JIS K 8089:2012 2,3-インドリンジオン(試薬)

JIS K 8089:2012 規格概要

この規格 K8089は、試薬として用いる2,3-インドリンジオン(別名 : イサチン)について規定。

JISK8089 規格全文情報

規格番号
JIS K8089 
規格名称
2,3-インドリンジオン(試薬)
規格名称英語訳
2,3-Indolinedione (Reagent)
制定年月日
1950年7月25日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1950-07-25 制定日, 1953-07-24 確認日, 1956-07-24 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 8089:2012 PDF [10]
                                                                                   K 8089 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(C8H5NO2)・・・・[3]
  •  6.3 N,N-ジメチルホルムアミド溶状・・・・[7]
  •  6.4 融点・・・・[8]
  •  6.5 強熱残分(硫酸塩)・・・・[8]
  •  6.6 鋭敏度・・・・[8]
  •  7 容器・・・・[8]
  •  8 表示・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8089 pdf 1] ―――――

K 8089 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8089:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成24年12月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS K 8089:1994によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8089 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
K 8089 : 2012

2,3-インドリンジオン(試薬)

2,3-Indolinedione (Reagent)

                                 C8H5NO2        FW : 147.13

序文

  この規格は,1950年に制定され,その後5回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は,1994年に
行われたが,その後の試験・研究開発の進歩などに対応するために改正した。
なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる2,3-インドリンジオン1)について規定する。
注1) 別名 イサチン

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0064 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8500 N,N-ジメチルホルムアミド(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)

――――― [JIS K 8089 pdf 3] ―――――

2
K 8089 : 2012
JIS K 8840 ブロモクレゾールグリーン(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8844 ブロモフェノールブルー(試薬)
JIS K 8896 メチルレッド(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  2,3-インドリンジオンは,黄みの赤の結晶で,エタノール及びジエチルエーテルにやや溶けやすく,水
に溶けにくい。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数3 195 cm-1,1 730 cm-1,1 623 cm-1,
1 333 cm-1,1 202 cm-1,1 096 cm-1,947 cm-1,769 cm-1及び662 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試料
調製をJIS K 0117の5.3(粉体)のa)(錠剤法)によって行い,錠剤の調製に臭化カリウムを用いたとき
の赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のSDBSから引用したものである。

――――― [JIS K 8089 pdf 4] ―――――

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K 8089 : 2012

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C8H5NO2) 質量分率 % 97.5 以上 6.2
N,N-ジメチルホルムアミド溶状 試験適合 6.3
融点 ℃ 200204 6.4
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.1 以下 6.5
鋭敏度 試験適合 6.6

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(C8H5NO2)

  純度(C8H5NO2)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) ソーダ石灰 JIS K 8603に規定するもの(必要な場合に用いる。)。
2) 硫酸 JIS K 8951に規定するもの。
3) 吸収液 図2の受器Hに,0.05 mol/l 硫酸20 mlを正確にはかりとり,ブロモクレゾールグリーン・
メチルレッド溶液0.2 ml及び水100 mlを加える。
なお,吸収液を調製した受器Hは,試験に必要な数を準備する。
4) 水酸化ナトリウム溶液(300 g/l) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウム30.9 gを水に溶かして
100 mlにする。ポリエチレン製瓶などに保存する。
5) 水酸化カリウム溶液(250 g/l) JIS K 8574に規定する水酸化カリウム29.4 gを水に溶かして100 ml
にする(必要な場合に用いる。)。ポリエチレン製瓶などに保存する。
6) 二酸化炭素を除いた水 次の6.1)6.4)のいずれか,又はそれらの二つ以上を組み合わせたものを用
い,使用時に調製する。
6.1) 水をフラスコに入れ,加熱し,沸騰が始まってから5分間以上その状態を保つ。加熱を止め,フ
ラスコの口を時計皿で軽く蓋をして少し放置して沸騰が止まった後に,ガス洗浄瓶に水酸化カリ
ウム溶液(250 g/l)を入れたもの,又はソーダ石灰管を連結して空気中の二酸化炭素を遮り,冷却
したもの。
6.2) 水をフラスコに入れ,水の中にJIS K 1107に規定する窒素を15分間以上通じたもの。
6.3) 水から二酸化炭素分離膜をもつガス分離管を用いて二酸化炭素を除いたもの。
6.4) 18 MΩ・cm以上の抵抗率のある水を,窒素を通じた三角フラスコに泡立てないように採取したも
の。ただし,採水後速やかに用いる。
7) ブロモチモールブルー溶液 JIS K 8842に規定するブロモチモールブルー0.10 gをJIS K 8102に規
定するエタノール(95)50 mlに溶かし,水で100 mlにする。褐色ガラス製瓶に保存する。
8) ブロモフェノールブルー溶液 JIS K 8844に規定するブロモフェノールブルー0.10 gをエタノール
(95)50 mlに溶かし,水で100 mlにする。褐色ガラス製瓶に保存する。

――――― [JIS K 8089 pdf 5] ―――――

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JIS K 8089:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8089:2012の関連規格と引用規格一覧