この規格ページの目次
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C 7618-2 : 2009
附属書C
(規定)
光束維持率及び寿命の試験方法
序文
この附属書は,光束維持率及び寿命の評価試験について規定する。
C.1 一般
光束は,ランプの寿命中の指定する時間に,附属書Bによって測定する。
寿命試験の間,ランプは,次のように点灯しなければならない。
− ランプは,周囲温度15 ℃50 ℃で点灯することが望ましい。
− ランプは,過度の通風を避け,極端な振動及び衝撃を受けにくくする。
− ランプは,関連するデータシートに規定された点灯方向で点灯されなければならない。
− スタータ内蔵形以外のランプについては,安定器端子とランプとの接続は全試験中変更してはならな
い。
− ランプは,製造業者が意図する回路で点灯しなければならない。
− ランプは,3時間周期で2時間45分間点灯,15分間消灯を繰り返す。
C.2 スタータ内蔵形及びスタータ形
使用される安定器は,JIS C 8118の要求事項に従わなければならない。
スタータ形に使用するスタータのタイプは,JIS C 7622の要求事項に従わなければならない。また,ど
のような場合においてもランプ製造業者又は責任ある販売業者の規定に従わなければならない。
寿命試験中の供給電圧及び周波数は,使用される安定器の定格電圧及び周波数の±2 %以内とする。
C.3 高周波点灯専用形
使用する安定器は,JIS C 8120の要求事項に従わなければならない。
――――― [JIS C 7618-2 pdf 16] ―――――
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C 7618-2 : 2009
附属書D
(参考)
安定器及びスタータ設計のための指針
序文
この附属書は,安定器及びスタータ設計のための指針について記載するものであって,規定の一部では
ない。
D.1 一般
ランプの適切な機能を保つために,ランプデータシート及びこの附属書に示す情報は,安定器及びスタ
ータの設計に当たって考慮することが望ましい。
D.2 スタータ内蔵形
スタータ内蔵形は,高周波回路で点灯しないほうがよい。
D.3 高周波点灯時の始動条件
高周波点灯時のランプの適切な始動条件の要求事項は,関連するランプデータシートによる。
これらの要求事項の説明は,JIS C 8120の附属書D(始動条件の説明)及びIEC 60927の附属書Bに記
載する。
D.4 高周波点灯に使用される周波数
高周波点灯用に設計されたランプにおいては,周波数範囲は,試験用安定器及びランプの試験(始動,
電気的及び光学的特性)のために規定する。この周波数域は,試験結果の再現性を容易にするために選択
しており,実用的な理由で,より好ましい点灯周波数の高周波安定器の設計を制限する意図はない。
――――― [JIS C 7618-2 pdf 17] ―――――
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C 7618-2 : 2009
附属書E
(参考)
照明器具設計のための指針
序文
この附属書は,照明器具設計のための指針について記載するものであって,規定の一部ではない。
E.1 一般
ランプの正常な機能を保つために,ランプデータシート及びこの附属書に示す情報を,照明器具を設計
するときに考慮するのが望ましい。
E.2 ランプ最大外形
この規格に適合するランプを機械的に取り付けるために,ランプ最大外形に見合うランプスペースを器
具内に確保することが望ましい。最大外形シートは,2.4に示す。
E.3 (削除)
E.4 スタータ内蔵形
E.4.1 スタータ内蔵形は,高周波回路で点灯しないほうがよい。
E.4.2 標準的な点灯試験条件において,JIS C 8105-1の12.4.1に従い,適切な場所で,指定されたガイド
ポストの底で測定されたランプの口金の温度は,90 ℃以下が望ましい。
注記 口金に組み込まれているグロースタータ及び雑音防止用コンデンサのために温度限界が必要で
ある。
E.5 (削除)
E.6 管端付近の保持具
全長の大きなランプには,管端付近を支える保持具が必要である。保持具は,ランプ設計性能を阻害し
ないように設計することが望ましい。
保持具がコンパクト形蛍光ランプのガラス管すき間部を支える場合には,関連するデータシートに規定
する最小すき間値を考慮して,ガラス管には重力以外の力がかからないように設計するのが望ましい。
非互換性確保のために必要な場合には,保持具は,関連するデータシートの規定値に従って,口金面か
ら少し離して配置するのが望ましい。
E.6A グロースタータ
FG-1E及びFG-7Eを使用する照明器具には,0.006 μF以上0.01 μF以下の雑音防止用コンデンサをスタ
ータと並列に取り付ける。
――――― [JIS C 7618-2 pdf 18] ―――――
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C 7618-2 : 2009
附属書JA
(規定)
スタータ形蛍光ランプの始動試験方法
序文
この附属書は,スタータ形蛍光ランプの始動特性の評価試験について規定する。
JA.1 適用範囲
この附属書は,スタータ形蛍光ランプの始動試験に適用する。
JA.2 始動試験
JA.2.1 一般始動
附属書Bの試験に先立つエージングを行う前のランプを,周囲温度20 ℃27 ℃,かつ,相対湿度65 %
以下で24時間以上不点灯のまま放置した後,同一条件の無風状態において,図JA.1のように接続し,
JA.2.1.1によって行う。
JA.2.1.1 試験方法
A.2.2に規定する安定器を用い,関連するランプデータシートに示す始動試験電圧を加え,スイッチを閉
じて2秒間予熱した後スイッチを開き,始動するかどうかを調べる。これを繰り返して行い,ランプは3
回以下で始動しなければならない。
JA.2.2 低温始動
低温始動試験方法は,附属書JBによる。
図JA.1−スイッチでの始動試験回路
