JIS B 4446:1998 管用テーパねじ用タップ

JIS B 4446:1998 規格概要

この規格 B4446は、呼びRc1/16~Rc4の管用テーパねじ及び呼びRp1/16からRp4の管用平行ねじのねじ立てに用いる管用テーパねじ用タップについて規定。

JISB4446 規格全文情報

規格番号
JIS B4446 
規格名称
管用テーパねじ用タップ
規格名称英語訳
Hand taps for taper pipe threads
制定年月日
1959年3月30日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2284:1987(MOD), ISO 5969:1979(MOD), ISO 8830:1991(MOD)
国際規格分類

ICS

25.100.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1959-03-30 制定日, 1962-03-20 確認日, 1964-03-01 改正日, 1967-07-01 改正日, 1970-10-01 確認日, 1973-10-01 確認日, 1976-10-01 確認日, 1979-09-01 確認日, 1982-06-15 改正日, 1984-02-01 確認日, 1988-05-01 改正日, 1994-04-01 確認日, 1998-08-20 改正日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 4446:1998 PDF [18]
B 4446 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS B 4446-1988は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際整合化を図るため,ISO 2284 : 1987, Hand taps for parallel and taper pipe threads−
General dimensions and marking(管用平行ねじ用及び管用テーパねじ用ハンドタップ−形状・寸法及び表示),
ISO 5969 : 1979, Ground thread taps for pipe threads G series and Rp series−Tolerances on the threaded portion(管
用ねじGシリーズ及びRpシリーズ用の研削仕上げタップ−ねじ部の精度)及びISO 8830 : 1991, High-speed
steel machine taps with ground threads−Technical specifications(高速度工具鋼研削仕上げマシンタップ−技術
仕様)を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 4446には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) 管用テーパねじ用タップ(PT形及びPS形)

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 4446 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4446 : 1998

管用テーパねじ用タップ

Hand taps for taper pipe threads

序文 この規格は,1987年に第3版として発行されたISO 2284, Hand taps for parallel and taper pipe threads
−General dimensions and marking, 1979年に第1版として発行されたISO 5969, Ground thread taps for pipe
threads G series and Rp series−Tolerances on the threaded portion及び1991年に第1版として発行されたISO
8830, High-speed steel machine taps with ground threads−Technical specificationsを基に,本体には,対応国際
規格と対応する部分について技術的内容を変更することなく作成しているが,対応国際規格には規定され
ていない規定項目(定義,品質の外観及びテーパタップのねじ部の精度,試験方法,検査,製品の呼び方
及び包装の表示)を追加している。また,附属書には,形状・寸法及びねじ部の精度が対応国際規格とは
異なるタップを規定している。
1. 適用範囲 この規格は,呼びRc1/16Rc4の管用テーパねじ及び呼びRp1/16Rp4の管用平行ねじのね
じ立てに用いる管用テーパねじ用タップ(以下,タップという。)について規定する。
備考1. この規格の本体によらないタップを,附属書(規定)に規定する。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 2284 : 1987 Hand taps for parallel and taper pipe threads−General dimensions and marking
ISO 5969 : 1979 Ground thread taps for pipe threads G series and Rp series−Tolerances on the
threaded portion
ISO 8830 : 1991 High-speed steel machine taps with ground threads−Technical specifications
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0176 ねじ加工工具用語
JIS B 0253 管用テーパねじゲージ
JIS B 0271 ねじ測定用三針
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
JIS B 4002 ストレートシャンク部をもつ回転工具−シャンク径及びシャンク四角部の寸法
JIS B 7153 測定顕微鏡
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ

