この規格ページの目次
JIS B 9655:2014 規格概要
この規格 B9655は、製粉機械及びその附属装置について,JIS B 9700,JIS B 9960-1,JIS B 9650-1及びJIS B 9650-2で規定する要求事項を拡張し,製粉機械に特有の安全・衛生に関する設計要求事項について規定。動力,加熱及び制御に何らかのエネルギーを使用し,商用の食料品又はその原料を量産する工場などの作業場所で使用される製粉機械に適用するものであり,家庭,レストランなどのちゅう(厨)房で使用される製粉機械には適用しない。
JISB9655 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9655
- 規格名称
- 製粉機械の安全及び衛生に関する設計要求事項
- 規格名称英語訳
- Requirements for safety and hygiene of processing machinery used in flouring mill
- 制定年月日
- 1990年7月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.110, 67.260
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1990-07-01 制定日, 2002-02-20 確認日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2014-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 9655:2014 PDF [36]
B 9655 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 機種別の危険源並びに安全及び衛生要求事項・・・・[2]
- 4.1 加水機・・・・[2]
- 4.2 ロール粉砕機・・・・[10]
- 4.3 シフタ・・・・[18]
- 4.4 ピンミル・・・・[26]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 9655 pdf 1] ―――――
B 9655 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
食品機械工業会(FOOMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS B
9655:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 9655 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 9655 : 2014
製粉機械の安全及び衛生に関する設計要求事項
Requirements for safety and hygiene of processing machinery used in flouring mill
1 適用範囲
1.1 この規格は,製粉機械及びその附属装置(以下,製粉機械という。)について,JIS B 9700,JIS B 9960-1,
JIS B 9650-1及びJIS B 9650-2で規定する要求事項を拡張し,製粉機械に特有の安全・衛生に関する設計
要求事項について規定する。
1.2 この規格は,動力,加熱及び制御に何らかのエネルギーを使用し,商用の食料品又はその原料を量
産する工場などの作業場所で使用される製粉機械に適用するものであり,家庭,レストランなどのちゅう
(厨)房で使用される製粉機械には適用しない。
1.3 製粉機械とは,小麦その他の穀物を選別,分離,加湿,粉砕,ふるい分け,分級,混合及び異物除
去して製粉するための一般的な製造工程で使用する機器を指す。これらの機械のうちこの規格では,加水
機,ロール粉砕機,シフタ及びピンミルに対する詳細な要求事項を定める。その他の製粉機械は,JIS B
9650-1及びJIS B 9650-2に規定する要求事項に基づきリスク低減を行う。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 9650-1 食料品加工機械の安全及び衛生に関する設計基準通則−第1部 : 安全設計基準
JIS B 9650-2 食料品加工機械の安全及び衛生に関する設計基準通則−第2部 : 衛生設計基準
JIS B 9700 機械類の安全性−設計のための一般原則−リスクアセスメント及びリスク低減
JIS B 9705-1 機械類の安全性−制御システムの安全関連部−第1部 : 設計のための一般原則
JIS B 9710 機械類の安全性−ガードと共同するインタロック装置−設計及び選択のための原則
JIS B 9716 機械類の安全性−ガード−固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事
項
JIS B 9718 機械類の安全性−危険区域に上肢及び下肢が到達することを防止するための安全距離
JIS B 9960-1 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部 : 一般要求事項
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
ISO 19353,Safety of machinery−Fire prevention and protection
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 9700,JIS B 9650-1及びJIS B 9650-2によるほか,次によ
る。
――――― [JIS B 9655 pdf 3] ―――――
2
B 9655 : 2014
3.1
加水機
原料の穀実の調質工程において,連続的に水を均一に添加する機械。
3.2
ロール粉砕機
軸心が平行に向かい合う一対のロールを一定の速度比で互いに内転させ,ロールかみ合わせ部に穀実又
ははい(胚)乳ストックを供給して粉砕する機械。
3.3
シフタ
ふるい網を単独又は重ねて固定した枠を上部から支持棒でつり下げるか,又は床上から支柱で支えて,
水平円運動をさせることで粉粒体をふるい分ける機械。
3.4
ピンミル
衝撃柱を放射線状に取り付けた回転盤,及び回転盤にかみ合う固定盤から構成され,中心部から供給し
た粉砕原料を微粉化し,スクリーンなどによって整粒する機械。
4 機種別の危険源並びに安全及び衛生要求事項
4.1 加水機
4.1.1 加水機の危険源
4.1.1.1 機械的危険源
機械的危険源は,次による(図1参照)。
a) サンプリング口 サンプリング口に手を挿入時,周辺部品への接触によって手指に切傷を負う危険が
ある。
b) 振動モータ 保守又は調整時,予期しない起動によって振動モータとシャフト部との隙間から手指が
巻き込まれる危険がある。
c) パドルモータ 保守又は調整時,予期しない起動によってウェイト又はシャフトに手指が巻き込まれ
る危険がある。
d) 架台と振動部の固定部との隙間 作業者が,架台と振動部との隙間に手指を挟む危険がある。
e) パドル 点検口からの流路確認時,予期しない起動によって手指が巻き込まれる危険がある。
――――― [JIS B 9655 pdf 4] ―――――
3
B 9655 : 2014
7
4 5 6
1 1 シャッタ
2 サンプリング口
3 排出口
2 4 固定部(ラバースプリング)
5 点検口
6 パドル
7 原料投入口
8 パドルモータ
3 8 9 9 振動モータ
図1−加水機の例
4.1.1.2 電気的危険源
電気的危険源は,次による。
a) 充電部 作業者が,充電部に接触し感電する危険がある。
b) 感電保護 不適切な感電保護によって短絡などの故障が生じたとき,作業者が露出導電部に接触し,
感電する危険がある。
c) 保護等級 不適切な保護等級によって,漏電による作業者の感電又は火災が生じる危険がある。
4.1.1.3 衛生的危険源
4.1.1.3.1 加水機の衛生区域
食品接触部,食品飛散部及び食品非接触部の主な分類は,次による(図2参照)。
a) 食品接触部 食品接触部は,次による。
1) 原料投入口内部
2) 本体内部
3) パドル全面
4) 排出装置内部
b) 食品飛散部 食品飛散部は,排出装置の外側とする。
c) 食品非接触部 食品非接触部は,次による。
1) 原料投入口外表面
2) 本体外表面
3) 架台
4) 振動モータ
――――― [JIS B 9655 pdf 5] ―――――
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JIS B 9655:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 67 : 食品技術 > 67.260 : 食品製造工場及び設備
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.110 : 機械の安全
JIS B 9655:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB9650-1:2011
- 食料品加工機械の安全及び衛生に関する設計基準通則―第1部:安全設計基準
- JISB9650-2:2011
- 食料品加工機械の安全及び衛生に関する設計基準通則―第2部:衛生設計基準
- JISB9700:2013
- 機械類の安全性―設計のための一般原則―リスクアセスメント及びリスク低減
- JISB9705-1:2019
- 機械類の安全性―制御システムの安全関連部―第1部:設計のための一般原則
- JISB9710:2019
- 機械類の安全性―ガードと共同するインターロック装置―設計及び選択のための原則
- JISB9716:2019
- 機械類の安全性―ガード―固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事項
- JISB9718:2013
- 機械類の安全性―危険区域に上肢及び下肢が到達することを防止するための安全距離
- JISB9960-1:2019
- 機械類の安全性―機械の電気装置―第1部:一般要求事項
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)