26
C 9250-1992
(9) 漏れ電波の電力密度
(10) 雑音の強さ
(11) 扉の開閉
(12) 加熱特性
(13) 電子部品の短絡及び開放
(14) 機械式タイムスイッチ
(15) 高圧電源用コンデンサの耐電圧
(16) 自動温度調節器
(17) 温度過昇防止器
(18) のぞき窓の耐衝撃性
(19) 発熱体の過負荷
(20) 加熱室のいっ水
(21) 耐食性
(22) 電動機の始動特性
9.2 製品検査 製品検査は,各製品ごとに次の各項について8.2の試験方法によって行い,5.の規定に適
合しなければならない。ただし,(4)(6)以外は抜取方式によって行ってもよい。
(1) 電圧変動特性
(2) 消費電力
(3) 高周波出力
(4) 絶縁抵抗
(5) 耐電圧
(6) 漏れ電波の電力密度(8)
注(8) 5.8(3)の,発振停止装置を拘束した状態での試験は,省略してもよい。
(7) 加熱特性
10. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称,定格電圧,定格周波数及び定格高周波出力による。
なお,電熱装置,蒸気発生装置などを内蔵したものを併せて呼ぶときは,電熱装置は,その機能によっ
てオーブンとグリル付きなどに分けて呼び,蒸気発生装置はスチームと呼ぶ。この場合,電子レンジの名
称はレンジと省略してもよい。
例1. 電子レンジ 100V 50-60Hz 600W
2. オーブンレンジ 200V 50Hz 550W
3. スチームオーブンレンジ 100V 60Hz 600W
11. 表示
11.1 器体表示 レンジには,表面の見やすいところ(9)に容易に消えない方法で,次の事項を表示しなけ
ればならない。
注(9) 見やすいところとは,外郭の表面又は工具などを使用せずに容易に操作できるふたなどで覆わ
れた外郭の内部の表面をいう。
(1) 名称(電子レンジ)
(2) 定格電圧(V)
――――― [JIS C 9250 pdf 26] ―――――
27
C 9250-1992
(3) 定格周波数(Hz)
(4) 発振周波数(MHz又はGHz)
(5) 高周波加熱時の定格消費電力(W又はkW)
(6) 電熱加熱時の定格消費電力(W又はkW)(電熱装置を内蔵するもので,電熱加熱時の定格消費電力が
高周波加熱時の定格消費電力より大きい場合に限る。)
(7) 電熱装置の定格消費電力(W又はkW)(電熱装置を内蔵するものに限る。)
(8) 定格高周波出力(W又はkW)(10)(11)
注(10) 定格高周波出力の表示は,8.2.4に規定する第1法及び第2法のいずれか一方又は両方で測定した
値を表示し,表示値には測定法の区分を併記すること。
(11) 短時間高出力機能をもつものは,その最大動作時間を表示し,併せて動作途中で自動的に出力
が切り換わるものは,その旨の説明と定格連続高周波出力を表示する。
(9) 二重絶縁構造のものは の図記号
(10) 製造業者名又はその略号
(11) 製造年又はその略号
(12) 製造番号又はその略号
11.2 包装表示 レンジを包装する場合には,1包装ごとに表面の見やすいところ(9)に容易に消えない方法
で,次の事項を表示しなければならない。
(1) 名称(電子レンジ)
(2) 製造業者名又はその略号
12. 使用上の注意事項
12.1 器体表示 レンジには,表面の見易いところ(9)に容易に消えない方法で次の事項を表示しなければ
ならない。この場合,表示は使用者に理解しやすい文章又は絵によって行うものとする。ただし,該当し
ないものを除く。
(1) アースの取付けに関する注意(ただし,二重絶縁が施されたものを除く。)。
(2) 電源コンセントに関する注意。
(3) 特定周波数専用のものは,定格周波数に関する注意。
(4) 扉に異物を挟むなどの誤使用に関する注意。
(5) 前面ネットから針金などを差し込むなどの誤使用に関する注意(前面ネットに針金などを差し込めな
い構造のものを除く。)。
(6) 瓶詰めなど,密閉された容器内の食品加熱の危険性に対する注意。
(7) 金属製の容器,金箔,銀箔,金粉,銀粉又は針金を用いた容器などの使用に関する注意。
(8) 吸入口及び排出口はふさがないための注意。
(9) キャビネット(外箱)を外すことの禁止。
(10) 扉のガラス窓に水をかけることの禁止(ただし,電熱装置のあるものに限る)。
(11) 電熱加熱時や蒸気加熱時に高温になる部分(当該箇所を明示する。)に対する注意。
(12) その他,製品個々の性能や特徴に応じて必要と判断される事項。
12.2 取扱説明書の表示 各製品ごとに添付される取扱説明書には,その判りやすい箇所に次の事項を表
示しなければならない。この場合,表示は使用者に理解しやすい文章又は絵によって行うものとする。た
だし,該当しないものを除く。
――――― [JIS C 9250 pdf 27] ―――――
28
C 9250-1992
(1) 12.1に規定する各事項。
(2) 周囲の壁面からの離隔距離,設置する場所などに関する注意事項。
(3) 吸排気口やドアラッチ用の孔などに指や針金などを差し込まないための注意。
(4) 扉や取っ手にぶら下がってはならないこと。
(5) 調理目的以外に使用してはならないこと。
(6) 本体の上面にものを載せないこと(ただし,ものを載せても危険でないものを除く。)。
