JIS K 6398:2017 合成ゴム―溶液重合BR―試験方法

JIS K 6398:2017 規格概要

この規格 K6398は、油展タイプを含む溶液重合ブタジエンゴムの原料ゴムの物理試験方法及び化学試験方法について規定。さらに,原料ゴムの加硫特性及び引張特性を評価するための,配合物の調製方法(標準配合及び混練方法)並びに試験方法について規定。

JISK6398 規格全文情報

規格番号
JIS K6398 
規格名称
合成ゴム―溶液重合BR―試験方法
規格名称英語訳
Butadiene rubber (BR) -- Solution-polymerized types -- Evaluation procedures
制定年月日
1997年12月20日
最新改正日
2017年12月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー I 2020, ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
1997-12-20 制定日, 2002-08-20 確認日, 2005-12-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2017-12-20 改正
ページ
JIS K 6398:2017 PDF [19]
                                                                                   K 6398 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試験室試料の採取及び試験試料の調製・・・・[2]
  •  3.1 試験室試料の採取・・・・[2]
  •  3.2 試験試料の調製・・・・[2]
  •  4 原料ゴムの物理試験方法及び化学試験方法・・・・[2]
  •  4.1 ムーニー粘度・・・・[2]
  •  4.2 揮発分・・・・[2]
  •  4.3 灰分・・・・[2]
  •  5 原料ゴムの加硫特性及び引張特性評価のための配合物の調製・・・・[3]
  •  5.1 標準配合・・・・[3]
  •  5.2 混練・・・・[3]
  •  6 混練物の状態調節・・・・[9]
  •  7 加硫試験機による加硫特性の試験方法・・・・[9]
  •  7.1 ディスク加硫試験機による加硫試験・・・・[9]
  •  7.2 ダイ加硫試験機による加硫試験・・・・[9]
  •  8 引張試験・・・・[9]
  •  9 試験精度・・・・[9]
  •  10 試験報告書・・・・[10]
  •  附属書A(参考)試験精度・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6398 pdf 1] ―――――

K 6398 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ゴム工業会(JRMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS K 6398:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6398 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6398 : 2017

合成ゴム−溶液重合BR−試験方法

Butadiene rubber (BR)-Solution-polymerized types- Evaluation procedures

序文

  この規格は,2014年に第6版として発行されたISO 2476を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,油展タイプを含む溶液重合ブタジエンゴム(以下,BRという。)の原料ゴムの物理試験方
法及び化学試験方法について規定する。さらに,原料ゴムの加硫特性及び引張特性を評価するための,配
合物の調製方法(標準配合及び混練方法)並びに試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2476:2014,Butadiene rubber (BR)−Solution-polymerized types−Evaluation procedures(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通しているものとする。この規格は,この使
用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者
は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置を取らなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 1410 酸化亜鉛
JIS K 3331 工業用硬化油・脂肪酸
JIS K 6220-2 ゴム用配合剤−試験方法−第2部 : 有機加硫促進剤及び有機加硫剤
注記 対応国際規格 : ISO 11235,Rubber compounding ingredients−Sulfenamide accelerators−Test
methods
JIS K 6222-1 ゴム用配合剤−硫黄−試験方法
JIS K 6228 ゴム−灰分の定量
注記 対応国際規格 : ISO 247,Rubber−Determination of ash
JIS K 6238-1 原料ゴム−揮発分の求め方(定量)−第1部 : 熱ロール法及びオーブン法

――――― [JIS K 6398 pdf 3] ―――――

2
K 6398 : 2017
注記 対応国際規格 : ISO 248-1,Rubber, raw−Determination of volatile-matter content−Part 1: Hot-mill
method and oven method
JIS K 6238-2 原料ゴム−揮発分の求め方(定量)−第2部 : 自動赤外線乾燥熱重量法
注記 対応国際規格 : ISO 248-2,Rubber, raw−Determination of volatile-matter content−Part 2:
Thermogravimetric methods using an automatic analyser with an infrared drying unit
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 23529,Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces
for physical test methods
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 37,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tensile stress-strain
properties
JIS K 6298 原料ゴム−天然ゴム・合成ゴム−サンプリング及びその後の準備手順
注記 対応国際規格 : ISO 1795,Rubber, raw natural and raw synthetic−Sampling and further preparative
procedures
JIS K 6299 ゴム−試験用試料の作製方法
注記 対応国際規格 : ISO 2393,Rubber test mixes−Preparation, mixing and vulcanization−Equipment
and procedures
JIS K 6300-1 未加硫ゴム−物理特性−第1部 : ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求
め方
注記 対応国際規格 : ISO 289-1,Rubber, unvulcanized−Determinations using a shearing-disc viscometer
−Part 1: Determination of Mooney viscosity
JIS K 6300-2 未加硫ゴム−物理特性−第2部 : 振動式加硫試験機による加硫特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 6502,Rubber−Guide to the use of curemeters

