JIS Z 4312:2013 X線,γ線,β線及び中性子用電子式個人線量(率)計 | ページ 8

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Z 4312 : 2013
表JA.6−X線及びγ線における線量当量Hp(0.07) 換算係数及び角度依存係数R(0.07,α)
X線及びγ線の 空気カーマから R(0.07, α)=Hp(0.07, α)/Hp(0.07, 0)
エネルギーa) Hp(0.07, 0) への換算係数b) 0° 15° 30° 45° 60° 75°
MeV Sv/Gy
0.005 0.750 1.000 0.991 0.956 0.895 0.769 0.457
0.010 0.947 1.000 0.996 0.994 0.987 0.964 0.904
0.015 0.981 1.000 1.000 1.001 0.994 0.992 0.954
0.020 1.045 1.000 0.996 0.996 0.987 0.982 0.948
0.030 1.230 1.000 0.990 0.989 0.972 0.946 0.897
0.040 1.444 1.000 0.994 0.990 0.965 0.923 0.857
0.045 1.542 1.000 0.994 0.984 0.959 0.913 0.839
0.050 1.632 1.000 0.994 0.979 0.954 0.907 0.828
0.060 1.716 1.000 0.995 0.984 0.961 0.913 0.837
0.080 1.732 1.000 0.994 0.991 0.966 0.927 0.855
0.10 1.669 1.000 0.993 0.990 0.973 0.946 0.887
0.15 1.518 1.000 1.001 1.005 0.995 0.977 0.950
0.20 1.432 1.000 1.001 1.001 1.003 0.997 0.981
0.30 1.336 1.000 1.002 1.007 1.010 1.019 1.013
0.40 1.280 1.000 1.002 1.009 1.016 1.032 1.035
0.50 1.244 1.000 1.002 1.008 1.020 1.040 1.054
0.60 1.220 1.000 1.003 1.009 1.019 1.043 1.057
0.66 b) 1.209 1.000 1.003 1.009 1.019 1.044 1.059
0.80 1.189 1.000 1.001 1.008 1.019 1.043 1.062
1.0 1.173 1.000 1.002 1.005 1.016 1.038 1.060
注記 この表は,ICRU report 57及びICRP Publication 74によった。
注a) 表JA.5の注a) 参照。
b) 表JA.5の注c) 参照。
c) 空気カーマから70 μm深さにおけるICRUスラブ線量当量への換算係数である。
参考文献 Brunzendorf, J. and Behrens, R., How to type test the coefficient of variation of an indication, Radiation
Protection Dosimetry, Vol. 123, pp. 21-31 (2007)
ICRU report 57 Conversion Coefficients for use in Radiological Protection against External
Radiation (1998)
ICRP publication 74 Conversion Coefficients for use in Radiological Protection against External
Radiation. (1997)

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Z 4312 : 2013
Z4
4
附属書JB
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(参考)
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
0 13
JIS Z 4312:2013 X線,γ線,β線及び中性子用電子式個人線量(率)計 IEC 61526:2010 Radiation protection instrumentation−Measurement of personal dose
equivalents Hp (10) nd Hp (0.07) or X, gamma, neutron and beta radiations−Direct
reading personal dose equivalent meters
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
国際 価及びその内容 術的差異の理由及び今後
規格 の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 X線,γ線,β線及び中性 1 X線,γ線,β線及び中 一致
子用電子式個人線量(率) 性子用電子式個人線量計

2 引用規格
3 用語及び JIS Z 4001及びJIS Z 8103 3 JISとほぼ同じ。 削除 技術的な差異はない。
定義 によるほか,合計13の用
語及び定義を規定
4.2 等級 電源が切れた場合の線量 6.1 線量情報を保持しなけれ追加 電源切断時に情報が消失する線量計を 国内事情による。
情報記憶の有無で等級分 ばならない。 追加
けを規定
5.6 エネル 定格範囲のエネルギーと 9.4 JISのIEC規格対応形 追加 旧規格にて製作された製品が現在も販 IECへの整合を検討する。
ギー・方向 入射角度とによるレスポ (G1,X1,S1,B1,N1) 売されている。このため,IEC規格のも
特性 ンスを規定 と同じ。 のを1形,旧規格のものを2形及び3形
とした。
5.7 b) 電源電源を切った後の指示値 6.1 線量情報を保持しなけれ追加 指示値が消失する線量計を等級2としてIECへの整合を検討する。
を切った後 の変化を規定。この特性は ばならない。 追加したため,等級1だけの適用とした。
の指示値の 等級1だけに適用する。
保持
5.21 耐衝 落下による指示値の変化 5.12.2 1.0 mの高さからコンク追加 IEC規格のものを1形,旧規格のものを IECへの整合を検討する。
撃特性 量を規定 リートへの落下で,指示 2形及び3形とした。
値の変化は±0.7 H0

