JIS R 3225:2022 真空ガラス | ページ 9

           38
R 3225 : 2022
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS R 3225 ISO 19916-1:2018,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
1 1 削除 我が国の事情のため,ISO
我が国では,市場で求められる遮音性能は
への提案は行わない。
建具を含めた窓としての性能が主であるた
め,遮音性能の測定方法を削除した。
3.1 3.1 変更 ISO規格では“少なくとも2枚”の板ガラ 我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
スで構成される,と記載されているが,JIS
では我が国の市場の実態に整合させて,“2
枚”とした。
3.2 3.2 追加 我が国の事情のため,ISO
熱貫流率の計算においてピラーは円柱形を
への提案は行わない。
前提としているため,形状を明確にするた
め,形状の定義を追加し,円柱状とした。
3.7 − 追加 我が国の事情のため,ISO
JISとして必要な減圧度を規定したため,用
語の定義を追加した。 への提案は行わない。
4 − 追加 JISとして必要な断熱性及び日射取得性に我が国の事情のため,ISO
よる区分を追加した。 への提案は行わない。
5 3.1 追加 我が国の事情のため,ISO
ISO規格では,“用語及び定義”並びに“材
3.2 への提案は行わない。
料”の箇条に記載されている構造の説明を,
4.1 JISでは新たな箇条として記載した。
4.4
4.5
6.1 − 追加 JISに必要な品質規定として外観を追加し我が国の事情のため,ISO
た。 への提案は行わない。
6.2 − 追加 次回のISO規格の見直し
JISに必要な品質規定として,減圧の状態を
追加した。 の際,修正提案を検討す
る。
− 5.1 削除 ISO規格では,光学特性の求め方を規定し我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
ているが,JISでは,引用規格(JIS R 3106)
によって求めることができること,及び真
空ガラスの光学特性の区分を設定する必要
がないことから,JISでは,光学特性の求め
方を削除した。
6.3.1 5.2 変更 ISO規格では,断熱性を測定で求めるが,我が国の事情のため,ISO
6.3.2 への提案は行わない。
JISでは,JIS R 3107で真空ガラスの熱貫流
率の算定方法が規定されているという我が
国の実態に合わせて,算定によって求める
方法に変更した。
6.3.1 − 追加 我が国の事情のため,ISO
6.3.2で熱貫流率を算定によって求める方法
6.3.3 への提案は行わない。
に変更したため,算定による熱貫流率に対
する測定による熱貫流率の比によって,真
空ガラスの断熱性を確認する規定を追加し
た。

――――― [JIS R 3225 pdf 41] ―――――

                                                                                            39
R 3225 : 2022
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
6.5 7.1 変更 ISO規格の7.1のうち,要求事項を6.5に,我が国の事情のため,ISO
9.6.3.2 への提案は行わない。
試験方法を9.6.3.2及び9.6.3.4に振り分けて
9.6.3.4 記載した。実質的な技術的差異はない。
6.5 7.1 変更 ISO規格では,ΔUnの許容値を0.10 W/(m2·
次回のISO規格の見直し
K) 以下としているが,JISでは,測定値の
の際,修正提案を検討す
桁数に合わせて0.100 W/(m2·K) 以下と変
る。
更した。
7.1 − 追加 我が国の事情のため,ISO
我が国の市場の実態に合わせて,JISとして
必要な形状の規定を追加した。 への提案は行わない。
7.2.1 6.2.1 追加 我が国の事情のため,ISO
我が国の市場の実態に合わせて,JISとして
必要な辺の長さの規定を追加した。 への提案は行わない。
7.2.2 6.2.2 追加 我が国の事情のため,ISO
我が国の市場の実態に合わせて,正方形又
7.2.3 6.2.3 への提案は行わない。
は長方形以外の形状については,受渡当事
者間の協定による旨を追加した。
7.2.2 6.2.2 変更 我が国の事情のため,ISO
JISの各許容差の値は,2枚のガラスを重ね
7.2.3 6.2.3 合わせるという製造工程の類似性によっ への提案は行わない。
て,JIS R 3205での合わせガラスの規定値
に合わせて変更した。
8.1 4.1 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,我が国の市場の実態に合わせて,
への提案は行わない。
材料板ガラスに,表面に光学薄膜を形成し
たもの及び適用される日本産業規格を追加
した。
9.1 5.2.1 変更 ISO規格では,製造後24時間以上常温で保我が国の事情のため,ISO
7.1 への提案は行わない。
持した供試体を用いる規定が5.2.1及び7.1
にあるが,JISでは9.1に移動した。技術的
差異はない。
9.1 − 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,試験条件の明確化のため,各試験
への提案は行わない。
において,供試体を製品とするか試料とす
るかを規定した。
9.2 − 追加 JISとして必要な外観試験の方法を追加し我が国の事情のため,ISO
た。 への提案は行わない。
9.3 − 追加 JISとして必要な受渡検査として実施する次回のISO規格の見直し
の際,修正提案を検討す
減圧の状態の試験として,減圧度試験の規
定を追加した。 る。
9.4.1 Annex C 変更 JISではISO規格が参照する附属書Cに対 我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
応するJIS R 3107を引用して算定方法を規
定とした。なお,材料板ガラスの厚さを材料
板ガラスの厚さの呼びとし,気体の絶対圧
力を0.05 Paとし,合理的な測定方法によっ
てもよいと規定した。
9.4.1 5.2.3 変更 我が国の事情のため,ISO
材料板ガラスの厚さが異なる真空ガラスの
熱貫流率の求め方について,ISO規格は供への提案は行わない。
試体の測定値から異なる厚さをもつ真空ガ
ラスへの変換式を示しているのに対し,JIS
では,算定によって求める方法を示した。

