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さとし,たて方向の引裂強さ及びよこ方向の引裂強さの平均値をそれぞれ求め,JIS Z 8401の規則
B(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
6.4.3 シングルタング法
シングルタング法は,次による。
a) 試料から50 mm×250 mmの試験片を,たて方向及びよこ方向にそれぞれ5枚採取する。
b) 次に,試験片の短辺の中央に短辺と直角に100 mmの切れ目を入れ,幅50 mm以上のつかみ具をもつ
定速伸長形引張試験機を用い,試験片のつかみ間隔を100 mmとして切れ目を入れたほうの両端を図
4のように舌片を上下のクランプと直角に挟む。
c) 引張速度は,200±20 mm/minとし,引き裂くときに示す最大荷重(極大値の中の最大値)を0.1 Nま
でを測定し,たて方向の引裂強さ及びよこ方向の引裂強さの平均値をそれぞれ求め,JIS Z 8401の規
則B(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
図4−装置のつかみ部に装着模式図
6.4.4 ペンジュラム法
ペンジュラム法は,次による。
a) IS L 1096の8.17.4[D法(ペンジュラム法)]の規定によって,たて方向の引裂強さ及びよこ方向の
引裂強さを測定し,それぞれの平均値を求め,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって小数点以
下1けたに丸める。
b) この場合,試験片は65 mm×100 mmの大きさとし,たて方向及びよこ方向にそれぞれ5枚採取する。
6.5 破裂強さ(JIS法)
6.5.1 試験の種類
破裂強さの試験は,次の2方法があり,これらの中から適切な方法を選び用いた方法を試験報告書に付
記する。
a) ミューレン形法 一般に広く採用されている方法である。
b) 定速伸長形法 主としてミューレン形法によって試験できない厚地の試料に適用する。
6.5.2 ミューレン形法
JIS L 1096の8.18.1[A法(ミューレン形法)]の規定による。ただし,試料及び試験機の検証は,次の
とおりとする。
a) 試験片は,3枚採取する。
b) 試験機の検証は,標準アルミニウムを用いて補正を行う。標準アルミニウムは,JIS H 4170に規定す
るはくの標準寸法が0.1 mmのもので,かつ,破裂強さが1 000 MPa以上で破裂強さ既知のもの。
6.5.3 定速伸長形法
JIS L 1096の8.18.2[B法(定速伸長形法)]の規定による。ただし,試験片は3枚採取する。
――――― [JIS L 1913 pdf 11] ―――――
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6.6 摩耗強さ(JIS法)
6.6.1 試験の種類
摩耗強さの試験は,次の二つ方法があり,これらの中から適切な方法を選び用いた方法を試験報告書に
付記する。
a) テーバ形法(摩耗による外観変化を見る方法) 不織布の表面が硬くても柔らかくてもよく,一般に
広く採用されている方法である。
b) ユニバーサル形法(摩耗による擦り切れを測定する方法) 一般に広く使用されていないが,主とし
て不織布の表面が比較的硬い試料に適用し,毛羽の発生が多い試料には適さない。
6.6.2 テーバ形法(摩耗による外観変化を見る方法)
JIS L 1096の8.19.3[C法(テーバ形法)]の規定による。この場合,試験片,摩耗輪,摩耗回数及び判
定は,次による。
a) 試験片 試験片は3枚採取する。
b) 摩耗輪 摩耗輪はNo. CS-10を用いる。
c) 摩耗回数 摩耗回数は100回とする。
d) 判定 判定は,図14の限度写真と比較して等級付けを行って,その平均値を0.5級単位に丸めて表す。
外観変化の等級は,試験後の試験片と図14の各級の写真とを比較し,限度以内にある最高等級で表す。
ただし,2級の限度写真を超えて外観変化を生じた試験片の判定は,1級とする。
6.6.3 ユニバーサル形法(摩耗による擦り切れを測る方法)
JIS L 1096の8.19.1 a)[A-1法(平面法)]の規定による。この場合の試験片は,3枚採取する。
6.7 剛軟度(JIS法及びISO法)
注記 ISO法は,ISO 9073-7を基に作成している。
6.7.1 試験の種類
剛軟度は,次の三つ方法があり,これらの中から適切な方法を選び,用いた方法を試験報告書に付記す
る。
a) 41.5°カンチレバー法(ISO法) 一般的な不織布の試験に適用する。
b) ガーレ法(JIS法) 主にカンチレバー法で測定できない不織布又は硬い不織布の試験に適用する。
c) ハンドルオメータ法(JIS法) 主に薄くて柔らかい不織布の試験に適用する。
6.7.2 試料の調整
カールしたり,ねじれたりしやすい試料は,試験片を採取する前に調整を行う必要がある。また,試験
片がカールしたり,ねじれたりしている場合には,数時間軽く押さえて,試験を行うのに支障がないよう
に十分平たん(坦)にしなければならない。
6.7.3 41.5°カンチレバー法
41.5°カンチレバー法は,次による。
a) 41.5°カンチレバー形試験機 41.5°カンチレバー形試験機は,図5に示す構造とする。
1) プラットホームは,幅40±2 mm,長さ200±2 mm,水平台からの高さ150 mm以上とする。
2) プラットホームの両側にあるプラットホーム支えは,プラットホームの端の位置から水平面に対し
て41.5°の角度で直線の印(L1とL2)を付ける。
3) プラットホーム又はガイドの前面の端から10±1 mmの位置にマークDを付ける。
4) 試験片の粘着を避けるために,プラットホームの表面はポリテトラフロオロエチレン(PTFE)のよ
うな滑りやすい材料のコーティング又は被覆がされていなければならない。
――――― [JIS L 1913 pdf 12] ―――――
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5) 鋼製定規は,幅25±1 mm,長さ350±1 mm,厚さ3.5 mm,質量250±10 gのもので,目盛がmm
