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JIS G 3508-1:2021 規格概要
この規格 G3508-1は、主として,冷間圧造用ボロン鋼線の製造に用いられる冷間圧造用ボロン鋼線材について規定。
JISG3508-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G3508-1
- 規格名称
- 冷間圧造用ボロン鋼―第1部 : 線材
- 規格名称英語訳
- Boron steels for cold heading -- Part 1:Wire rods
- 制定年月日
- 2005年1月20日
- 最新改正日
- 2021年4月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4954:2018(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.140.10, 77.140.20, 77.140.65
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2005-01-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2010-10-20 改正日, 2015-10-20 確認日, 2020-10-20 確認日, 2021-04-20 改正
- ページ
- JIS G 3508-1:2021 PDF [24]
G 3508-1 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類の記号及び適用径・・・・[2]
- 5 製造方法・・・・[2]
- 6 化学成分・・・・[2]
- 7 鋼質・・・・[3]
- 7.1 脱炭層深さ・・・・[3]
- 7.2 焼入性・・・・[3]
- 7.3 オーステナイト結晶粒度・・・・[4]
- 7.4 非金属介在物・・・・[4]
- 8 外観,寸法及びその許容差・・・・[4]
- 8.1 外観・・・・[4]
- 8.2 標準径・・・・[5]
- 8.3 寸法の許容差・・・・[5]
- 9 試験・・・・[5]
- 9.1 分析試験・・・・[5]
- 9.2 鋼質試験・・・・[5]
- 9.3 表面きず検出試験・・・・[6]
- 10 検査・・・・[6]
- 11 表示・・・・[7]
- 12 報告・・・・[7]
- 附属書JA(規定)特別品質規定・・・・[20]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[21]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 3508-1 pdf 1] ―――――
G 3508-1 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3508-1:2010は
改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和4年4月19日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3508-1:2010を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。
JIS G 3508規格群(冷間圧造用ボロン鋼)は,次に示す部で構成する。
JIS G 3508-1 第1部 : 線材
JIS G 3508-2 第2部 : 線
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 3508-1 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
G 3508-1 : 2021
冷間圧造用ボロン鋼−第1部 : 線材
Boron steels for cold heading-Part 1: Wire rods
序文
この規格は,2018年に第3版として発行されたISO 4954を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で,附属書JAは,対応国際規格にはない事項である。また,側線又は点線の下線を施
してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附
属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,主として,冷間圧造用ボロン鋼線の製造に用いられる冷間圧造用ボロン鋼線材(以下,線
材という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4954:2018,Steels for cold heading and cold extruding(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0551 鋼−結晶粒度の顕微鏡試験方法
JIS G 0555 鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法
JIS G 0558 鋼の脱炭層深さ測定方法
JIS G 0561 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)
JIS G 3191 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差
――――― [JIS G 3508-1 pdf 3] ―――――
2
G 3508-1 : 2021
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0201,JIS G 0202及びJIS G 0203による。
3.1
鍛錬成形比
変形の大きさの度合いであり,鋳造時の断面積と熱間圧延後の断面積との比
注釈1 断面積を減少し,長さを増した場合の鍛錬成形比であり,断面積を1/4に減少した場合,4Sと
表示する。
4 種類の記号及び適用径
線材は,12種類とし,その種類の記号は,表1による。
線材の適用径は,50 mm以下とする。
表1−種類の記号
種類の記号 種類の記号 種類の記号
SWRCHB223 SWRCHB331 SWRCHB620
SWRCHB237 SWRCHB334 SWRCHB623
SWRCHB320 SWRCHB420 SWRCHB726
SWRCHB323 SWRCHB526 SWRCHB734
5 製造方法
製造方法は,次による。
a) 線材は,キルド鋼から,熱間圧延で製造する。
b) 線材は,鋼塊から,鍛錬成形比4S以上の圧延を行わなければならない。
6 化学成分
線材は,9.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
――――― [JIS G 3508-1 pdf 4] ―――――
3
G 3508-1 : 2021
表2−化学成分
単位 %
種類の記号 C Si a) Mn P S Cr B b)
SWRCHB223 0.200.26 0.100.35 0.600.90 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB237 0.340.40 0.100.35 0.600.90 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB320 0.170.23 0.100.35 0.701.00 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB323 0.200.26 0.100.35 0.701.00 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB331 0.280.34 0.100.35 0.701.00 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB334 0.310.37 0.100.35 0.701.00 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB420 0.170.23 0.100.35 0.801.10 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB526 0.230.29 0.100.35 0.901.20 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB620 0.170.23 0.100.35 1.101.40 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB623 0.200.26 0.100.35 1.101.40 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB726 0.230.29 0.100.35 1.201.50 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
SWRCHB734 0.310.37 0.100.35 1.201.50 0.030以下 0.030以下 0.20 以下 0.000 80.005 0
この表に記載していない合金元素は,溶鋼を仕上げる目的以外に,意図的に添加してはならない。
この表の全ての種類の線材は,不純物として,Cuが0.30 %,Niが0.20 %を超えてはならない。
注a) iの下限値は,受渡当事者間の協定によって,0.10 %未満の値としてもよい。
注b) の下限値は,受渡当事者間の協定によって,0.000 5 %以上の値としてもよい。
7 鋼質
7.1 脱炭層深さ
注文者の指定がある場合,9.2.1の試験を行い,その平均脱炭層深さは,表3による。ただし,径が32
mmを超える線材については,受渡当事者間の協定による。
表3−平均脱炭層深さ
単位 mm
径 フェライト脱炭層深さ 全脱炭層深さ
15以下 0.02以下 0.15以下
15を超え25以下 0.03以下 0.20以下
25を超え32以下 0.04以下 0.25以下
7.2 焼入性
注文者の指定がある場合の線材の焼入性は,次による。
a) 線材は,9.2.2の試験を行い,指定された距離における焼入性は,表6表17の値による。ただし,試
験片焼入端からの距離が表に示されていない場合には,図から読み取った値を参考にして,受渡当事
者間の協定によって上限及び下限の値を決める。
b) 焼入性を指定する方法は,指定する距離における下限及び上限の硬さによる。
例 図1に示すA−A点で,J7 mm=31/44とする。
――――― [JIS G 3508-1 pdf 5] ―――――
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JIS G 3508-1:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4954:2018(MOD)
JIS G 3508-1:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.65 : 鋼線,ワイヤロープ及びリンクチェーン
JIS G 3508-1:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0201:2000
- 鉄鋼用語(熱処理)
- JISG0202:2013
- 鉄鋼用語(試験)
- JISG0203:2009
- 鉄鋼用語(製品及び品質)
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0551:2013
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0551:2020
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0555:2003
- 鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法
- JISG0555:2020
- 鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法
- JISG0558:2007
- 鋼の脱炭層深さ測定方法
- JISG0558:2020
- 鋼の脱炭層深さ測定方法
- JISG0561:2011
- 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)
- JISG0561:2020
- 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)
- JISG3191:2012
- 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差