――――― [JIS B 4446 pdf 2] ―――――

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B 4446 : 1998
JIS B 7519 指針測微器
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
ISO 237 Rotating tools with parallel shanks−Diameter of shanks and sizes of driving squares
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0176及びJIS B 0101による。
4. 種類 タップの種類は,対応するめねじによって,管用テーパねじ用テーパタップ(以下,テーパタ
ップという。)及び管用テーパねじ用平行タップ(以下,平行タップという。)の2種類とする。
5. 形状・寸法 タップの形状及び寸法は,付表1のとおりとする。
6. 品質
6.1 外観 タップの外観は,地きず及び割れ並びに有害なまくれ,きず,さび,接合不良などの欠点が
なく,仕上げは良好でなければならない。
6.2 硬さ タップの硬さは,8.1による試験を行ったとき,次による。
a) タップのねじ部の硬さは,63HRC又は820HV以上とする。
b) タップのシャンク及びシャンク四角部の硬さは,30HRC以上とする。
6.3 ねじ部の精度 タップのねじ部の精度は,8.3による試験を行ったとき,次による。
6.3.1 テーパタップのねじ部の精度
a) タップのねじ部のアデンダム (ha) ,デデンダム (hd) 及び山の半角の許容差は,付表2のとおりとす
る。
b) タップのねじ部のピッチの許容差は,長さ25.4mm離れた任意の二つの山と山との間のピッチ合計に
対して±15 測定することができる完全山部の長さ (limm) が25.4mmより短いと
il
き,ピッチの許容差は,±15×0.2
c) タップのねじ部のテーパ (1/16) の許容差は,16mmに付き±40
6.3.2 平行タップのねじ部の精度
a) タップのねじ部の外径及び有効径の許容差は,付表3のとおりとする。
b) タップのねじ部の谷の径は,規定しない。
c) タップのねじ部のピッチの許容差は,付表4のとおりとする。
d) タップのねじ部の山の半角(27.5度)の許容差は,±30分とする。
6.4 振れ タップの食付き部,ねじ部及びシャンクの振れの公差は,8.3による試験を行ったとき,表1
のとおりとする。

――――― [JIS B 4446 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
B 4446 : 1998
表1 振れの公差
備考 図示方法は,JIS B 0021による。
単位 mm
外径の基準寸法 食付き部の振れ ねじ部の振れ シャンクの振れ
D の公差 の公差 の公差
t1 t2 t3
10未満 0.018 0.018 0.030
10以上 18未満 0.022 0.018 0.030
18以上 30未満 0.026 0.022 0.040
30以上 40未満 0.030 0.022 0.040
40以上 0.036 0.026 0.040
備考 t1,t2及びt3の測定位置は,それぞれ次のとおりとする。
− t1 : 食付き部の長さの中央
− t2 : 食付き部の後ろの最初の完全山
− t3 : シャンク四角部側端面からシャンク四角部の長さの2倍の
位置
7. 材料 タップのねじ部の材料は,JIS G 4403のSKH51,又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
8. 試験方法
8.1 硬さ タップの硬さは,JIS B 7726のロックウェル硬さ試験機を用いてJIS Z 2245に規定する試験
方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定できない場合は,JIS B 7725のビ
ッカース硬さ試験機を用いてJIS B 2244に規定する試験方法によって測定してもよい。
なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
8.2 ねじ部の精度 タップのねじ部の精度は,付表5によって測定する。
8.3 振れ タップの振れは,付表5によって測定する。
9. 検査 タップの検査は,形状・寸法,外観,硬さ,ねじ部の精度及び振れについて行い,それぞれ5.
及び6.の規定に適合しなければならない。
10. 製品の呼び方 タップの呼び方は,規格番号又は規格の名称,種類,呼び,及びねじ部の材料記号(1)
による。
なお,左ねじの場合は,呼びの前に“左”を付け加える。
例1. JIS B 4446 テーパタップ Rc1/8 SKH51

――――― [JIS B 4446 pdf 4] ―――――

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B 4446 : 1998
例2. JIS B 4446 平行タップ Rp1/8 HSS
例3. 管用テーパねじ用タップテーパタップ 左 Rc1/2 HSS-E
例4. 管用テーパねじ用タップ平行タップ Rp1/2 HSS
注(1) 使用材料がSKH51又はこれと同等の場合はHSS,また,バナジウムを2.6%以上又はコバルトを
4.5%以上含む場合はHSS-Eと呼んでもよい。
11. 表示
11.1 製品の表示 タップには,シャンク四角部を上又は横にして,シャンクに次の事項を横書きに表示
する。

a) 左ねじの記号 : L(右ねじの場合は記号を付けない。)
b) 呼び : Rc1/8
c) ねじ部の材料記号(2) : SKH51
d) 製造業者名又はその略号
注(2) 使用材料がSKH51又はこれと同等の場合はHSS,また,バナジウムを2.6%以上又はコバルトを
4.5%以上含む場合はHSS-Eと表示してもよい。
備考 この規格の要求事項を満たすタップは,製造業者の判断でISOの記号を入れてもよい。
11.2 包装の表示 タップの包装には,規格の名称及び11.1に規定する事項を表示する。
付表1 形状及び寸法

――――― [JIS B 4446 pdf 5] ―――――

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  • ISO 2284:1987(MOD)
  • ISO 5969:1979(MOD)
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