単位で正確に付けられ滑らないように下側にゴムが付いているもの。
図5−41.5°カンチレバー形試験機
b) 手順
1) 試料から(25±1)mm×(250±1)mmの試験片をたて方向及びよこ方向からそれぞれ6枚採取す
る。
なお,試験片は,試料の端から50 mm以上離れた位置で採取し,たて方向に45°の角度で採取
してもよい。
2) 標準状態における試験片の質量を測定し,6.2 b) 3) によって単位面積当たりの質量を算出する。
3) 41.5°カンチレバー形試験機を水平に置き,試験片の一端をプラットホームの前端に合わせて置き,
鋼製定規の0点をマークDに合わせた状態で鋼製定規を試験片の上に載せる。
4) 適切な方法によって鋼製定規と試験片とを一緒に斜面の方向に緩やかに一定速度で押し出す。
注記 モータによって一定速度にできる装置を使用してもよい。
5) 試験片がL1とL2とを通る面に接触するまで鋼製定規を移動し,8±2秒間放置した後,試験片の突
き出た長さを1 mmまで鋼製定規から読み取る。
なお,試験機の片側に鏡を置き,この鏡でL1とL2とを通る面に試験片の端が接触したかどうか
を確認する。
6) 裏面及びもう一端についても3) 5) の操作を繰り返し,試験片の突き出た長さを測定する。
7) 突き出た長さの半分の長さを曲げ長さとし,表裏及び両端の四つの測定値の平均値を算出する。さ
らに,たて方向及びよこ方向それぞれ6枚の試験片の曲げ長さの平均値を求め,JIS Z 8401の規則
B(四捨五入法)によって整数に丸める。
c) 計算 次の式によって,たて方向及びよこ方向それぞれの剛軟度を計算する。
――――― [JIS L 1913 pdf 13] ―――――
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G=m×C3×10−3
ここに, G : 剛軟度(mN・cm)
m : 試験片の単位面積当たりの質量(g/m2)
C : 全平均の曲げ長さ(cm)
なお,この式において,9.81 m/s2の自由落下の加速度は,10 m/s2に丸めている。
6.7.4 ガーレ法
ガーレ法は,次による。
a) 試験機 図6及び図7に示すようなガーレ式試験機とする。
図6−ガーレ式試験機 図7−ガーレ式試験機の主要部
b) 手順
1) 試料から長さL mm,幅d mmの大きさの試験片をたて方向及びよこ方向にそれぞれ5枚採取する。
Lに合わせてチャックに固定する。
2) 試験片をチャックに取り付け,可動アームA上の目盛 .2 54
3) 次に,振り子Bの支点から下部の荷重取付孔a,b,cに適切なおもりWa,Wb及びWcを取り付けて
可動アームを定速回転させ,試験片が振り子Bから離れるときの目盛を読む。
4) 次の式によって剛軟度を算出し,たて方向及びよこ方向それぞれの平均値を求め,JIS Z 8401の規
則B(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
Br=RG× (aWa+bWb+cWc) × L 127.
2
×3.375×10−5
d
ここに, Br : 剛軟度(mN)
RG : 試料が振り子Bから離れるときの目盛
a, b, c : 荷重取付孔と支点との距離(mm)
Wa, Wb, Wc : 荷重取付孔に取り付けたおもりの質量(g)
L : 試料の長さ(mm)
d : 試料の幅(mm)
6.7.5 ハンドルオメータ法
ハンドルオメータ法は,次による。
――――― [JIS L 1913 pdf 14] ―――――
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L 1913 : 2010
a) 試験機 図8に示すようなハンドルオメータ形試験機とする。
単位 mm
図8−ハンドルオメータ形試験機の一例 図9−測定方法
b) 手順
1) 試料から200 mm×200 mmの試験片を3枚採取する。
2) 図8に示す試料台の上に試験片の測定方向がスロット(20 mm)と直角になるように置く。
3) 次に,試料台表面から8 mmまで下がるように調節したブレードを下降させ,試験片を押圧する。
なお,試料の性質によって200 mm×200 mm以下の試験片(25 mm×25 mm以上)を用いてもよ
い。また,スロット幅を5 mm又は10 mmとして測定することができる。この場合,試験条件を試
験報告書に付記する。
4) 測定は,いずれか一方の辺から67 mm(試験幅の1/3)の位置で,たて方向及びよこ方向それぞれ
表裏異なる箇所について図9に示す番号順に行い,記録計又は指示計の示す最高値(N)を読み取
る。
5) 4辺の最高値の合計値を求めて3回の平均値を算出し,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって
小数点以下1けたに丸める。
6.8 通気性(JIS法)
通気性には,次の2方法があり,これらの中から適切な方法を選び,用いた方法を試験報告書に付記す
る。
なお,フラジール形法は,通気性の低い高密度の不織布を除き,一般に広く採用されている方法である。
ガーレ形法は,通気性の低い高密度の不織布の試験に適用する。
6.8.1 フラジール形法
フラジール形法は,次による。
a) 試験機 図10に示すようなフラジール形試験機とする。
――――― [JIS L 1913 pdf 15] ―――――
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JIS L 1913:2010の引用国際規格 ISO 一覧
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- ISO 9073-2:1995(MOD)
- ISO 9073-3:1989(MOD)
- ISO 9073-4:1997(MOD)
- ISO 9073-7:1995(MOD)
- ISO 9092:1988(MOD)
JIS L 1913:2010の国際規格 ICS 分類一覧
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