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JIS K 6384:2016 規格概要
この規格 K6384は、合成ゴムNBR(アクリロニトリルとブタジエンとのゴム状共重合体)の原料ゴムの物理試験方法及び化学試験方法について規定。原料ゴムの加硫特性及び引張特性を評価するための配合物の調製方法(標準配合及び混練方法)並びに加硫特性の評価方法及び引張試験について規定。
JISK6384 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6384
- 規格名称
- 合成ゴム―NBR―試験方法
- 規格名称英語訳
- Acrylonitrile-butadiene rubber (NBR) -- Evaluation procedure
- 制定年月日
- 1961年9月1日
- 最新改正日
- 2016年9月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4658:1999(MOD), ISO 4658:1999/AMENDMENT 1:2004(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 83.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ゴム・エラストマー I 2020, ゴム・エラストマー II 2020
- 改訂:履歴
- 1961-09-01 制定日, 1966-04-15 確認日, 1969-05-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1977-10-01 改正日, 1983-10-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1995-10-01 改正日, 2001-11-20 改正日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-09-20 改正
- ページ
- JIS K 6384:2016 PDF [17]
K 6384 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 試験室試料の採取・・・・[2]
- 4 原料ゴムの物理試験方法及び化学試験方法・・・・[2]
- 4.1 ムーニー粘度・・・・[2]
- 4.2 揮発分・・・・[3]
- 4.3 灰分・・・・[3]
- 4.4 結合アクリロニトリル量・・・・[3]
- 5 原料ゴムの加硫特性及び引張特性評価のための配合物の調製・・・・[3]
- 5.1 標準配合・・・・[3]
- 5.2 混練手順・・・・[3]
- 6 加硫試験機による加硫特性の評価方法・・・・[7]
- 6.1 ディスク加硫試験機による加硫試験・・・・[7]
- 6.2 ダイ加硫試験機による加硫試験・・・・[7]
- 7 引張試験・・・・[7]
- 8 試験精度・・・・[8]
- 9 試験報告書・・・・[8]
- 附属書JA(参考)練りロール機を使用する方法の試験精度・・・・[9]
- 附属書JB(参考)密閉式混練機を1段目,練りロール機を2段目に使用する方法による試験精度・・・・[10]
- 附属書JC(参考)試験片作製法の違いによるムーニー粘度比較データ・・・・[11]
- 附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 6384 pdf 1] ―――――
K 6384 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ゴム工業会(JRMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS K 6384:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 6384 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 6384 : 2016
合成ゴム−NBR−試験方法
Acrylonitrile-butadiene rubber (NBR)-Evaluation procedure
序文
この規格は,1999年に第3版として発行されたISO 4658及びAmendment 1(2004)を基とし,技術的
内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。旧規格であるJIS K 6384:2001で規定していた“結合アク
リロニトリル量”の求め方の内容を削除して,JIS K 6451-1及びJIS K 6451-2として独立制定した。これ
によって,この規格では,“結合アクリロニトリル量”については,JIS K 6451-1及びJIS K 6451-2を引用
することとした。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,合成ゴムNBR(アクリロニトリルとブタジエンとのゴム状共重合体,以下,NBRという。)
の原料ゴムの物理試験方法及び化学試験方法について規定する。さらに,原料ゴムの加硫特性及び引張特
性を評価するための配合物の調製方法(標準配合及び混練方法)並びに加硫特性の評価方法及び引張試験
について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4658:1999,Acrylonitrile-butadiene rubber (NBR)−Evaluation procedure及びAmendment 1:2004
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室の作業に精通していることを前提とする。この規格は,そ
の使用に関して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用
者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 1410 酸化亜鉛
JIS K 3331 工業用硬化油・脂肪酸
JIS K 6220-2 ゴム用配合剤−試験方法−第2部 : 有機加硫促進剤及び有機加硫剤
注記 対応国際規格 : ISO 11235,Rubber compounding ingredients−Sulfenamide accelerators−Test
methods(MOD)
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K 6384 : 2016
JIS K 6222-1 ゴム用配合剤−硫黄−試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 8332,Rubber compounding ingredients−Sulfur−Methods of test(MOD)
JIS K 6228 ゴム−灰分の定量
注記 対応国際規格 : ISO 247,Rubber−Determination of ash(MOD)
JIS K 6238-1 原料ゴム−揮発分の求め方(定量)−第1部 : 熱ロール法及びオーブン法
注記1 対応国際規格 : ISO 248,Rubber, raw−Determination of volatile-matter content(MOD)
注記2 対応国際規格で引用しているISO 248は廃止され,ISO 248-1及びISO 248-2に置き換わっ
ている。ISO 248-1は,日本からJIS K 6238-1を基に提案され,国際標準となった規格で
ある。