――――― [JIS C 7618-2 pdf 19] ―――――
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C 7618-2 : 2009
附属書JB
(規定)
蛍光ランプの低温始動試験方法
序文
この附属書は,蛍光ランプの低温始動特性の評価試験について規定する。
JB.1 一般
試験はランプを,JB.2及びJB.3に規定する周囲温度で2時間以上不点灯のまま放置した後,相対湿度
65 %以下の無風状態で次によって行う。
JB.2 スタータ形
A.2.2に規定する安定器を用い,図JA.1のように接続し,周囲温度10 ℃±1 ℃で,関連するランプデ
ータシートに示す始動試験電圧を加え,スイッチを閉じて2秒間予熱した後,スイッチを開き,始動する
かどうかを調べる。これを繰り返して行い,ランプは,3回以下で始動しなければならない。
JB.3 高周波点灯専用形
周囲温度10 ℃±1 ℃で,A.4に規定する安定器を用い,図A.4又は図A.4Aのように接続し,関連する
ランプデータシートに規定する陰極予熱電圧を加え,1秒後に始動試験電圧を加えて試験する。この電圧
で始動しないものについてはA.4に規定する始動試験を行い,関連するランプデータシートに規定する定
格ランプ電力出力形安定器を用い,安定器の定格入力電圧で30分間点灯した後,24時間以上不点灯のま
ま放置し,再び低温始動試験を行う。その他の注意事項はA.1及びA.4の場合と同じである。
――――― [JIS C 7618-2 pdf 20] ―――――
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JIS C 7618-2:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60901:2001(MOD)
- IEC 60901:2001/AMENDMENT 3:2004(MOD)
- IEC 60901:2001/AMENDMENT 4:2007(MOD)
JIS C 7618-2:2009の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 7618-2:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1102-3:1997
- 直動式指示電気計器 第3部:電力計及び無効電力計に対する要求事項
- JISC7603:2004
- 蛍光ランプ用グロースタータ
- JISC7618-1:2017
- 片口金蛍光ランプ―第1部:安全仕様
- JISC7622:2002
- 蛍光ランプ用グロースタータ―性能規定
- JISC7709-1:1997
- 電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性 第1部 口金
- JISC8105-1:2017
- 照明器具―第1部:安全性要求事項通則
- JISC8105-2-1:2017
- 照明器具―第2-1部:定着灯器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-17:2011
- 照明器具―第2-17部:舞台照明,テレビ,映画及び写真スタジオ用の照明器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-19:2017
- 照明器具―第2-19部:空調照明器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-2:2014
- 照明器具―第2-2部:埋込み形照明器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-22:2014
- 照明器具―第2-22部:非常時用照明器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-3:2011
- 照明器具―第2-3部:道路及び街路照明器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-4:2017
- 照明器具―第2-4部:一般用移動灯器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-5:2017
- 照明器具―第2-5部:投光器に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-7:2011
- 照明器具―第2-7部:可搬形庭園灯器具に関する安全性要求事項
- JISC8105-2-8:2014
- 照明器具―第2-8部:ハンドランプに関する安全性要求事項
- JISC8105-3:2011
- 照明器具―第3部:性能要求事項通則
- JISC8106:2015
- 施設用LED照明器具・施設用蛍光灯器具
- JISC8108:2008
- 蛍光灯安定器
- JISC8112:2014
- LED卓上スタンド・蛍光灯卓上スタンド(勉学用・読書用)
- JISC8115:2014
- 家庭用LED照明器具・家庭用蛍光灯器具
- JISC8117:2008
- 蛍光灯電子安定器
- JISC8118:2008
- 蛍光灯安定器―性能要求事項
- JISC8120:2015
- 交流及び/又は直流用蛍光灯電子制御装置―性能要求事項
- JISC8147-1:2017
- ランプ制御装置―第1部:通則及び安全性要求事項
- JISC8147-2-3:2011
- ランプ制御装置―第2-3部:交流及び直流電源用蛍光灯電子安定器の個別要求事項
- JISC8147-2-8:2011
- ランプ制御装置―第2-8部:蛍光灯安定器の個別要求事項
- JISZ8113:1998
- 照明用語
- JISZ8724:2015
- 色の測定方法―光源色
- JISZ8726:1990
- 光源の演色性評価方法
- JISZ9112:2019
- 蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分