この規格ページの目次
- 3. 定義
- 4. 試験の種類
- 4.1 未硬化シリコーンゴム
- 4.2 硬化シリコーンゴム
- 5. 単位記号
- 6. 試験の一般条件
- 6.1 試験室の標準状態
- 6.2 試験片の状態調節
- 6.3 数値の丸め方
- 7. 粘度試験
- 7.1 目的
- 7.2 試験の種類
- 7.3 回転粘度による方法
- 7.4 見掛け粘度による方法
- 8. 可塑度試験
- 8.1 目的
- 8.2 試験装置
- 8.3 試験片
- 8.4 試験方法
- 8.5 試験結果のまとめ方
- 8.6 記録
- 9. 硬化性試験
- 9.1 目的
- 9.2 試験方法
- 9.3 試験結果のまとめ方
- 9.4 記録
- 10. タックフリー試験
- 10.1 目的
- 10.2 試験の種類
- 10.3 指触による方法
- 10.4 鉛筆による方法
- JIS K 6249:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS K 6249:2003の関連規格と引用規格一覧
K 6249 : 2003
JIS Z 8202-2 量及び単位−第2部 : 周期現象及び関連現象
JIS Z 8202-3 量及び単位−第3部 : 力学
JIS Z 8202-4 量及び単位−第4部 : 熱
JIS Z 8202-5 量及び単位−第5部 : 電気及び磁気
JIS Z 8203 国際単位系(SI)及びその使い方
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 7323 Rubber,raw and unvulcanized compounded−Determination of plasticity number and recovery
number−Parallel plate method
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6200によるほか,次による。
a) ミラブル形シリコーンゴム シリコーンゴムコンパウンドのうちで,硬化前の状態が天然ゴム又は通
常の合成ゴムの未加硫配合ゴムに類似し,練りロール機又は密閉式混合機で可塑化又は混合を行うこ
とができるものの総称。
b) 液状シリコーンゴム シリコーンゴムコンパウンドのうちで,硬化前の状態が液状又はペースト状の
ものの総称。
c) 粘度 液状シリコーンゴムの粘性を回転粘度計又は見掛け粘度試験機によって測定し,得られた値。
d) 可塑度 未硬化のミラブル形シリコーンゴムの可塑性を平行板可塑度計によって測定し,得られた値。
e) 硬化 シリコーンゴムが熱,湿気などによって,架橋構造をつくる化学反応。一般には,加硫と同義
語。
f) 硬化性 振動式加硫試験機によって得られる硬化速度又は硬化の程度。
g) タックフリータイム 湿気硬化形液状シリコーンゴムを硬化させるとき,指又は鉛筆に付着しなくな
るまでの時間。
h) 線収縮率 シリコーンゴムを金型によって正方形又は円形の形状に硬化させ,金型寸法に対して得ら
れた成形物の寸法変化を測定し,得られた変化率の値。
i) 針入度 規定円すいが規定時間に進入する深さを測定し,得られた値。シリコーンのゲル状硬化物の
やわらかさを表す。
j) 引張せん断接着強さ 被着体間でシリコーンゴムを接着硬化させた後,引張試験機でせん断破壊まで
の最大せん断荷重を求め,せん断面積で除した値。
4. 試験の種類
試験の種類を,次に示す。
4.1 未硬化シリコーンゴム
a) 粘度試験
b) 可塑度試験
c) 硬化性試験
d) タックフリー試験
e) 線収縮率試験
4.2 硬化シリコーンゴム
a) 密度試験
b) 硬さ試験
c) 針入度試験
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――――― [JIS K 6249 pdf 6] ―――――
K 6249 : 2003
d) 引張試験
e) 引裂試験
f) 永久ひずみ試験
g) 耐熱試験
h) 浸せき試験
i) 引張せん断接着強さ試験
j) 体積抵抗率試験
k) 絶縁破壊試験
l) 誘電正接及び比誘電率試験
5. 単位記号
単位記号は,JIS Z 8202-0, JIS Z 8202-1, JIS Z 8202-2, JIS Z 8202-3, JIS Z 8202-4,
JIS Z 8202-5及びJIS Z 8203による。
6. 試験の一般条件
6.1 試験室の標準状態
試験室の標準状態は,JIS K 6250の5.1(試験室の標準温度)及び6.1(試験室
の標準湿度)によって,温度は23±2 ℃とし,相対湿度は(50±5)%が望ましい。
6.2 試験片の状態調節
試験片の状態調節は,JIS K 6250の8.3(試験片の状態調節)によるが,未硬化
シリコーンゴムについては,試験前少なくとも3時間以上,JIS K 6250の5.1に置く。
6.3 数値の丸め方
