この規格ページの目次
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T 8107 : 2020
1 ガイドサポート 1
2 落下高さ指示針
3 鋼製ストライカ
2
4 落下高さ
5 試料
6 基板 3
4
5 6
図5−衝撃試験装置の一例
単位 mm
図6−鋼製ストライカ先端詳細図
図7−クランプ装置の一例
――――― [JIS T 8107 pdf 11] ―――――
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T 8107 : 2020
クランプ装置は,衝撃試験時に先芯が横方向へ変形するのを妨げることがないような方法で試験靴のつ
ま先先端の中底又は中敷を締付けるためのスクリューねじを備えた,平滑なスチール製のプレートを使用
する(図7参照)。
5.3.2 試料の準備
試料は,図8に規定するように,靴のつま先部分を先芯の後端から後方に約30 mmの面に沿って切断す
る。
なお,中敷がある場合は,中敷を挿入した状態で試験を行う。
単位 mm
図8−衝撃試験試料の一例
5.3.3 試験方法
試料を衝撃試験装置の鋼製ストライカが靴の試験軸に当たる位置に,衝撃によって動かないようにクラ
ンプ装置で固定する(図7参照)。クランプは,中底の上では基板に平行になるように調節し,クランプ
用ねじは(3±1)N・mのトルクによって締め付ける。次に,中底と先芯のアーチ後端最高部との間に,直
径約20 mmの円柱状の油粘土(以下,20 mm円柱油粘土という。)の後端が先芯の後端とほぼ一致するよ
うに挿入し,表3に規定する衝撃エネルギーを与える高さから鋼製ストライカを落下させ,20 mm円柱油
粘土を取り出した後,最低部の高さを0.1 mm単位まで測定する。
表3−衝撃試験条件
作業区分による種類 記号 衝撃エネルギー 落下高さ(参考値) 鋼製ストライカの質量
J cm kg
超重作業用 U 200±4 102 20±0.2
重作業用 H 100±2 51
普通作業用 S 70±1.4 36
軽作業用 L 30±0.6 15
5.3.4 靴の試験軸の測定
図9のように水平な面に靴の内側のA点及びB点が接するように置いた場合に,水平面に対して垂直と
なる二つの面がそれぞれつま先とかかとの部分において接するX点とY点を通るように線を描く。これが
靴の試験軸となる。
――――― [JIS T 8107 pdf 12] ―――――
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T 8107 : 2020
図9−靴の試験軸
5.4 耐圧迫性の試験方法
5.4.1 圧迫試験装置
圧迫試験装置は,20 kNの力を負荷している間,平行を保つことができる加圧ヘッドと平滑な鋼製の圧
迫試験平面をもつ台盤とで構成される。ただし,加圧ヘッドの直径又は1辺の長さは75 mm以上でなけれ
ばならない。
5.4.2 試料の準備
完成品の靴から図10に規定するような形状の試料を切り取る。ただし,先芯後端部から後方約30 mm
の甲被及び裏材,裏布などを残さなければならない。
なお,中敷がある場合は,中敷を挿入した状態で試験を行う。
単位 mm
先芯後端部
図10−圧迫試験試料の一例
5.4.3 試験方法
試料のつま先部を先芯の最高部が圧迫試験装置の力をかける軸上にくるように試験装置の台盤に載せ
(図11参照),中底と先芯のアーチ後端最高部との間に,20 mm円柱油粘土の後端が先芯の後端とほぼ一
致するように20 mm円柱油粘土を挿入する。次に,(5±2)mm/minの圧迫速度で加圧ヘッドによって圧迫
力を加え,表4の圧迫試験条件に達した後,20 mm円柱油粘土を取り出し最低部の高さを0.1 mm単位ま
で測定する。
――――― [JIS T 8107 pdf 13] ―――――
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単位 mm
1
2
1 加圧ヘッド 3
2 先芯
3 20 mm円柱油粘土 4
4 台盤
図11−圧迫試験方法
表4−圧迫試験条件
単位 kN
作業区分による種類 記号 圧迫力
超重作業用 U 15±0.1
重作業用 H
普通作業用 S 10±0.1
軽作業用 L 4.5±0.04
――――― [JIS T 8107 pdf 14] ―――――
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T 8107 : 2020
5.5 着用耐久性の試験方法
5.5.1 一般
中間層にゴム及び/又はポリウレタン以外の素材を使用する安全靴又は作業靴について,着用耐久性の
試験を実施する。安全靴の場合は,5.5.2及び5.5.3に従い,つま先部の保護性能の耐久性についての試験
を行う。作業靴の場合は,試料を5.5.2及び5.5.3の試験環境に置いた場合の変形及びがれの状態を確認
する。
5.5.2 試験装置
試験装置は,(60±2)℃,(80±5)%RHを24時間±1時間の間保持できる強制空気循環式オーブン及
び(23±2)℃,(50±5)%RHにおいて16時間±1時間放置するための強制空気循環式オーブンとする。
5.5.3 試験方法
(60±2)℃及び(80±5)%RHに調整した強制空気循環式オーブンの中に24時間±1時間の間試料と
なる靴2足を置く。試料を強制空気循環式オーブンから取り出し,室温まで冷却した後,さらに,(23±2)℃,
(50±5)%RHにおいて16時間±1時間静置する。安全靴の場合は,その後各々1足について衝撃試験(5.3.3)
及び圧迫試験(5.4.3)を行う。作業靴の場合は,試験後の試料の変形状態及びフェザーラインのがれ状
態を確認する。
5.6 漏れ防止性の試験方法
5.6.1 試験装置
試験装置は,試料の靴が入る大きさのウォーターバス及び圧縮空気の供給器具とする。
5.6.2 試料の準備
クラスIIの安全靴又は作業靴について,靴の内部から取り外せる全ての部品を取り出したものを試料と
する。
5.6.3 試験方法
試料の履き口を密閉し,適切な器具を用いて圧縮空気を試料の内部に供給する。次に,試料を履き口ま
でウォーターバスに浸せきし,8 kPa以上の内圧を約3秒間かける。試料から空気の漏れを示す連続した気
泡が出ているかどうかを確認する。
5.7 耐踏抜き性の試験方法
5.7.1 金属製踏抜き防止板を装着した靴の耐踏抜き性の試験方法
5.7.1.1 試験装置
図12に規定する試験用くぎ(5.7.1.2)が固定された加圧板及び加圧板に平行な直径25 mmの丸い孔を
もつ金属製リングを備え,少なくとも2 kNまでの圧迫力を測定することができる圧迫試験装置とする。
5.7.1.2 試験用くぎ
図12に規定する寸法及びくぎの先端部が切り取られた形状をもつ鋼製くぎとする。
――――― [JIS T 8107 pdf 15] ―――――
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JIS T 8107:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 20344:2011(MOD)
JIS T 8107:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.50 : 足の保護
JIS T 8107:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6252-1:2015
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引裂強さの求め方―第1部:トラウザ形,アングル形及びクレセント形試験片を用いる方法
- JISK6257:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
- JISK6258:2016
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐液性の求め方
- JISK6557-1:2016
- 革試験方法―物理試験―第1部:厚さの測定
- JISK6557-10:2018
- 革試験方法―物理試験―第10部:銀面割れの測定―ボールバースト法
- JISS5037:1998
- 靴のサイズ
- JIST8010:2017
- 絶縁用保護具・防具類の耐電圧試験方法
- JIST8101:2020
- 安全靴
- JIST8106:2016
- 安全靴・作業靴の耐滑試験方法
- JIST8108:2020
- 作業靴
- JIST8125-3:2009
- 手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第3部:履物試験方法