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2. 冷凍しゅうまいの再加熱
材料 ポークしゅうまい 約15g×14個,総質量約210g
(ポーク以外の材料でも可とする。)
容器 平丸形状ガラス板,直径19cm,板厚5mmとし,下に34mmの誘電透過性をもつスペーサを
敷く。
手順1. 材料を−20±2℃の冷凍庫に12時間以上放置後,冷凍庫から取り出した直後に試験を行う。
2. 14個のしゅうまいをガラス板の中央で,各々が接した状態で,参考図2に示すように平面状
に並べ,上からラップで覆い,これを電子レンジの受皿中央に置く。
3. 電子レンジの出力を最大に設定し,次の式で求めた時間加熱を行う。
なお,加熱時間の過不足が著しい場合は,( )の範囲でK値を調整の上,再試験するも
のとする。
K
時間 (秒)
P
ここに, Kは定数で,129 000 (118 000140 000)
Pは8.2.4(2)の方法による出力の実測値 (W)
4. 加熱後直ちに容器を取り出し,熱電対によって各しゅうまいの中心部の温度を,2分以内に
測定する。
5. 14個のしゅうまい温度の中から,最高と最低の温度を求める。
評価 評価は次の3段階で行う。
レベル 最低のものの温度 最高と最低のものの温度差
A 60℃以上90℃未満 20℃以下
B 90℃以上又は 20℃を超え40℃以下
40℃以上60℃未満
C 40℃未満 40℃を超えるもの
レベル 最低のものの温度 最高と最低のものの温度差
A 60℃以上90℃未満 20℃以下
B 90℃以上又は 20℃を超え40℃以下
40℃以上60℃未満
C 40℃未満 40℃を超えるもの
備考1. この評価において,最低のものの温度と,最高最低温度差の評価レベルに差が生じたと
きは,悪い方のレベルを採用する。
2. JIS法による電子レンジの出力測定の簡易法として,平常温度上昇試験に代え,1015
分間の連続運転で置き換えることができるものとする。
参考図2 冷凍しゅうまいの再加熱試験の試料の位置
――――― [JIS C 9250 pdf 31] ―――――
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3. じゃがいもの加熱
材料 生じゃがいも(男爵)約150g×1個
容器 平丸形状ガラス板,直径19cm,板厚5mmとし,下に34mmの誘電透過性をもつスペーサを敷
く。
手順1.材料を水洗し,よく水を切った後,その重量を計る。
2.試験前のじゃがいもは,25±3℃の室温に12時間以上放置しておく。
3.ガラス板にじゃがいもを置き,これを電子レンジの受皿に置いて加熱する。ラップの使用の
有無は取扱説明書の指示に従う。
4.取扱説明書に自動調理の指示があるもの及び電子レンジ出力の指定があるものはこれに従
う。指定がないものは,電子レンジの出力を最大に設定し,次の式で求めた時間加熱を行う。
なお,でき具合に応じてK値を( )の範囲で調整の上,再試験できるものとする
GK
時間 (秒)
P
ここに, Kは定数で,135 000 (110 000160 000)
Gは被加熱用じゃがいもの重量 (g)
Pは8.2.4(2)の方法による出力の実測値 (W)
5.加熱終了後,そのまま庫内にて5分間の蒸らし時間をおいた上で,これを取り出す。
6.評価はじゃがいもを指で押す,竹ぐしで刺すなどして,出来上がり状態を確認するとともに,
長径及び短径方向に分割した内部状態を目視によって観察する。
評価 評価は,次の3段階で行う。
レベル 出来過ぎの状態 生の有無
A 皮の一部に支障のない脱水あ一部にやや固い部分があり
り
B 内部に多少の脱水あり 一部に生っぽく固い部分あり
C 脱水がひどく及んでいる 生の部分が残る
又は炭化部分があり
備考 出来過ぎと生の部分が混在する場合は,いずれか悪い方を採用する。
4. 冷凍ミンチ肉の解凍
材料 内モモ牛肉のミンチ(赤肉 約85%, 脂肪 約15%の混合)
[質量と形状]
200g 方形 9×9×2.5cm
500g 方形 14×14×2.5cm
125g×4 円形 2.1cm
容器 解凍に使用する容器,解凍網,ラップなどの使用は取扱説明書に従う。
取扱説明書に指示がないものは,材料の大きさに適したガラス又は陶器製の平皿を用いる。
手順1.規定寸法の容器型にミンチ肉を気泡が生じないように詰め込む。
2.材料を,−20±2℃の冷凍庫に24時間以上36時間以内の範囲で放置し,これを取り出して直
後に試験を行う。
――――― [JIS C 9250 pdf 32] ―――――
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3.電子レンジの出力設定や解凍調理方法,自動解凍機能の使用は,すべて取扱説明書に従う。
4.食品を取扱説明書に従って庫内の所定の位置にセットする。ただし,説明のないものは,方
形肉は参考図1に示すA点,円形肉はC点に置いて行う。
5.電子レンジの出力切換えがあるものは,それを180Wに最も近い出力とし,ないものは通常
の設定とし,次の式で求めた時間加熱を行う。
なお,解凍の過不足に応じK値を( )の範囲で調整の上,再試験できるものとする。
K
時間 (秒)
P
ここに, Kは定数で,200g肉は54 000 (49 00065 000)
