JIS A 5741:2016 木材・プラスチック再生複合材

JIS A 5741:2016 規格概要

この規格 A5741は、主に建材に使用する木材・プラスチック再生複合材について規定。

JISA5741 規格全文情報

規格番号
JIS A5741 
規格名称
木材・プラスチック再生複合材
規格名称英語訳
Wood-plastic recycled composite
制定年月日
2006年4月20日
最新改正日
2016年3月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.100, 79.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2006-04-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-03-22 改正
ページ
JIS A 5741:2016 PDF [23]
                                                                                   A 5741 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 リサイクル材料等の含有率・・・・[3]
  •  4.1 リサイクル材料等の含有率の示し方・・・・[3]
  •  4.2 リサイクル材料等の含有率区分・・・・[3]
  •  4.3 リサイクル材料等の含有率計算式・・・・[3]
  •  4.4 多回リサイクル材料の含有率計算式・・・・[5]
  •  5 原料・・・・[5]
  •  5.1 原料のトレーサビリティ・・・・[5]
  •  5.2 木質原料・・・・[5]
  •  5.3 プラスチック原料・・・・[6]
  •  5.4 その他原料・・・・[7]
  •  6 原料配合率・・・・[7]
  •  6.1 木質原料の配合率・・・・[7]
  •  6.2 プラスチック原料の配合率・・・・[7]
  •  7 種類・・・・[7]
  •  8 品質・・・・[8]
  •  8.1 外観・・・・[8]
  •  8.2 基本物性・・・・[8]
  •  8.3 安全性・・・・[8]
  •  8.4 実大性能・・・・[8]
  •  9 試験方法・・・・[10]
  •  9.1 試験の一般条件・・・・[10]
  •  9.2 試験片の採取・・・・[10]
  •  9.3 外観・・・・[13]
  •  9.4 基本物性試験・・・・[13]
  •  9.5 安全性試験・・・・[15]
  •  10 検査・・・・[16]
  •  11 表示・・・・[16]
  •  12 報告・・・・[17]
  •  附属書A(参考)木材・プラスチック再生複合材の実大性能 18附属書B(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5741 pdf 1] ―――――

A 5741 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
建材・住宅設備産業協会(J-CHIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS A 5741:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年3月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 5741:2012によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5741 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 5741 : 2016

木材・プラスチック再生複合材

Wood-plastic recycled composite

1 適用範囲

  この規格は,主に建材に使用する木材・プラスチック再生複合材(以下,再生複合材という。)について
規定する。
なお,この規格では,原料に用いるリサイクル材料等の種類及び配合割合,並びに再生複合材に要求さ
れる基本的な物性及びその試験方法を規定している。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1110 粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1460 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法−デシケーター法
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散
測定方法−小形チャンバー法
JIS A 5721 プラスチックデッキ材
JIS A 5742 木材・プラスチック再生複合材製品−デッキ組立製品
JIS A 5905 繊維板
JIS K 6743 水道用硬質ポリ塩化ビニル管継手
JIS K 7111-1 プラスチック−シャルピー衝撃特性の求め方−第1部 : 非計装化衝撃試験
JIS K 7112 プラスチック−非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
JIS K 7171 プラスチック−曲げ特性の求め方
JIS K 7191-1 プラスチック−荷重たわみ温度の求め方−第1部 : 通則
JIS K 7191-2 プラスチック−荷重たわみ温度の求め方−第2部 : プラスチック及びエボナイト
JIS K 7206 プラスチック−熱可塑性プラスチック−ビカット軟化温度(VST)の求め方
JIS K 7350-2 プラスチック−実験室光源による暴露試験方法−第2部 : キセノンアークランプ
JIS Q 14021 環境ラベル及び宣言−自己宣言による環境主張(タイプII環境ラベル表示)
JIS S 3200-7 水道用器具−浸出性能試験方法
JIS Z 2101 木材の試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

