JIS K 9528:2020 ジイソプロピルエーテル(試薬) 

JIS K 9528:2020 規格概要

この規格 K9528は、試薬として用いるジイソプロピルエーテルについて規定。

JISK9528 規格全文情報

規格番号
JIS K9528 
規格名称
ジイソプロピルエーテル(試薬)
規格名称英語訳
Diisopropyl ether (Reagent)
制定年月日
1976年3月1日
最新改正日
2020年3月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1976-03-01 制定日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS K 9528:2020 PDF [8]
                                                                                   K 9528 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度[(C3H7)2O](GC)・・・・[3]
  •  6.3 密度(20 ℃)・・・・[4]
  •  6.4 屈折率 nD20・・・・[4]
  •  6.5 水分・・・・[4]
  •  6.6 不揮発物・・・・[4]
  •  6.7 酸(CH3CH2COOHとして)・・・・[4]
  •  6.8 過酸化物(H2O2として)・・・・[5]
  •  7 容器・・・・[5]
  •  8 表示・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 9528 pdf 1] ―――――

K 9528 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 9528:2013は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和2年9月22日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 9528:2013を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 9528 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
K 9528 : 2020
ジイソプロピルエーテル(試薬)

Diisopropyl ether (Reagent)

                               [(CH3)2CH]2O        FW : 102.17

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるジイソプロピルエーテルについて規定する。
警告1 ジイソプロピルエーテルは,有害なので,蒸気を吸入しないようにし,粘膜及び皮膚に付着
しないようにする。また,引火性が強く,熱,裸火などの着火源から遠ざける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 別名 : 2,2'-オキシビスプロパン

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)

――――― [JIS K 9528 pdf 3] ―――――

2
K 9528 : 2020
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 3505 ガラス製体積計

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  ジイソプロピルエーテルは,無色透明の液体で,エタノール(99.5)及びジエチルエーテルに極めて混
じりやすく,水に混じりにくい。沸点は,約68 ℃である。一般的に安定剤として2,6-ジ-t-ブチル-4-メチル
フェノール,ヒドロキノンなどを含む。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数2 972 cm-1,2 936 cm-1,2 879 cm-1,
1 468 cm-1,1 379 cm-1,1 368 cm-1,1 327 cm-1,1 169 cm-1,1 126 cm-1,1 112 cm-1,1 015 cm-1,904 cm-1及
び795 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料調製は,JIS K 0117の5.4 a)(液膜法)による。
窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
[出典 : 国立研究開発法人産業技術総合研究所の有機化合物のスペクトルデータベース(SDBS)(チャート上にピー
クの波数を追記)]
図1−赤外吸収スペクトルの例

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。

――――― [JIS K 9528 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 9528 : 2020
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度[(C3H7)2O](GC) 面積分率 % 99.0以上 6.2
密度(20 ℃) g/mL 0.7200.734 6.3
20
屈折率 nD − 1.3661.371 6.4
水分 質量分率 % 0.1以下 6.5
不揮発物 質量分率 % 0.02以下 6.6
酸(CH3CH2COOHとして) 質量分率 % 0.01以下 6.7
過酸化物(H2O2として) 質量分率 % 0.001以下 6.8

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度[(C3H7)2O](GC)

  純度[(C3H7)2O](GC)の試験方法は,次による。
a) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次による。
1) マイクロシリンジ又は試料導入装置 0.2 Lを採取できるもの。
2) ガスクロマトグラフ 装置の構成は,JIS K 0114に規定するもの。
b) 分析条件 分析条件は,次による。
なお,別の分析条件でも同等の試験結果が得られることが確認されている場合には,その条件を用
いてもよい。
1) 検出器の種類 水素炎イオン化検出器
2) キャピラリーカラム
・ 材質 石英ガラス
・ 内径 0.25 mm
・ 長さ 30 m
・ 固定相液体の種類 ポリエチレングリコール
・ 固定相液体の膜厚 0.25 μm
3) 設定温度
・ カラム槽 30 ℃50 ℃
・ 試料気化室 120 ℃
・ 検出器槽 120 ℃
4) キャリヤーガス
・ 種類 ヘリウム
・ 流量 5.0 mL/min10.0 mL/min
5) 試料の導入方式 全量注入法
6) 試料の導入量 0.2
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料をマイクロシリンジ又は試料導入装置を用いて,ガスクロマトグラフに導入してクロマトグラ
ムを記録する。
なお,あらかじめジイソプロピルエーテルの保持時間を確認しておく。

――――― [JIS K 9528 pdf 5] ―――――

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JIS K 9528:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 9528:2020の関連規格と引用規格一覧