JIS K 2240:2013 液化石油ガス(LPガス) | ページ 3

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K 2240 : 2013
単位 mm
1 排出弁継手
2 排出弁
3 上部試料室
10 接続管
図5−上部試料室(例)

――――― [JIS K 2240 pdf 11] ―――――

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K 2240 : 2013
単位 mm
4 中間弁
5 下部試料室
6 入口弁
7 試料導入管
1 1
a) 試料室及び中間弁
5
b) 試料室
3
図6−下部試料室及び中間弁(例)
b) 恒温水槽 図3に示すもので,蒸気圧ボンベを排出弁の頂部まで沈めることができ,浴温を40±0.1 ℃
の温度に保つことができるもの。
c) 圧力計及びその他 圧力計及びその他は,次による。
1) 圧力計 JIS B 7505-1に規定するもので,試料の予測される蒸気圧によって表2のものを用いる。
表2−試料の蒸気圧に対する圧力計
単位 MPa
試料の蒸気圧 圧力計
3
0.7以下 A 0.6 ×150×1.0
8
MPa
3
0.61.8 A 0.6 ×150×2.5
8
MPa
3
1.62.9 A 0.6 ×150×4.0
8 MPa
2) 試料導入管 耐圧,耐食性の径約6 mmの自由に曲げることができる管で,一端は試料容器弁に接
1
続できるものとし,他端は蒸気圧ボンベの入口弁に接続できるようにPF 4
の袋ナットを付ける。
3) 温度計 JIS B 7410に規定するVAP-2。
6.3.3 試験器の準備
蒸気圧ボンベの各部及び圧力計を清浄にし,乾燥空気で乾燥する。次いで蒸気圧ボンベ及び圧力計を組
み立てる。
6.3.4 試験の手順
試験の手順は,次による。
a) 蒸気圧ボンベのガス置換 蒸気圧ボンベのガス置換は,次による。

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1) 入口弁,中間弁を開き,排出弁を閉じ,速やかに蒸気圧ボンベを直立させ,入口弁と試料容器とを
試料導入管で連結し,試料容器弁(容器弁C)を開く。次いで排出弁を開き,試料室内の空気又は
蒸気を排出しながら試料室内に液状の試料を満たす。
2) 試料導入管を付けたままで排出弁を閉じ,次に入口弁を閉じる。速やかに蒸気圧ボンベを逆さにし
て排出弁を開き,液状試料が全て排出されるまで,そのままの状態に保つ。蒸気圧ボンベ内の圧力
がほぼ大気圧に等しくなったとき,排出弁を閉じる。
b) 蒸気圧ボンベヘの試料導入 蒸気圧ボンベへの試料導入は,次による。
1) 逆さにしてある蒸気圧ボンベを元に戻し,入口弁を開く。蒸気圧ボンベ内の圧力が試料容器内の圧
力と同一になったとき,直ちに排出弁を瞬時開く。試料が排出弁から液状で出ない場合は,a)の操
作を繰り返す。液状試料が出たときは直ちに排出弁を閉じ,次いで入口弁,試料容器のバルブの順
に閉じ,試料導入管を外す。
2) 蒸気圧ボンベを直立させたまま,直ちに中間弁を閉じ,入口弁を開いて下部試料室内の試料を手早
く排出する。下部試料室から液状試料が排出された後,入口弁を閉じて直ちに中間弁を開き,下部
試料室に試料を満たす。
1 1
3) 下部試料室を用いる場合はc)の操作へ移る。
3
下部試料室を用いる場合には,2)の手順をもう一
5
度繰り返す。
c) 蒸気圧の測定 蒸気圧の測定は,次による。
1) 蒸気圧ボンベを逆さにして数回激しく振り混ぜた後,これを元に戻してから,あらかじめ40±0.1 ℃
に保った恒温水槽に蒸気圧ボンベを排出弁の頂部まで浸す。
2) 恒温水槽に蒸気圧ボンベを浸している間に漏れの有無を調べ,漏れがある場合は直ちに試験を中止
し,6.3.3からやり直す。
3) 蒸気圧ボンベを恒温水槽に浸し,5分間経過後,これを恒温水槽から取り出し,逆さにして激しく
振り混ぜ,再び恒温水槽に戻す。このとき,蒸気圧ボンベ及び試料が冷えないよう手早く行う。
2分間以上の間隔で蒸気圧ボンベを恒温水槽から取り出し,逆さにして激しく振り,恒温水槽に
戻す。この場合,恒温水槽から蒸気圧ボンベを取り出す前に圧力計を軽くたたいてその示度を読む。
連続2回の圧力計の示度が同じ値になるまでこの操作を繰り返す。
注記 通常同じ値になるまで2030分間かかる。
4) 連続2回の圧力計の示度が同じ値になったとき,この値を小数点以下2桁まで読み取る。振とうな
どによって圧力計の示度に疑義が判明した場合は,補助圧力計を用い,次の手順で補正するとよい。
4.1) 6.3.4 c) 4)終了後,圧力計を取り付けたまま,蒸気圧ボンベを恒温水槽に浸した状態で排出弁に接
続管を取り付ける。
4.2) 基準重すい形圧力計であらかじめ補正した補助圧力計を接続管に取り付け,排出弁を開く。
4.3) 5分後,両圧力計の示度を小数点以下2桁まで読み取り,6.3.4 c) 4)の測定で得られた数値を補助
圧力計の読み取り値に合わせる。
6.3.5 結果
圧力計の示度又は補正圧力計で補正した値を蒸気圧とし,MPaで表す。
なお,蒸気圧を標準大気圧における蒸気圧に換算する場合は,次の式による。
P P1 P0 P2
ここに, P : 標準大気圧における蒸気圧(MPa)