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Z 4312 : 2013
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
国際 価及びその内容 術的差異の理由及び今後
規格 の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
5.22 耐振 振動による指示値変化量 5.12.3 加速度20 m/s2で3直交方
追加 IEC規格のものを1形,旧規格のものを IECへの整合を検討する。
動特性 を規定 向に10 Hz21 Hz,22 Hz 2形とした。
33 Hzの一つ又は複数
の周波数の調和振動を15
分間ずつ与え,指示値変
化は±0.7 H0
6 構造 X線,γ線,中性子及びβ 5.2 X線,γ線及び中性子を 追加 国内ではX線,γ線,中性子及びβ線をIECへ追加を検討する。
6.1 構造一 線を同時に測定する線量 同時に測定する線量計の 同時に測定する線量計があるため。
般 計の質量を350 g以下と規 質量350 g以下,中性子
b) 定した。 を測定する線量計は300
g以下及びその他の線量
計は200 g以下とする。
6.1 構造一 防じん及び防滴性能の等 10.6 防じん及び防滴性能は 変更 IECへの整合を検討する。
防じん・防水構造でない製品も多数日本
般 級を明示することを規定 IP53レベル 国内にはある。このため,JISは国内製
c) 品の仕様を反映し,防じん・防水構造の
等級を明示するとした。
6.1 構造一 線量計は,厳しい環境下に 10.7 線量計は,−25 ℃ 変更 通常,−25 ℃50 ℃の環境下に保存す IECへの整合を検討する。
般 おいて,少なくとも3か月 50 ℃の環境下において, ることは考えられないので,単に厳しい
i) 保管した後でも正常に動 少なくとも3か月保管し 環境下とした。
作するよう設計されてい た後でも正常に動作する
なければならない。 よう設計されていなけれ
ばならない。
6.3 警報 警報の種類,音量及び周波 6.3 JISのa) c) と同じ。 追加 JISのa) c) はIEC規格と同じ。 IECへの整合を検討する。
数等を規定 6.10.26.10.4にて警報音量範囲 e) の表8警報音量範囲にて2形及び3
6.10.3は80 db100 dbとする。 形を追加
6.10.4
7 試験 基準X線,γ線として核種 7.2 JISと同じ。 変更 基準線源などを変更 技術的差異はない。
Z4
7.1 試験条 及びX線のエネルギーを
31
件 規定
2 : 2
0 13
4

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Z 4312 : 2013
Z4
4
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
3
国際 価及びその内容 術的差異の理由及び今後
12
規格 の対策
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
13
7.1.2 基準 基準線量(率)は,拡張不 7.2 追加 技術的差異はない。
基準線量(率)の拡張不確かさの値を明
放射線 確かさ(k=2)が10 %以 確にした。
内で決定されていること
が望ましい。
7.2.1 試験 形式検査及び受渡検査で 7.5 水ファントムを規定 追加 国内の受渡検査で用いているファント IECへの整合を検討する。
方法一般 使用するファントム等の ムの現状を反映し,受渡検査にP-30,
試験条件を規定 P-40ファントムを追加した。PWファン
トムとの差異は補正とした。
7.2.2 相対 試験する線量率等の範囲 9.3 変更
線量率の範囲を0.5 μSv/h IECへの整合を検討する。
国内製品の仕様を反映し,試験範囲を製
基準誤差試 と方法を規定 から1 Sv/hに規定 造業者指定範囲とした。
験 β線などでは広線量率範囲の試験が困
難なため擬似パルス等試験を規定
7.2.3 変動 変動係数を求める測定回 9.3 追加
Table 2を使用して測定点 1点以上について,指示値を20回読み取IECへの整合を検討する。
係数試験 数と読取間隔について規 数及び各点での測定回数 り,変動係数を求める。又は,5点以上
定 を求める。 の線量率で附属書Aに従った測定回数
でそれぞれの指示値を読み取り,変動係
数を求める。この方法は,国内にて一般
的に実施されている方法を追加し,国際
規格のいずれかを選択するようにした。
7.2.4 自然 最大測定時間が1週間以 9.3 変更 国内には二次電池動作の線量計で1週間国内事情による。
放射線によ 下の線量計は,外部から電 連続で動作しないものがあるため,最大
る積算線量 源を供給して試験する。 測定時間が1週間以下の線量計の場合で
試験 の電源供給方法を規定した。
7.2.7 エネ レスポンスを評価するエ 9.4.2 JISのIEC規格対応型 追加 JISは国内規格対応の2形及び3形の試 IECへの整合を検討する。
ルギー・方 ネルギー及び入射角度の (G1,X1型等)と同じ。 験条件を追加した。
向特性試験 条件等を規定
7.2.22 耐衝回数及び高さ等の落下条 12.2 JISのD1形と同じ。 追加 JISは国内製造業者の仕様に合わせた旧IECへの整合を検討する。
撃特性試験 件を規定 JISの試験条件を追記した。
7.2.23 耐振周波数及び加速度等の振 12.3 JISのV1形と同じ。 追加 JISは国内製造業者の仕様に合わせた旧IECへの整合を検討する。
動特性試験 動条件を規定 JISの試験条件を追記した。

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Z 4312 : 2013
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
国際 価及びその内容 術的差異の理由及び今後
規格 の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
7.2.25.2 連続動作時間等の安定性 10.2 JISの3線種形以外と同 追加 IECに規定のない国内の3線種形を追記 IECへの整合を検討する。
一次電池 試験条件を規定 じ。
7.2.25.3
二次電池
8.2 形式検 − − − 追加 検査で実施する項目を規定した。 技術的差異はない。

8.3 受渡検

9 表示 − − − 追加 技術的差異はない。
線量(率)計に表示すべき項目を規定し
た。
附属書A IEC規格の本体の内容の − −
E 一部を編集して附属書に
移した。
附属書JA 線量当量換算係数を規定 − − − 追加 入射角度ごとの線量当量換算係数を明 技術的差異はない。
確にするため。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : IEC 61526:2010,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS Z 4312:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61526:2010(MOD)

JIS Z 4312:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 4312:2013の関連規格と引用規格一覧