各試験によって得られた測定値又は求める値は,JIS Z 8401による。
7. 粘度試験
7.1 目的
この試験は,未硬化の液状シリコーンゴムの粘度を測定することを目的とする。
7.2 試験の種類
試験の種類は,次の2種類とする。
a) 回転粘度による方法
b) 見掛け粘度による方法
7.3 回転粘度による方法
7.3.1 試験方法 試験方法は,JIS K 7117-1の4.1(ブルックフィールド形回転粘度計)による。
7.3.2 試験結果のまとめ方 得られた値は,単位はPa・sとし,有効数字3けたに丸めて表す。
7.3.3 記録 記録は,次の事項を記録する。
a) 試験結果(粘度)
b) 試験の種類
c) 試験条件(粘度計の型式,スピンドル番号及び回転数並びに温度)
d) 試験日
e) その他必要事項
7.4 見掛け粘度による方法
7.4.1 試験方法 試験方法は,JIS K 2220の5.15(見掛け粘度試験方法)による。
7.4.2 試験結果のまとめ方 結果のまとめ方は,7.3.2による。
7.4.3 記録 記録は,次の事項を記録する。
a) 試験結果(見掛け粘度)
b) 試験の種類
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K 6249 : 2003
c) 試験条件(せん断率,温度)
d) 試験日
e) その他必要事項
8. 可塑度試験
8.1 目的
この試験は,平行板可塑度計(ウイリアムスプラストメータ)による未硬化のミラブル形シ
リコーンゴムの可塑度を測定することを目的とする。
8.2 試験装置
試験装置は,ISO 7323によって平行板可塑度計を用い,その基本的な構造は次のとおり
とする。その一例を図1に示す。
a) 2個の金属板は,厚さ10 mm以上,直径40 mm以上あって,適切なフレームによって1個の金属板は
動かすことができ,かつ,金属板は相互に平行であり(傾斜1度以内)水平に置く。
b) 平行な金属板の間に置かれた試験片は,ダイヤルゲージの力を含めて49±0.05 Nの力を加えられるよ
うになっている。
c) ダイヤルゲージは,1/100 mmで目盛られており,金属板間の距離が常に読めるように装置に取り付け
てある。
8.3 試験片
8.3.1 試験片の形状 試験片の形状は,体積2±0.02cm3の円筒状(直径約16 mm,高さ約10 mm)とす
る。
8.3.2 試験片の採取・作製
a) 十分に再練りした直後の試料から気泡を含まないように,8.3.1に規定する形状の試験片を作製する。
参考 再練りは,一般的には2本又は3本ロールで数分間行う。また,試験片は,8.3.1に規定する形
状の試験片が得られればよく,その作製方法は限定しない。
b) 試験片の数は,3個とし, 試験前に著しく変形することのないよう適切な方法で静置する。
c) 試験片の静置時間は,JIS K 6250の5.1で試験片作製後,60分以内とする。
8.4 試験方法
試験方法は,ISO 7323による。
a) 平行板間に2枚のセロハン紙を置き,その厚さでダイヤルゲージの目盛を0に調整する。 調整した後,
このセロハン紙は取り除く。
b) 試験片を2枚のセロハン紙に挟んで,試験片が平行板に付着するのを防止する。
c) セロハン紙に挟んだ試験片を平行板の間に置いて荷重を規定時間かけた後 ,ダイヤルゲージの目盛を
ミリメートルの1/100まで読み,試験片の厚さを記録する。この数値を100倍し可塑度とする。
8.5 試験結果のまとめ方
得られた値は,3個の試験片の中央値を整数位で表す。
8.6 記録
記録は,次の事項を記録する。
a) 試験結果(可塑度)
b) 試験条件(再練り条件,試験片の静置時間及び荷重をかけた時間)
c) 試験日
d) その他必要事項
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図 1 平行版可塑度計の一例
9. 硬化性試験
9.1 目的
試験は,未硬化のシリコーンゴムの硬化性を測定することを目的とする。
9.2 試験方法
試験方法は,JIS K 6300-2の8.(ディスク加硫試験)又は9.(ダイ加硫試験A法)によ
る。
9.3 試験結果のまとめ方
得られた値は,次によって表す。
a) 硬化時間 単位が秒ならば整数位,単位が分ならば小数点以下1けたとする。
b) トルク 単位はN・mとし,有効数字2けたとする。
9.4 記録
記録は,次の事項を記録する。
a) 試験結果 (硬化時間及びトルク)
b) 試験条件(試験装置,振幅角及び試験の温度)
c) 試験日
d) その他必要事項
10. タックフリー試験
10.1 目的
この試験は,湿気硬化形液状シリコーンゴムのタックフリータイムを測定することを目的と
する。
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10.2 試験の種類
試験の種類は,次の2種類とする。
a) 指触による方法
b) 鉛筆による方法
10.3 指触による方法