(7) 使える容器,使ってはならない容器に関する注意事項。
(8) 使用後の手入れの方法とその際の注意事項。
(9) その他,製品個々の性能や特徴に応じて必要と判断される事項。
付図1 衝撃試験機
備考 ハンマ頭部は,JIS K 7202に規定するロックウェル硬さHRR100の硬さに表面をポリアミド加
工した半径が10mmの球面をもつものとする。
付図2 標準試験指
――――― [JIS C 9250 pdf 28] ―――――
29
C 9250-1992
結線図(例)
備考1. 角度の許容差は,±5′とする。
0
2. 寸法の許容差は,25mm未満は mm,25mm以上は±0.2mmとする。
.0 05
3. 使用材料は,黄銅とする。
4. 試験品の導電部は,一括して接続する。
5. 電源電圧は,定格電圧以下の任意の電圧(40V以上)としてもよい。
付図3 テストピン
――――― [JIS C 9250 pdf 29] ―――――
30
C 9250-1992
参考 電子レンジの調理性能の評価試験法
序文 この参考は,電子レンジの調理性能の評価のための試験方法として一例を示すものであって,規定
の一部ではない。
1. ミルクの再加熱
材料 ミルク(乳脂肪34%のもの)200ml×1杯,×2杯,×4杯
容器 JIS R 3503の200mlビーカ又はこれと近似形状のパイレックス計量カップとし,底に34mm
の誘電透過性をもつスペーサを敷く。
手順1.ミルク及びカップの加熱前温度は,8±1℃に保つこと。
2.カップをオーブン内の受皿に置く。カップの位置は,1杯評価は参考図1のA点に,2杯及
び4杯評価は取扱説明書の指示に従う。ただし,説明のない場合には,それぞれB点及びC
点に置く。
3.電子レンジの出力を最大に設定し,全ミルクの平均温度上昇値が58±2℃となるような加熱
時間を決定し,加熱を行う。
4.電波むらに起因する部分加熱などによって,加熱中にミルクが噴きこぼれる兆候を呈したと
きはその時点をもって加熱完了とする。
5.加熱後直ちにミルクカップを取り出し,一本の熱電対によって,すばやくカップの底から
0.5mm上,続いて液面から0.5mm下のミルク温度を記録する。
6.2杯評価及び4杯評価のミルクは更にこれらをかき混ぜて,それぞれのカップのミルクの平
均温度を記録する。
評価 評価は三つの試験それぞれについて,次の3段階で行う。
レベル 上下の温度差 各カップ中最高と最低の温度差
A 10℃以下 6℃以下
B 10℃を超え30℃以下 6℃を超え14℃以下
C 30℃を超えるもの 14℃を超えるもの
備考 2杯及び4杯評価において,上下温度差と,最高最低温度差の評価レベルに差が生じたと
きは,悪い方のレベルを採用する。
参考図1 ミルクの再加熱試験のカップの位置
――――― [JIS C 9250 pdf 30] ―――――
次のページ PDF 31
JIS C 9250:1992の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60335-1:1991(NEQ)
- IEC 60335-2-25:1988(NEQ)
- IEC 60335-2-6:1986(NEQ)
- IEC 60705:1988(NEQ)
JIS C 9250:1992の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.040 : 台所設備 > 97.040.20 : 料理用加熱器,調理台,オーブン及び類似の機具
JIS C 9250:1992の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0445:1999
- 文字数字の表記に関する一般則を含む機器の端子及び識別指定された電線端末の識別法
- JISC0446:1999
- 色又は数字による電線の識別
- JISC1102-1:2007
- 直動式指示電気計器―第1部:定義及び共通する要求事項
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1301:1977
- 絶縁抵抗計(発電機式)
- JISC2520:1999
- 電熱用合金線及び帯
- JISC3301:2000
- ゴムコード
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC3327:2000
- 600Vゴムキャブタイヤケーブル
- JISC4526-1:2013
- 機器用スイッチ―第1部:一般要求事項
- JISC4526-1:2020
- 機器用スイッチ―第1部:通則
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8304:2009
- 屋内用小形スイッチ類
- JISH4461:2002
- 照明及び電子機器用のタングステン線
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISK7202-2:2001
- プラスチック―硬さの求め方―第2部:ロックウェル硬さ
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