――――― [JIS R 3225 pdf 42] ―――――

           40
R 3225 : 2022
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
9.4.2 a) 5.2.1 追加 ISO規格では,測定に用いる供試体の仕様我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
の選定についての記載がないが,JISでは,
供試体の仕様の選定基準を規定した。
9.4.2 b) 1) 5.2.1 追加 次回のISO規格の見直し
供試体の寸法が異なる場合,エッジシール
の際,修正提案を検討す
が熱流に与える影響によって,測定値が変
る。
動する可能性があるため,JISでは3枚の供
試体の寸法を同じとする規定を追加した。
9.4.2 b) 2) 5.2.1 追加 次回のISO規格の見直し
JISでは,繰返し再現性を確認するための測
定なので,2回目の測定時は,供試体を装置
の際,修正提案を検討す
る。
から取り出し,再度供試体を設置し直す規
定を追加した。
9.4.2 b) 2) 5.2.1 追加 ISO規格では,測定結果の差の百分率を記我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
号で表していないが,JISでは,U1,devとし
て規定した。
9.4.2 b) 2) 5.2.1 追加 次回のISO規格の見直し
ISO規格では,測定結果の差の百分率,U1,1
及びU1,2の数値の丸め方に関する記載がな
の際,修正提案を検討す
いため,JISでは,規定した。 る。
9.4.2 b) 5) 5.2.1 変更 ISO規格では,熱貫流率の平均値を小数点我が国の事情のため,ISO
以下2桁で表すと規定しているが,JISで への提案は行わない。
は,熱貫流率の算定方法を引用するJIS R
3107に合わせて有効数字2桁表示とした。
9.4.2 b) 6) 5.2.1 追加 次回のISO規格の見直し
ISO規格では,供試体の偏差の百分率Udev,n
の桁数に関する記載がないため,JISでは,
の際,修正提案を検討す
規定した。 る。
9.4.2 b) 8) 5.2.1 追加 ISO規格では,供試体が破損した場合の対我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
応は規定されていないが,JISでは破損した
場合の対応について規定した。
− 5.2.2 削除 ISO規格に規定する試験報告の規定は,こ我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
のJISは試験規格ではないため,削除した。
9.5 5.3 変更 ISO規格では,日射熱取得率の算定に用い我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
る真空ガラスの熱コンダクタンスを測定に
よって求めるが,JISでは算定によって求め
るように変更した。
9.5 5.3 追加 ISO規格では,日射熱取得率の算定に用い我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
る表面熱伝達率の夏期条件及び冬期条件の
区別が規定されていないが,JISの引用規格
JIS R 3106では,夏期条件と冬期条件を分
けて設定しているため,夏期条件を用いる
規定を追加した。
9.5 5.3 追加 ISO規格では,算定に用いる材料板ガラス我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
の厚さを測定した厚さか厚さの呼びかを規
定していないため,JISでは材料板ガラスの
厚さを厚さの呼びとする規定を追加した。