――――― [JIS A 5741 pdf 3] ―――――

2
A 5741 : 2016
3.1
木材・プラスチック再生複合材
木質材料及び熱可塑性プラスチックを主原料とし,プラスチック成形の手法などによって複合化したも
の。原料としてリサイクル材料等を質量割合で40 %以上含有するものを対象とする。
3.2
リサイクル材料等
廃棄物として処分される再生可能な,若しくはエネルギー回収の目的に供される材料を回収し加工して
再生複合材の原料として使用されるプレコンシューマ材料若しくはポストコンシューマ材料(多回リサイ
クルを含む。),又は森林整備によって生じた間伐材若しくは竹材。
3.2.1
プレコンシューマ材料
再生複合材以外の製品の製造工程における廃棄物の流れから取り出された材料。その発生と同一の工程
で再使用できる加工不適合品,研磨不適合品,スクラップなどの再利用を除く。再生複合材の加工不適合
品,研磨不適合品,スクラップなどを同一工程で再利用する場合,その中の再利用前から含まれるリサイ
クル材料等成分は,プレコンシューマ材料等とみなす。
3.2.2
ポストコンシューマ材料
家庭から排出される材料,又は製品のエンドユーザーとしての商業施設,工業施設及び各種施設から本
来の目的のためには,もはや使用できなくなった製品として発生する材料。これには,使用されずに流通
経路から戻される材料を含む。
3.2.3
多回リサイクル材料
ポストコンシューマ材料となった再生複合材(使用済み品など)のうち,繰り返し再生複合材の原料と
して利用されるリサイクル材料等。
3.3
バージン材料
再生複合材に用いる原料のうち,リサイクル材料等以外のもの。
3.4
木質原料
再生複合材の原料として用いる木本系,草本系などの植物由来のバージン木質材料,若しくは2次製品
に選別,破砕,粉砕などの加工を施したもの,又は再利用される再生複合材に含まれる木質材料。植物由
来のプラスチック材料及び植物由来の材料の燃焼後の灰は,木質原料に該当しない。
3.5
プラスチック原料
再生複合材の原料として用いるバージン熱可塑性プラスチック材料,又は再利用される再生複合材に含
まれるリサイクルされる熱可塑性プラスチック原料。
3.6
その他原料
再生複合材に用いる原料のうち,木質原料及びプラスチック原料以外のもの。

――――― [JIS A 5741 pdf 4] ―――――

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A 5741 : 2016
3.7
非発泡素材
再生複合材の内部に気泡を含まないもの。
3.8
発泡素材
再生複合材の内部に軽量化などを目的として気泡を分散させたもの。非発泡層と合わせて多層成形によ
って一体化したものなどもこれに含む。
3.9
均一発泡
再生複合材の内部の気泡が均一に分散されていること。

4 リサイクル材料等の含有率

4.1 リサイクル材料等の含有率の示し方

  再生複合材におけるリサイクル材料等の含有率は,使用するリサイクル材料等の質量割合を,百分率で
示す。
なお,リサイクル材料等の含有率,及び多回リサイクル材料の含有率の数値の丸め方は,四捨五入とし,
整数に丸める。

4.2 リサイクル材料等の含有率区分

  再生複合材におけるリサイクル材料等の含有率区分及び記号は,表1による。
表1−リサイクル材料等の含有率区分及び記号
含有率区分 記号
40 %以上 R40
50 %以上 R50
60 %以上 R60
70 %以上 R70
80 %以上 R80
90 %以上 R90
注記 リサイクル材料等の含有率は,再生複合材が,廃棄物削減に資すること,又は健全な森林育成・
森林吸収源対策を始め,環境,国土保全などの環境配慮形の製品素材であることを象徴的に表
す。

4.3 リサイクル材料等の含有率計算式

  再生複合材のリサイクル材料等の含有率計算式は,式(1)による。
WWR+WPR+WFR
R= 100 (1)
W
ここに, R : リサイクル材料等の含有率(%)
W : 再生複合材全体の質量(kg)
WW : 再生複合材に占める木質原料の質量(kg)
WWV : 再生複合材の木質原料に占めるバージン木質原料の質量
(kg)
WWR : 再生複合材の木質原料に占めるリサイクル木質原料等の質

――――― [JIS A 5741 pdf 5] ―――――

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JIS A 5741:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5741:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA1110:2020
粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JISA1460:2015
建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法―デシケーター法
JISA1460:2021
建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法―デシケーター法
JISA1901:2015
建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法―小形チャンバー法
JISA5721:2013
プラスチックデッキ材
JISA5742:2015
木材・プラスチック再生複合材製品―デッキ組立製品
JISA5905:2014
繊維板
JISK6743:2016
水道用硬質ポリ塩化ビニル管継手
JISK7111-1:2012
プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第1部:非計装化衝撃試験
JISK7112:1999
プラスチック―非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
JISK7171:2016
プラスチック―曲げ特性の求め方
JISK7191-1:2015
プラスチック―荷重たわみ温度の求め方―第1部:通則
JISK7191-2:2015
プラスチック―荷重たわみ温度の求め方―第2部:プラスチック及びエボナイト
JISK7206:2016
プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
JISK7350-2:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第2部:キセノンアークランプ
JISQ14021:2000
環境ラベル及び宣言―自己宣言による環境主張(タイプII環境ラベル表示)
JISS3200-7:2004
水道用器具―浸出性能試験方法
JISZ2101:2009
木材の試験方法