3 試験室試料の採取及び試験試料の調製

3.1 試験室試料の採取

  試験室試料は,JIS K 6298の箇条5(試験室試料の採取方法)によって約1.5 kgを採取する。

3.2 試験試料の調製

  試験試料は,JIS K 6298の箇条7(試験試料の作製手順)によって,調製する。

4 原料ゴムの物理試験方法及び化学試験方法

4.1 ムーニー粘度

  ムーニー粘度は,JIS K 6300-1に規定する方法によって求める。測定結果は,ML(1+4)100 ℃として
記録する。

4.2 揮発分

  揮発分は,JIS K 6238-1又はJIS K 6238-2に規定する方法によって求める。

4.3 灰分

  灰分は,JIS K 6228に規定する方法によって求める。

――――― [JIS K 6398 pdf 4] ―――――

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K 6398 : 2017

5 原料ゴムの加硫特性及び引張特性評価のための配合物の調製

5.1 標準配合

  試験用配合物の標準配合は,表1による。表中の配合剤が入手できない場合,受渡当事者間の協定によ
って定められたものを用いてもよい。
表1−試験用配合物の標準配合
ゴム及び配合剤 配合割合(質量部)
非油展ゴム 油展ゴム1 油展ゴム2 油展ゴム3
BR 100.00 − − −
油展BR − 100.00+Y a) 100.00 b) 100.00+Y a)
酸化亜鉛c) 3.00 3.00 3.00 3.00
IRB(カーボンブラック)d) 60.00 0.6×[100.00+Y a) ] 60.00 60.00
ステアリン酸e) 2.00 2.00 2.00 2.00
プロセス油f) 15.00 − − −
硫黄g) 1.50 1.50 1.50 1.50
TBBS(加硫促進剤)h) 0.90 0.009×[100.00+Y a) ] 0.90 0.90
配合割合の合計 182.40 167.40+1.609Y a) 167.40 167.40+Y a)
密度(計算値) g/cm3 1.11 − 1.141.16 i) −
注a) は,ゴム中のベースポリマー100に対するプロセス油の質量部。
b) 油展ゴム100は,オイルを含んだゴム100(質量部)を表す。
c) IS K 1410による。
d) 工業用標準カーボンブラックIRB(N330)又は,国内,国際間で使用されている同等品を,JIS K
6299の5.3(カーボンブラックの調製)に従って状態調節したものを用いる。
e) IS K 3331による。
f) このプロセス油は,密度0.92 g/cm3でASTM 103相当品(ASTM D2226参照)。
g) IS K 6222-1による。
h) BBS(N-tert-butylbenzothiazole-2-sulfenamide) : この物質は,密閉容器中に室温で貯蔵する。不
溶解分は,6か月ごとに確認する。不溶解分が0.75質量%を超えた場合,この物質は廃棄又は再
結晶して使用する。不溶解分の試験法は,JIS K 6220-2による。
i) 37.5質量%油展ゴムの場合。

5.2 混練

5.2.1  混練装置
密閉式混練機は,JIS K 6299の6.2(密閉式混練機)に規定するものを用いる。練りロール機は,JIS K 6299
の6.1(練りロール機)に規定するものを用いる。
5.2.2 混練操作
5.2.2.1 一般
5.2.2.1.1 混練操作の種類
混練操作は,次の5種類のいずれかの方法による。
なお,密閉式混練機を用いる方法が望ましいが,容量の小さい密閉式混練機は,練りロール機の2段目
練りに必要とされる表1の配合表の4倍量を作製することができない。その場合,A1法又はA2法を選択
する。
− A1法 : 密閉式混練機を用いる1段練り法
− A2法 : 密閉式混練機を1段目練り及び2段目練りに用いる方法
− B法 : 密閉式混練機を1段目練り,練りロール機を2段目練りに用いる方法
− C1法 : 練りロール機を用いる方法(非油展及び油展BRに適用する。)

――――― [JIS K 6398 pdf 5] ―――――

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JIS K 6397:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6398:2017の関連規格と引用規格一覧