JIS R 3221:2022 光学薄膜付きガラス

JIS R 3221:2022 規格概要

この規格 R3221は、主に建築用に使用する光学薄膜付きガラスについて規定。

JISR3221 規格全文情報

規格番号
JIS R3221 
規格名称
光学薄膜付きガラス
規格名称英語訳
Optical coated glass
制定年月日
1990年3月1日
最新改正日
2022年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 11479-1:2011(MOD), ISO 11479-2:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

81.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1990-03-01 制定日, 1995-04-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2002-03-20 改正日, 2007-02-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2022-03-22 改正
ページ
JIS R 3221:2022 PDF [27]
                                                                                   R 3221 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.1 基本定義・・・・[2]
  •  3.2 欠点の定義・・・・[3]
  •  4 種類・・・・[4]
  •  4.1 光学薄膜付きガラスの種類・・・・[4]
  •  4.2 厚さによる種類・・・・[5]
  •  4.3 日射熱遮蔽性による種類・・・・[5]
  •  5 品質・・・・[5]
  •  5.1 外観・・・・[5]
  •  5.2 色差・・・・[6]
  •  5.3 形状及び寸法・・・・[6]
  •  5.4 性能・・・・[7]
  •  5.5 耐久性・・・・[7]
  •  6 材料板ガラス・・・・[8]
  •  7 試験方法・・・・[8]
  •  7.1 供試体・・・・[8]
  •  7.2 外観試験・・・・[9]
  •  7.3 色差試験・・・・[11]
  •  7.4 寸法の測定・・・・[15]
  •  7.5 日射熱遮蔽性,放射率,可視光反射率,耐光性,耐摩耗性,耐酸性及び耐アルカリ性試験・・・・[16]
  •  8 検査・・・・[19]
  •  9 包装・・・・[19]
  •  10 表示・・・・[19]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[20]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 3221 pdf 1] ―――――

           R 3221 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会
(FGMAJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。こ
れによって,JIS R 3221:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 3221 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
R 3221 : 2022

光学薄膜付きガラス

Optical coated glass

序文

  この規格は,2011年に第1版として発行されたISO 11479-1及びISO 11479-2を基とし,我が国の市場
の実態に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格と
の対照表を附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,主に建築用に使用する光学薄膜付きガラスについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11479-1:2011,Glass in building−Coated glass−Part 1: Physical defects
ISO 11479-2:2011,Glass in building−Coated glass−Part 2: Colour of faade(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS C 1609-1 照度計 第1部 : 一般計量器
JIS R 3106 板ガラスの透過率·反射率·放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算
定方法
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 3205 合わせガラス
JIS R 3206 強化ガラス
JIS R 3208 熱線吸収板ガラス
JIS R 3212 自動車用安全ガラス試験方法
JIS R 3222 倍強度ガラス

――――― [JIS R 3221 pdf 3] ―――――

           2
R 3221 : 2022
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 基本定義

3.1.1
光学薄膜付きガラス(optical coated glass)
光学的,熱的特性などを改善するために片面又は両面に波長選択性をもつ光学薄膜が形成されたガラス
注釈1 光学薄膜付きガラスには,熱線反射ガラス,低放射ガラス及び低反射ガラスがある(4.1参照)。
3.1.2
光学薄膜(optical coating)
熱分解法又はスパッタリング法(真空成膜法)のいずれかを用いてガラスに形成される1種類以上の成
分から成る膜
3.1.3
熱線反射ガラス(solar reflective glass)
表面に,主に日射の波長域で反射率が高い光学薄膜を形成したガラス
注釈1 熱線反射ガラスは,日射による熱負荷を抑制するガラスである。
注釈2 日射とは,直達日射,すなわち,大気圏を透過して地上に直接到達する近紫外,可視及び近赤
外の波長域(300 nm2 500 nm)の放射をいう(出典 : JIS R 3106:2019の3.2)。
注釈3 この定義は,JIS R 3221:2002における定義と同じ内容である。
3.1.4
低放射ガラス(low emissivity glass)
表面に,主に常温熱放射の波長域で反射率が高い光学薄膜を形成したガラス
注釈1 低放射ガラスは,複層ガラスの断熱性能を高めるガラスである。
注釈2 Low-Eガラスともいう。
3.1.5
低反射ガラス(anti-reflective glass)
表面に,主に可視光領域で反射率が低い光学薄膜を形成したガラス
注釈1 低反射ガラスは,表面の映り込みを軽減することで,ガラスを通した視認性を向上させるガラ
スである。
3.1.6
成膜方法(method of deposition)
ガラスの表面に,金属単体,金属酸化物,金属窒化物,金属ふっ化物又は他の化合物から成る単一又は
多層の光学薄膜を形成する方法
3.1.7
熱分解法(pyrolytic deposition)

――――― [JIS R 3221 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
R 3221 : 2022
主にフロートガラス製造工程内で,光学薄膜を形成する成膜方法
3.1.8
スパッタリング法(sputter deposition)
真空チャンバー内で,光学薄膜を形成する成膜方法
注釈1 対応国際規格における用語“真空成膜法(vacuum deposition)”の定義と同じ内容である。
3.1.9
原寸ガラス(finished size glass)
最終的に加工又は使用される寸法に切断されたガラス
3.1.10
定寸ガラス(stock size glass, jumbo size glass)
後加工を行い,小さく切断されることを前提とした寸法のガラス
3.1.11
日射遮蔽性(solar radiation shielding performance)
ガラスに日射が入射するときに,ガラスが日射を遮蔽する性能
注釈1 日射遮蔽性は,日射熱取得率又は日射熱除去率で表す。
3.1.12
日射熱取得率(total solar energy transmittance)
ガラス面に垂直に入射する日射について,ガラス部分を透過する日射の放射束とガラスに吸収されて室
内側に伝達される熱流束との和の,入射する日射の放射束に対する比率
(出典 : JIS R 3106:2019の3.5)
注釈1 “1”から日射熱取得率を差し引いた値を,“日射熱除去率”ということもある。
3.1.13
放射率(emissivity)
ガラス板と同じ温度の黒体が放射する熱放射の放射束に対する,そのガラス板が空間に放出する熱放射
の放射束の比率
(出典 : JIS R 3106:2019の3.4)
3.1.14
可視光反射率(light reflectance)
ガラス面に垂直に入射する昼光の光束について,入射光束に対する反射光束の比率
(出典 : JIS R 3106:2019の3.1)
注釈1 昼光は,国際照明委員会が定めたCIE昼光をいう。
注釈2 光束は,放射の波長ごとの放射束と視感度の値との積の数値を波長について積分したものをい
う。

3.2 欠点の定義

3.2.1
こすれ(coating rub)
摩擦によって,光学薄膜が部分的に又は全体的に離したため,白濁して見える光学薄膜の欠点

――――― [JIS R 3221 pdf 5] ―――――

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JIS R 3221:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11479-1:2011(MOD)
  • ISO 11479-2:2011(MOD)

JIS R 3221:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3221:2022の関連規格と引用規格一覧