500g肉は118 800 (108 000130 000)
Pは8.2.4(2)の方法による出力の実測値 (W)
6.加熱後直ちに皿を取り出し,約10分間の放置後,評価を行う。
評価 評価は次の3段階で行う。
レベル 出来過ぎの状態 解凍不足
A 出来過ぎや煮えなし やや固い部分があるが手で軽く
(30℃以下) ほぐせる(−2℃以上)
B 煮えが数箇所点在する 3割程度の未解凍部分が残る
C 煮えが目立つ 3割を超える未解凍部分が残る
備考1. この評価において,出来過ぎと解凍不足の部分が混在する場合には,いずれか悪い方の
レベルを採用する。
2. 取扱説明書に解凍調理を推奨していない電子レンジ(再加熱専用など)には,この試験
は適用しない。
――――― [JIS C 9250 pdf 33] ―――――
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C 9250-1992
JIS家電特別専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 牛 島 隆 久 財団法人日本電気用品試験所
(副委員長) 森 井 茂 株式会社東芝
森 田 博 通商産業検査所
青 柳 桂 一 通商産業省機械情報産業局
稲 葉 裕 俊 工業技術院
小 林 哲 郎 通商産業省資源エネルギー庁
瀬 尾 宏 介 国民生活センター
原 早 苗 消費科学連合会
吉 岡 初 子 主婦連合会
中 野 三千代 全国地域婦人団体連絡協議会
岩 崎 泰 子 東京第一友の会
古 川 哲 夫 財団法人日本消費者協会
齋 藤 有 常 社団法人日本百貨店協会
仲 谷 弘 全国電器小売商業組合連合会
名 島 哲 郎 三洋電機株式会社
入 江 八 郎 シャープ株式会社
鈴 木 庸 介 株式会社日立製作所
三 宅 敏 明 松下電器産業株式会社
奈良井 良 雄 三菱電機株式会社
林 正 宏 社団法人日本電機工業会
(事務局) 中 原 茂 樹 社団法人日本電機工業会
電子レンジ技術専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 曽 我 義 達 松下住設機器株式会社
(副委員長) 新 井 勉 三菱電機ホーム機器株式会社
阿 部 芳 和 株式会社内田製作所
稲 見 一 郎 三洋電機株式会社
林 正 宣 鳥取三洋電機株式会社
市 川 登 シャープ株式会社
大 西 良 男 千石鉄工株式会社
大 橋 伸 康 タイガー魔法瓶株式会社
中 西 真 一 株式会社東芝
中 村 庄 治 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
張 替 明 株式会社日立ホームテック
畠 山 功 株式会社富士通ゼネラル
片 山 直 樹 ブラザー工業株式会社
稲 山 稔 リンナイ株式会社
(関係者) 渡 辺 博市郎 株式会社日立ホームテック
(事務局) 柴 田 和 男 社団法人日本電機工業会
JIS C 9250:1992の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60335-1:1991(NEQ)
- IEC 60335-2-25:1988(NEQ)
- IEC 60335-2-6:1986(NEQ)
- IEC 60705:1988(NEQ)
JIS C 9250:1992の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.040 : 台所設備 > 97.040.20 : 料理用加熱器,調理台,オーブン及び類似の機具
JIS C 9250:1992の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0445:1999
- 文字数字の表記に関する一般則を含む機器の端子及び識別指定された電線端末の識別法
- JISC0446:1999
- 色又は数字による電線の識別
- JISC1102-1:2007
- 直動式指示電気計器―第1部:定義及び共通する要求事項
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1301:1977
- 絶縁抵抗計(発電機式)
- JISC2520:1999
- 電熱用合金線及び帯
- JISC3301:2000
- ゴムコード
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC3327:2000
- 600Vゴムキャブタイヤケーブル
- JISC4526-1:2013
- 機器用スイッチ―第1部:一般要求事項
- JISC4526-1:2020
- 機器用スイッチ―第1部:通則
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8304:2009
- 屋内用小形スイッチ類
- JISH4461:2002
- 照明及び電子機器用のタングステン線
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISK7202-2:2001
- プラスチック―硬さの求め方―第2部:ロックウェル硬さ
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