JIS K 6238-2 原料ゴム−揮発分の求め方(定量)−第2部 : 自動赤外線乾燥熱重量法
注記 ISO 248-2が,JIS K 6238-2を基に日本から提案され,制定されている。
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
注記 対応国際規格で引用しているISO 471は廃止され,ISO 23529に置き換わっているため,こ
の規格では,ISO 23529に対応するJIS K 6250を引用した。
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 37,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tensile stress-strain
properties(MOD)
JIS K 6298 原料ゴム−天然ゴム・合成ゴム−サンプリング及びその後の準備手順
注記 対応国際規格 : ISO 1795,Rubber, raw natural and raw synthetic−Sampling and further preparative
procedures(IDT)
JIS K 6299 ゴム−試験用試料の作製方法
注記 対応国際規格 : ISO 2393,Rubber test mixes−Preparation, mixing and vulcanization−Equipment
and procedures(MOD)
JIS K 6300-1 未加硫ゴム−物理特性−第1部 : ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求
め方
注記 対応国際規格 : ISO 289-1,Rubber, unvulcanized−Determinations using a shearing-disc viscometer
−Part 1: Determination of Mooney viscosity(MOD)
JIS K 6300-2 未加硫ゴム−物理特性−第2部 : 振動式加硫試験機による加硫特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 6502,Rubber−Guide to the use of curemeters(MOD)
JIS K 6451-1 合成ゴム−NBR−結合アクリロニトリル量の求め方−第1部 : デュマ法
JIS K 6451-2 合成ゴム−NBR−結合アクリロニトリル量の求め方−第2部 : ケルダール法
3 試験室試料の採取
試験室試料は,JIS K 6298の箇条5(試験室試料の採取方法)によって約1.5 kgを採取する。
4 原料ゴムの物理試験方法及び化学試験方法
4.1 ムーニー粘度
ムーニー粘度は,JIS K 6300-1に規定する方法によって求める。測定結果は,ML (1+4) 100 ℃として記
録する。
注記 試験片の作製方法の違いによるムーニー粘度測定データへの影響については,附属書JCを参
――――― [JIS K 6384 pdf 4] ―――――
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K 6384 : 2016
照する。
4.2 揮発分
揮発分は,JIS K 6238-1又はJIS K 6238-2に規定する方法によって求める。
4.3 灰分
灰分は,JIS K 6228に規定する方法によって求める。
4.4 結合アクリロニトリル量
結合アクリロニトリル量は,JIS K 6451-1又はJIS K 6451-2に規定する方法によって求める。
5 原料ゴムの加硫特性及び引張特性評価のための配合物の調製
5.1 標準配合
標準配合を,表1に示す。表中の配合剤が入手できない場合,受渡当事者間の協定によって定められた
ものを用いてもよい。
表1−標準配合
原料ゴム及び配合剤 配合割合(質量部)
NBR a) 100.00
酸化亜鉛b) 3.00
粉末硫黄c) 1.50
ステアリン酸d) 1.00
IRB e) <カーボンブラック> 40.00
TBBS f) <加硫促進剤> 0.70
総質量部 146.20
注a) 箇条3で採取した試験室試料を用いる。
b) IS K 1410による。
c) IS K 6222-1による。
d) IS K 3331による。
e) 工業用標準カーボンブラックIRBは,JIS K 6299の5.3(カーボンブラックの調
製)に従って状態調節したものを用いる。
なお,工業用標準カーボンブラックIRBは,ASTM D4122で規定されている。
f) BBS(N-tert-butylbenzothiazole-2-sulfenamideは,密閉容器中に室温で貯蔵する。
不溶解分を6か月ごとに確認し,0.75 %を超えた場合,廃棄又は再結晶して使用
する。不溶解分の試験法は,JIS K 6220-2による。
5.2 混練手順
5.2.1 混練装置
密閉式混練機は,JIS K 6299の6.2(密閉式混練機)に規定するものを用いる。練りロール機は,JIS K 6299
の6.1(練りロール機)に規定するものを用いる。
5.2.2 混練操作
混練操作は,全ての配合剤が良好に分散するように,次のいずれかの方法による。
− A1法 : 密閉式混練機を用いる1段練り法(望ましい方法)
− A2法 : 密閉式混練機を1段目練り,練りロール機を2段目練りに用いる方法
− B法 : 練りロール機を用いる方法
なお,混練操作の違いによって得られる混練物は,異なる結果を示す場合がある。
――――― [JIS K 6384 pdf 5] ―――――
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JIS K 6384:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4658:1999(MOD)
- ISO 4658:1999/AMENDMENT 1:2004(MOD)
JIS K 6384:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
JIS K 6384:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK1410:1995
- 酸化亜鉛
- JISK3331:2009
- 工業用硬化油・脂肪酸
- JISK6220-2:2018
- ゴム用配合剤―有機薬品―試験方法―第2部:スルフェンアミド促進剤
- JISK6222-1:2010
- ゴム用配合剤―硫黄―試験方法
- JISK6228:1998
- ゴム―灰分の定量
- JISK6238-1:2009
- 原料ゴム―揮発分の求め方(定量)―第1部:熱ロール法及びオーブン法
- JISK6238-2:2009
- 原料ゴム―揮発分の求め方(定量)―第2部:自動赤外線乾燥熱重量法
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6298:2009
- 原料ゴム―天然ゴム・合成ゴム―サンプリング及びその後の準備手順
- JISK6299:2012
- ゴム―試験用試料の作製方法
- JISK6300-1:2013
- 未加硫ゴム―物理特性―第1部:ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方
- JISK6300-2:2001
- 未加硫ゴム―物理特性―第2部:振動式加硫試験機による加硫特性の求め方
- JISK6451-1:2016
- 合成ゴム―NBR―結合アクリロニトリル量の求め方―第1部:デュマ法
- JISK6451-2:2016
- 合成ゴム―NBR―結合アクリロニトリル量の求め方―第2部:ケルダール法