JIS K 2211:2009 冷凍機油 | ページ 7

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1 試験管 5 安全弁
2 背板 6 耐圧ホース
3 T字形ジョイント 7 冷却浴
4 ニードル弁 8 温度計
図D.1−冷媒との相溶性試験器(一例)
a) 試験管 試験管は,容量100 mLの耐圧ガラス製で,口部にT字形ジョイントとの接続金具を備えた
ものを用いる。試験管は,1.96 MPaの圧力下で用いることができるものでなければならない。その一
例を,図D.2に示す。

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図D.2−試験管(一例)
b) 字形ジョイント付背板 T字形ジョイント付背板は,ステンレス鋼製で,上部に金属製T字形ジョ
イントを,下部には四ふっ化エチレン樹脂製の試験管固定バンドを取り付けたものを用いる。T字形
ジョイントは,試験管の口部,ニードル弁及び安全弁のそれぞれとの接続部を備えたものを用いる。
その一例を,図D.3に示す。

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a) 背板
b) 字形ジョイント
図D.3−T字形ジョイント付背板(一例)

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c) 試験管固定バンド
図D.3−T字形ジョイント付背板(一例)(続き)
c) ニードル弁 ニードル弁は,図D.1に示す形状で,金属製のものを用いる。
d) 安全弁 安全弁は,T字形ジョイントに接続できるもので,作動圧力1.47 MPaのものを用いる。
e) 耐圧ホース 耐圧ホースは,金属被膜を施した四ふっ化エチレン樹脂製で,最高使用圧力7.84 MPa以
上のものを用いる。
f) 冷却浴 冷却浴は,円筒形透明広口ジュワー瓶で,T字形ジョイント付背板に取り付けた試験管を十
分に浸すことのできる大きさのものを用いる。浴液には,ドライアイスで冷却した適切な液体(例え
ば,エタノール,2-プロパノールなど)を用いる。
注記 A.2 a) に規定する冷却浴を用いてもよい。
g) 温度計 温度計は,表D.1に示すガラス製温度計,又はこれと同等の性能をもつ温度測定装置を用い
る。
表D.1−温度計(一例)
目盛範囲 ℃ −70から+50 全長 mm 253
浸没 mm 全浸没 直径 mm 4.8
目量 ℃ 1 球 長さ mm 12
長目盛線 ℃ 5ごと 直径 mm 4.0

盛 目 球下端から−70 ℃
目盛数字 ℃ 10ごと 盛 目盛線までの距離 mm 81

目盛の誤差 ℃ 1以内 位 球下端から50 ℃
置 目盛線までの距離mm 224
頂部形状 環状
h) 試験管保護筒 試験管保護筒は,透明樹脂製の上ふた付き平底円筒形容器で,内部にT字形ジョイン
ト付背板を取り付けた試験管を装着できる構造のものを用いる。その一例を,図D.4に示す。
注記 試験管保護筒は,冷却浴で冷却した試験管の加温操作において,試験管が破損したときの危
険防止の役目をする。
i) 真空ポンプ 真空ポンプは,13.3 Paの真空度が得られるものを用いる。
j) 天びん 天びんは,0.01 gのけたまでひょう量できるものを用いる。

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図D.4−試験管保護筒(一例)
D.3 冷媒
冷媒は,JIS K 1560に規定するものを用いる。
なお,JISに規定されていない冷媒(R404Aなど)の場合は,市販のものを用いる。
D.4 試験の準備
質量分率15 %の試料及び冷媒混合溶液の準備は,次による。
a) 試験管の洗浄 試験管は,中性洗剤などで内部の汚れを落とした後,水道水,蒸留水,市販の精製水

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