10.3.1 試験装置 試験装置は,次の器具を用いる。
a) ストップウオッチ
b) ガラス板
c) へら
10.3.2 試験方法
a) 試料をガラス板の上に泡が入らないように,厚さ約3 mmにへらなどで平らにした試験体1個を作る。
b) エチルアルコールで清浄にした指先で,表面に軽く触れる。
c) )の操作を,異なる場所において,試料が指先に付着しなくなるまで,適切な間隔(1)をおいて繰
り返す。
d) 平らにしたときから,試料が指先に付着しなくなるまでに要した時間を測定し,これをタックフリー
タイムとする。
注(1) 試験開始から10分までは1分ごと,10分を超え30分以内の場合には5分ごと,30分を超え1
時間以内の場合には10分ごと,1時間を超え3時間以内の場合には30分ごと,3時間を超える
場合には1時間ごとに測定する。
10.3.3 試験結果のまとめ方 得られた値が10分以内の場合には1分単位,10分を超え30分以内の場合
には5分単位,30分を超え1時間以内の場合には10分単位,1時間を超え3時間以内の場合には30分単
位,3時間を超える場合には1時間単位に丸めて整数位で表す。
10.3.4 記録 記録は,次の事項を記録する。
a) 試験結果(タックフリータイム)
b) 試験の種類
c) 試験条件(試験室の温度及び湿度)
d) 試験日
e) その他必要事項
10.4 鉛筆による方法
10.4.1 試験装置 試験装置は,次の器具を用いる。
a) ストップウオッチ
b) ガラス板
c) 鉛筆
10.4.2 試験方法
a) 試料をガラス板の上に泡が入らないように,カートリッジなどから棒状(径約8 mm)に出した試験
体1個を作る。
b) 削った鉛筆のしんをエチルアルコールで清浄にした後,鉛筆をガラス板に水平とし,試料に直角にな
るようにして,しんの側面で試料の表面に軽く触れる。
c) )の操作を,異なる場所において,試料が鉛筆のしんに付着しなくなるまで,適切な間隔(1)をお
いて繰り返す。
d) 棒状に出したときから,試料が鉛筆のしんに付着しなくなるまでに要した時間を測定し,これをタッ
(pdf 一覧ページ番号 6)
――――― [JIS K 6249 pdf 10] ―――――
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JIS K 6249:2003の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 6249:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2320:1999
- 電気絶縁油
- JISK2220:2013
- グリース
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6252:2007
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引裂強さの求め方
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISK6257:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
- JISK6258:2016
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐液性の求め方
- JISK6262:2013
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方
- JISK6268:1998
- 加硫ゴム―密度測定
- JISK6271:2008
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―体積抵抗率及び表面抵抗率の求め方
- JISK6300-2:2001
- 未加硫ゴム―物理特性―第2部:振動式加硫試験機による加硫特性の求め方
- JISK6850:1999
- 接着剤―剛性被着材の引張せん断接着強さ試験方法
- JISK7117-1:1999
- プラスチック―液状,乳濁状又は分散状の樹脂―ブルックフィールド形回転粘度計による見掛け粘度の測定方法
- JISZ8202-0:2000
- 量及び単位―第0部:一般原則
- JISZ8202-1:2000
- 量及び単位―第1部:空間及び時間
- JISZ8202-2:2000
- 量及び単位―第2部:周期現象及び関連現象
- JISZ8202-3:2000
- 量及び単位―第3部:力学
- JISZ8202-4:2000
- 量及び単位―第4部:熱
- JISZ8202-5:2000
- 量及び単位―第5部:電気及び磁気
- JISZ8203:1964
- 単位記号
- JISZ8203:2000
- 国際単位系(SI)及びその使い方
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方