %
上限 55 55 54 54 53 52 52 50 49 46 44 42 41 40 39 下側
SNC631H2RCH
下限 49 48 47 46 45 43 41 39 35 31 29 28 27 26 26 75 %
上限 46 46 46 46 45 44 43 41 38 35 34 34 33 33 32 上側
SNC815H1RCH
下限 40 39 38 37 34 33 31 30 27 25 25 25 24 24 24 75 %
上限 44 44 44 43 42 40 39 37 35 32 31 31 30 30 29 下側
SNC815H2RCH
下限 38 37 36 34 31 29 27 26 24 22 22 22 21 21 21 75 %
上限 48 47 44 40 35 32 30 29 26 24 23 23 23 22 22 上側
SNCM220H1RCH
下限 43 39 33 29 25 23 21 20 − − − − −− − 75 %
上限 46 45 41 36 32 29 27 26 23 21 20 20 20 − − 下側
SNCM220H2RCH
下限 41 37 30 25 22 20 − − − − − − −− − 75 %
上限 48 47 46 42 39 36 34 32 29 26 25 24 24 24 24 上側
SNCM420H1RCH
下限 43 40 37 33 30 28 26 24 21 − − − −− − 75 %
上限 46 45 43 39 36 33 31 30 27 24 23 22 22 22 22 下側
SNCM420H2RCH
下限 41 38 34 30 27 25 23 22 − − − − −− − 75 %
注記 種類の記号,SxxxxHRCHに代えてSxxxxH1RCHとHの後に1を追加したものは,その鋼材の焼入性が,硬
さの範囲を示す焼入性バンド内の上側75 %の範囲にあることを示し,SxxxxH2RCHとHの後に2を追加し
たものは,その鋼材の焼入性が,焼入性バンド内の下側75 %の範囲にあることを示す。
JA.2 寸法の許容差
径の許容差及び偏径差を特別に管理する必要がある場合,受渡当事者間の協定によって,表JA.2のクラ
スA又はクラスBを適用してもよい。
――――― [JIS G 3509-1 pdf 36] ―――――
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G 3509-1 : 2021
表JA.2−径の許容差及び偏径差
単位 mm
クラス 径 許容差 偏径差
15以下 ±0.15 0.23以下
A 15を超え 25以下 ±0.20 0.30以下
25を超え 32以下 ±0.25 0.38以下
15以下 ±0.23 0.35以下
B 15を超え 25以下 ±0.30 0.45以下
25を超え 32以下 ±0.38 0.57以下
JA.3 表面きず
表面きずの深さを特別に管理する必要がある場合,受渡当事者間の協定によって,表JA.3を適用しても
よい。
表JA.3−表面きず深さ
単位 mm
クラス 径 きずの深さ
15以下 0.05以下
A
15を超え25以下 0.07以下
――――― [JIS G 3509-1 pdf 37] ―――――
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G 3509-1 : 2021
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS G 3509-1 ISO 4954:2018,(MOD)
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) ISと対応国際規格との技術的差異の e) ISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
1 1 削除 規格体系の相違。ISO規
JISは,冷間圧造用の合金鋼線材について規
格に対応するJISが制定
定,ISO規格は,冷間圧造用の炭素鋼,ボロ
されており,現状ままと
ン鋼,合金鋼及びステンレス鋼の線材,線及
び棒鋼について規定している。 する。
3 3 変更 引用している規格が異なる。 現状ままとする。
追加 JISは,鉄鋼用語JISで定義されていない用
語を定義している。
4 4.2 変更 種類の記号は,JISとISO規格とで異なる。
引き続き,国際規格に規
JISは,焼入性を保証した鋼種と保証しない
定する必要に応じて,整
鋼種を区別している。JISで規定の51種類合性を取っていく。
のうち,国際規格に規定する必要のある29
種類をISO規格の類似鋼種として,内容を
変更している。
追加 JISで規定の22種類は,日本独自の鋼種と
して,追加している。
削除 ISO規格で規定の鋼種のうち,国内で製造
実績がない19種類は,JISでは削除してい
る。
6 7.1.2 変更 類似鋼種の化学成分は,ISO規格と若干の現状ままとする。
差異がある。
7 7.1.3 削除 ISO規格で規定している機械的性質は,出規格体系の相違。体系の
変更は,技術基準に影響
荷後,線材の後工程である伸線熱処理によ
って変化するため,JISでは削除している。
するため,現状ままとす
7.8 変更 る。
JISは,フェライト脱炭層深さ及び全脱炭層
7.4 深さを規定。ISO規格は,部分脱炭層深さを
7.1.4 規定。非金属介在物について,引用している
7.2 規格が異なる。焼入性の硬さの上限値及び
下限値は,ISO規格と若干の差異がある。
JISは,焼入性を保証する鋼種のオーステナ
イト結晶粒度を,熱処理平均粒度番号又は
浸炭平均粒度番号で規定,焼入性を保証し
ない鋼種は受渡当事者間の協定による。
8 7.7 変更 表面きずの深さは,ISO規格と若干の差異規格体系の相違。体系の
7.10 がある。JISは,形状及び寸法の許容差を規
変更は,技術基準に影響
定。ISO規格は,受渡当事者間の協定による
するため,現状ままとす
と規定している。 る。
――――― [JIS G 3509-1 pdf 38] ―――――
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G 3509-1 : 2021
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) ISと対応国際規格との技術的差異の e) ISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
9 10 変更 引用している規格が異なる。JISは,分析試
規格体系の相違。体系の
験方法を規定している。ISO規格は,製造業
変更は,技術基準に影響
者の裁量によると規定している。 するため,現状ままとす
る。
10 8 変更 引用している規格が異なる。 規格体系の相違。体系の
削除 ISO規格は,機械的性質も要求事項として変更は,技術基準に影響
するため,現状ままとす
規定。JISは,使用者が自らの用途に応じた
る。
材料選定及び熱処理選択を行うことを考慮
して,自由度をもたせている。
11 11.2 変更 JISの表示は,国内で広く
JISは,表示を行う方法及び寸法の表し方を
明確に規定している。 使用されており,変更は
取引に影響を与えるた
め,現状ままとする。
12 − 追加 JISは,報告を追加している。 現状ままとする。
附属書JA − 追加 JISは,特別品質要求を追加している。 現状ままとする。
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 削除 : 対応国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。
JIS G 3509-1:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4954:2018(MOD)
JIS G 3509-1:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.65 : 鋼線,ワイヤロープ及びリンクチェーン
JIS G 3509-1:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0201:2000
- 鉄鋼用語(熱処理)
- JISG0202:2013
- 鉄鋼用語(試験)
- JISG0203:2009
- 鉄鋼用語(製品及び品質)
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0551:2013
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0551:2020
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0555:2003
- 鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法
- JISG0555:2020
- 鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法
- JISG0558:2007
- 鋼の脱炭層深さ測定方法
- JISG0558:2020
- 鋼の脱炭層深さ測定方法
- JISG0561:2011
- 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)
- JISG0561:2020
- 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)
- JISG3191:2012
- 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差