この規格ページの目次
JIS K 8554:2020 規格概要
この規格 K8554は、試薬として用いる硝酸ストロンチウムについて規定。
JISK8554 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8554
- 規格名称
- 硝酸ストロンチウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Strontium nitrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年3月28日
- 最新改正日
- 2020年3月23日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1953-03-28 制定日, 1955-03-05 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認日, 2017-02-20 改正日, 2020-03-23 改正
- ページ
- JIS K 8554:2020 PDF [12]
K 8554 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 一般事項・・・・[2]
- 6.2 純度[Sr(NO3)2]・・・・[2]
- 6.3 水溶状・・・・[3]
- 6.4 pH(50 g/L,25 ℃)・・・・[4]
- 6.5 塩化物(Cl)・・・・[4]
- 6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
- 6.7 ナトリウム(Na),カリウム(K),マグネシウム(Mg)及びカルシウム(Ca)・・・・[5]
- 6.8 バリウム(Ba)・・・・[6]
- 6.9 マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca),バリウム(Ba),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 6.10 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[8]
- 7 容器・・・・[10]
- 8 表示・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8554 pdf 1] ―――――
K 8554 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8554:2017は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和2年9月22日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8554:2017を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8554 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 8554 : 2020
硝酸ストロンチウム(試薬)
Strontium nitrate (Reagent)
Sr(NO3)2 FW : 211.63
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硝酸ストロンチウムについて規定する。
警告1 硝酸ストロンチウムは,有機溶剤などの酸化されやすい物質と接触すると,激しい反応を生
じ,発火及び激しい燃焼が起きることがある。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8284 くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 9552 メチルチモールブルー(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8802 pH測定方法
――――― [JIS K 8554 pdf 3] ―――――
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K 8554 : 2020
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
硝酸ストロンチウムは,白い結晶又は粉末で,水に溶けやすく,エタノール(99.5)にほとんど溶けな
い。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに水20 mLを加えて溶かし,硫酸(1+9)5 mLを加える。生じた沈殿をろ過し,ろ液10 mL
に硫酸5 mLを加え,硫酸鉄(II)溶液(100 g/L)2 mLを積層させると二つの液の境界面に褐色の輪
帯が現れる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線を先端から約30 mmまで塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120 mm,
内炎の長さ約30 mm程度としたガスバーナーの無色炎中に,内炎の最上部から約10 mmの位置に水
平に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。次に,白金線の先端約5 mm
を水で浸し,少量の試料を付着させたものをガスバーナーの無色炎中に入れると赤が現れる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度[Sr(NO3)2] 質量分率 % 98.0102.0 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
pH(50 g/L,25 ℃) − 5.07.0 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001 以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.003 以下 6.6
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.01 以下 6.7
カリウム(K) 質量分率 % 0.01 以下 6.7
マグネシウム(Mg) 質量分率 % 0.005 以下 6.7又は6.9
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.02 以下 6.7又は6.9
バリウム(Ba) 質量分率 % 0.5 以下 6.8又は6.9
鉛(Pb) 質量分率 ppm 5 以下 6.9又は6.10
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5 以下 6.9又は6.10
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度[Sr(NO3)2]
純度[Sr(NO3)2]の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) メチルチモールブルー JIS K 9552に規定するもの。
――――― [JIS K 8554 pdf 4] ―――――
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K 8554 : 2020
2) ジエチルアミン 純度が質量分率98.0 %以上のもの。
3) 0.1 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.1 mol/L EDTA2Na溶液) JIS K 8107
に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物を用い,JIS K 8001のJA.6.4 c) 1)
(0.1 mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算した
もの。
b) 装置 主な装置は,次による。
・ 自動滴定装置 光度滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料0.8 gをコニカルビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水50 mLを加えて溶かし,
ジエチルアミン5 mLを加える。
2) 滴定操作は,次のいずれかによる。
2.1) 指示薬としてメチルチモールブルー約1 mgを加え,0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。終点は,
液の色が青から無色又はうすい灰色に変わる点とする。
2.2) 指示薬として,用いる装置に適切な量(2 mg30 mg)のメチルチモールブルーを加え,自動滴定
装置によって,波長610 nm660 nm付近で0.1 mol/L EDTA2Na溶液で光度滴定を行う。終点は,
変曲点とする。
d) 計算 純度[Sr(NO3)2]は,次の式によって算出する。
.0021163 V f
A 100 wBa .1541 0
m1
ここに, A : 純度[Sr(NO3)2](質量分率 %)
V : 滴定に要した0.1 mol/L EDTA2Na溶液の体積(mL)
f : 0.1 mol/L EDTA2Na溶液のファクター
m1 : はかりとった試料の質量(g)
wBa : 6.8又は6.9で求めたバリウム(Ba)の量(質量分率 %)
0.021 163 : 0.1 mol/L EDTA2Na溶液1 mLに相当するSr(NO3)2の質量
を示す換算係数(g/mL)
1.541 0 : Baの含有量をSr(NO3)2に換算する係数
6.3 水溶状
水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
2) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,更に水
を加えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
3) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準は,“澄明”を用いる。
澄明の限度標準の調製は,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)0.2 mLを共通すり合わせ平底試験管[c)
参照]にとり,水10 mL,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加え,更に水を加えて
20 mLとし,振り混ぜてから15分間放置する。
c) 器具 主な器具は,次による。
・ 共通すり合わせ平底試験管 容量50 mL,直径約24 mmで目盛のあるもの。
――――― [JIS K 8554 pdf 5] ―――――
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JIS K 8554:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8554:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8284:2011
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8284:2021
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8377:2014
- 酢酸ブチル(試薬)
- JISK8454:1994
- N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK9552:2015
- メチルチモールブルー(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ8802:2011
- pH測定方法