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JIS K 8203:2019 規格概要
この規格 K8203は、試薬として用いるフェニルヒドラジン塩酸塩(別名 : 塩化フェニルヒドラジニウム)について規定。
JISK8203 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8203
- 規格名称
- フェニルヒドラジン塩酸塩(試薬)
- 規格名称英語訳
- Phenylhydrazine hydrochloride (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年3月28日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-03-28 制定日, 1956-03-28 改正日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1979-11-01 改正日, 1985-03-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8203:2019 PDF [8]
K 8203 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(C6H9ClN2)・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[3]
- 6.4 強熱残分(硫酸塩)・・・・[4]
- 6.5 硫酸塩(SO4)・・・・[4]
- 6.6 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[5]
- 7 容器・・・・[6]
- 8 表示・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8203 pdf 1] ―――――
K 8203 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8203:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8203:1994を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8203 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8203 : 2019
フェニルヒドラジン塩酸塩(試薬)
Phenylhydrazine hydrochloride (Reagent)
C6H9ClN2 FW : 144.60
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるフェニルヒドラジン塩酸塩について規定する。
注記 別名 : 塩化フェニルヒドラジニウム
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8322 クロロホルム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8567 硝酸マグネシウム六水和物(試薬)
JIS K 8922 よう素酸カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
――――― [JIS K 8203 pdf 3] ―――――
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K 8203 : 2019
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
フェニルヒドラジン塩酸塩は,白からうすい黄赤の結晶又は結晶性粉末で,光及び酸素の影響で次第に
着色して赤から暗褐色に変わる。水及びエタノール(99.5)にやや溶けやすい。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料0.2 gに水20 mLを加えて溶かし,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加えると,
白い沈殿が生じる。
b) 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 201 cm-1,1 580 cm-1,1 492 cm-1,
887 cm-1,857 cm-1,766 cm-1,726 cm-1,681 cm-1及び495 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この
場合,試料調製はJIS K 0117の5.2 b)(錠剤法)による。錠剤の調製に臭化カリウムを用いたときの
赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの一例
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C6H9ClN2) 質量分率 % 98.5 以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.05 以下 6.4
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.005 以下 6.5
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K 8203 : 2019
表1−品質(続き)
項目 規格値 試験方法
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001 以下 6.6
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5 以下 6.6
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(C6H9ClN2)
純度(C6H9ClN2)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸 JIS K 8180に規定する特級のもの。
2) クロロホルム JIS K 8322に規定するもの。
3) 0.05 mol/L よう素酸カリウム溶液 JIS K 8922に規定するよう素酸カリウムを用いて,JIS K 8001
のJA.6.4 x)(0.05 mol/L よう素酸カリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算する。
b) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料1 gを全量フラスコ100 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,塩酸1 mL及び水を加えて溶かし,
水を標線まで加えて,混合する。
2) その20 mLを共通すり合わせ三角フラスコ300 mLなどに正確にとり,水10 mL及び塩酸30 mLを
加え,氷水で冷却し,0.05 mol/L よう素酸カリウム溶液で滴定する。
3) 終点近くでクロロホルム5 mLを加え,絶えず振り混ぜながらクロロホルム層の紅色が消える点を
終点とする。
c) 計算 純度(C6H9ClN2)は,次の式によって算出する。
.0007 230V f
A 100
20
m
100
ここに, A : 純度(C6H9ClN2)(質量分率 %)
V : 滴定量(mL)
f : 0.05 mol/L よう素酸カリウム溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.007 230 : 0.05 mol/L よう素酸カリウム溶液1 mLに相当する
C6H9ClN2の質量を示す換算係数(g/mL)
6.3 水溶状
水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
2) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,水を加
えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
3) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
なお,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)を調製する場合は,JIS K 8150に規定する塩化ナトリウ
――――― [JIS K 8203 pdf 5] ―――――
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JIS K 8203:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8203:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8322:2020
- クロロホルム(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8567:2018
- 硝酸マグネシウム六水和物(試薬)
- JISK8922:2008
- よう素酸カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)