――――― [JIS R 3225 pdf 43] ―――――

                                                                                            41
R 3225 : 2022
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
9.5 5.3 追加 ISO規格では,拡散透過性ガラスに関する我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
規定がないが,JISの引用規格JIS R 3106で
は,拡散透過性ガラスを除くと規定されて
いるため,拡散透過性ガラスの場合には,同
じ厚さの呼びのフロート板ガラスの特性値
を用いる規定を追加した。
9.5 5.3 削除 JISでは,3.1で2枚の板ガラスで構成とし我が国の事情のため,ISO
たため,真空層は1層であるため,ISO規 への提案は行わない。
格での真空層2層以上の場合は計算できな
いとした規定を削除した。
9.6.2 a) 7.2 追加 次回のISO規格の見直し
供試体の寸法が異なると,エッジシールが
の際,修正提案を検討す
熱流に与える影響によって,測定値が変動
る。
する可能性があるため,JISでは6枚の供試
体の寸法を同じとする規定を追加した。
9.6.2 c) 7.2 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,1枚以上の供試体を追加して準備
への提案は行わない。
する理由として,品質の安定性が確認でき
なかった場合を追加した。
9.6.2 d) 2) 7.2 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,規格使用者の誤解を避けるため,
への提案は行わない。
厚さが同じ場合の向きは任意とする規定を
追加した。
9.6.3.2 a) 7.1 変更 次回のISO規格の見直し
ISO規格では,Uav,beforeを小数点以下2桁に
丸めるが,JISでは,Un,beforeに合わせて小数
の際,修正提案を検討す
点以下3桁に丸める規定とした。 る。
9.6.3.2 b) 7.1 変更 ISO規格では,全ての供試体の熱貫流率測我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
定値の偏差が10.0 %以上の場合は耐久性試
験を実施できない規定としているが,JISで
は熱貫流率の偏差が10.0 %以下である供試
体を6枚用意すれば耐久性試験ができると
規定を変更した。
9.6.3.2 b) 7.1 変更 ISO規格では,熱貫流率の偏差の百分率を我が国の事情のため,ISO
への提案は行わない。
記号で表していないが,JISでは,Udev,before,n
として規定した。技術的差異はない。
9.6.3.3 7.3 変更 我が国の事情のため,ISO
JISでは,試験方法の番号を変更した。実質
的な技術的差異はない。 への提案は行わない。
9.7.1 6.2.2 追加 JISとして必要な測定手段及び測定位置を我が国の事情のため,ISO
9.7.2 6.2.3 追加した。 への提案は行わない。
9.7.3 6.2.4
9.7.4 6.1.3
9.7.2 6.2.3 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,対角線の長さの測定箇所を明示す
るために,図4を追加した。 への提案は行わない。
10 − 追加 我が国の事情のため,ISO
JISとして必要な,形式検査と受渡検査との
区分を規定する箇条を追加した。 への提案は行わない。
11 − 追加 我が国の事情のため,ISO
JISとして必要な,包装に関する箇条を追加
した。 への提案は行わない。
12 − 追加 我が国の事情のため,ISO
JISとして必要な,表示に関する箇条を追加
した。 への提案は行わない。

――――― [JIS R 3225 pdf 44] ―――――

           42
R 3225 : 2022
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
− 8 削除 我が国の事情のため,ISO
我が国では,市場で求められる遮音性能は
への提案は行わない。
建具を含めた窓としての性能が主であるた
め,遮音性能の測定方法を削除した。
A.1 A.1 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,使用者の理解を助けるため,熱貫
への提案は行わない。
流率の測定は,熱抵抗を測定することによ
って行うことを追加した。
A.3.1 A.3.1 変更 次回のISO規格の見直し
JISでは,緩衝板は熱伝導率が経時変化しに
A.5 A.5 の際,修正提案を検討す
くい材料を用いて作製する規定を追加し,
ISOで規定される測定Bの実施頻度を削除 る。
した。
A.3.2 A.3.2 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,測定装置の引用規格の箇条番号を
追加した。 への提案は行わない。
A.4.1 A.4.1 追加 我が国の事情のため,ISO
JISでは,熱貫流率の測定値に与えるエッジ
シールを通る熱流の影響を最小化するた への提案は行わない。
め,最大の寸法の供試体を用いることを推
奨する規定を追加した。
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 削除 : 対応国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。

JIS R 3225:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 19916-1:2018(MOD)

JIS R 3225:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3225:2022の関連規格と引用規格一覧