――――― [JIS K 2240 pdf 13] ―――――

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P1 : 蒸気圧(MPa)
P0 : 標準大気圧(MPa)
P2 : 測定時の大気圧(MPa)
40 ℃以外の温度で蒸気圧を測定した場合には,その試験温度を付記する。
6.3.6 精度
この試験方法によって得られた試験結果の許容差(確率0.95)は,次による。
なお,試験結果が許容値を超えた場合は,JIS Z 8402-6の規定によって処理する。
a) 室内併行精度 同一試験室において,同一人が同一試験器で,引き続き短時間内で同一試料を2回試
験したとき,試験結果の差は0.02 MPaを超えてはならない。
b) 室間再現精度 規定しない。

6.4 蒸気圧試験方法(計算法)

6.4.1  原理
試料の組成と各炭化水素の蒸気圧とから,計算によって試料の蒸気圧を算出する。
この方法で得られた結果を6.3に規定する蒸気圧試験方法(実測法)で行った結果の代わりに用いても
よい。ただし,エタン+エチレンの成分が1.5 %(モル分率)以下とする。エタン+エチレンの成分が1.5 %
(モル分率)を超えるときは,6.3で行った結果と照合し,差がないことを確認した場合に限り用いてもよ
い。
6.4.2 計算の方法
6.10の組成分析方法によって得られた成分の分析値と表3に示す各成分の蒸気圧とを用いて,試料の蒸
気圧を次の式によって算出する。
Ci
P40 Pi
100
ここに, P40 : 40 ℃における蒸気圧(MPa)
Pi : 表3に示す40 ℃における成分iの蒸気圧(MPa)
Ci : 6.10による成分iの含有量(モル分率 %)
表3−各炭化水素の蒸気圧
成分i 蒸気圧
(40 ℃)(MPa)
エタン+エチレンa) 5.000
プロパン 1.275
n-ブタン 0.278
イソブタン 0.427
n-ペンタン 0.015
イソペンタン 0.050
プロピレン 1.542
1-ブチレン 0.356
シス2-ブチレン 0.235
トランス2-ブチレン 0.265
イソブチレン 0.365
1,3-ブタジエン 0.355
注a) エタン及びエチレンは6.10の組成分析方法では分離できないた
め,エタン+エチレンの成分としてエタンの蒸気圧を採用した。

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6.4.3 結果
小数点以下3桁まで算出し,JIS Z 8401によって小数点以下2桁に丸める。

6.5 硫黄分試験方法(酸水素炎燃焼-過塩素酸バリウム沈殿滴定法)

6.5.1  原理
試料を酸水素炎で燃焼させ,生じた硫黄酸化物を過酸化水素水に吸収させて硫酸にする。吸収液を濃縮
又は分取し,これに緩衝液とアセトンとを加え,ジメチルスルホナゾIIIを指示薬として溶液中に硫酸イオ
ンを過塩素酸バリウム標準液で滴定し,試料中の硫黄分を求める。この方法は硫黄分が質量分率0.000 1 %
以上の試料に適用する。
なお,この試験方法は,質量分率0.010 0 %以上のハロゲンを含む試料には用いない。
6.5.2 硫黄分試験器
次のa) c)から構成する(図7参照)。
1 圧縮酸素 12 ドレイントラップ
2 圧縮水素 13 フィルタ
3 圧力調節弁 14 吸収管
4 一次酸素減圧弁 15 吸収管トラップ
5 二次酸素減圧弁 16 放出弁
6 水素減圧弁 17 圧力平衡指示器
7 流量計 18 減圧調節弁
8 抵抗管 19 真空ポンプ
9 逆火防止器 20 マノメータ
10 液化石油ガス専用バーナ ○
21 硫黄分試験用容器
11 燃焼管(石英製) ○
22 補助調節弁
図7−酸水素炎燃焼−過塩素酸バリウム沈殿滴定法試験器(例)

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JIS K 2240:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3993:1984(MOD)
  • ISO 4256:1996(MOD)
  • ISO 4257:2001(MOD)
  • ISO 6251:1996(MOD)
  • ISO 7941:1988(MOD)
  • ISO 8973:1997(MOD)
  • ISO 9162:1989(MOD)

JIS K 2240:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 2240:2013の関連規格と引用規格一覧