JIS C 9335-2-85:2005 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-85部:ファブリックスチーマの個別要求事項

JIS C 9335-2-85:2005 規格概要

この規格 C9335-2-85は、定格電圧が250V以下の,家庭用及び類似の目的のファブリックスチーマの安全性について規定。

JISC9335-2-85 規格全文情報

規格番号
JIS C9335-2-85 
規格名称
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-85部 : ファブリックスチーマの個別要求事項
規格名称英語訳
Household and similar electrical appliances -- Safety -- Part 2-85:Particular requirements for fabric steamers
制定年月日
2000年3月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60335-2-85:2002(IDT)
国際規格分類

ICS

13.120, 97.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-03-20 制定日, 2005-12-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 9335-2-85:2005 PDF [8]
                                                           C 9335-2-85 : 2005 (IEC 60335-2-85 : 2002)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS C 9335-2-85:2000は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60335-2-85:2002,Household and
similar electrical appliances−Safety−Part 2-85 : Particular requirements for fabric steamersを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 9335-2-85 pdf 1] ―――――

C 9335-2-85 : 2005 (IEC 60335-2-85 : 2002)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 一般要求事項・・・・[2]
  •  5. 試験のための一般条件・・・・[2]
  •  6. 分類・・・・[2]
  •  7. 表示及び取扱説明・・・・[2]
  •  8. 充電部への接近に対する保護・・・・[2]
  •  9. モータ駆動機器の始動・・・・[3]
  •  10. 入力及び電流・・・・[3]
  •  11. 温度上昇・・・・[3]
  •  12. (規定なし)・・・・[3]
  •  13. 運転時の漏えい電流及び耐電圧・・・・[3]
  •  14. 過渡過電圧・・・・[3]
  •  15. 耐湿性・・・・[3]
  •  16. 漏えい電流及び耐電圧・・・・[3]
  •  17. 変圧器及びその関連回路の過負荷保護・・・・[3]
  •  18. 耐久性・・・・[3]
  •  19. 異常運転・・・・[3]
  •  20. 安定性及び機械的危険・・・・[4]
  •  21. 機械的強度・・・・[4]
  •  22. 構造・・・・[4]
  •  23. 内部配線・・・・[4]
  •  24. 部品・・・・[4]
  •  25. 電源接続及び外部可とうコード・・・・[4]
  •  26. 外部導体用端子・・・・[5]
  •  27. 接地接続の手段・・・・[5]
  •  28. ねじ及び接続・・・・[5]
  •  29. 空間距離,沿面距離及び固体絶縁・・・・[5]
  •  30. 耐熱性及び耐火性・・・・[5]
  •  31. 耐腐食性・・・・[5]
  •  32. 放射線,毒性その他これに類する危険性・・・・[5]
  •  附属書・・・・[6]

――――― [JIS C 9335-2-85 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 9335-2-85 : 2005
(IEC 60335-2-85 : 2002)

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-85部 : ファブリックスチーマの個別要求事項

Household and similar electrical appliances−Safety− Part 2-85 : Particular requirements for fabric steamers

序文

 この規格は,2002年に第2版として発行されたIEC 60335-2-85, Household and similar electrical
appliances−Safety−Part 2-85: Particular requirements for fabric steamers を元に,技術的内容を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)であり,JIS C 9335-1:2003(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1
部 : 一般要求事項)と併読する規格である。

1. 適用範囲

 この規格は,定格電圧が250 V以下の,家庭用及び類似の目的のファブリックスチーマの
安全性について規定する。
通常,家庭で使用しない機器であっても,店舗において素人が使用する機器のような,一般大衆への危
険源となる機器も,この規格の適用範囲である。
備考101. このような機器の例としては,クリーニング店で使用されるものがある。
この規格では可能な限り,住居の中及び周囲で,すべての人が遭遇する機器に起因する共通的な危険性
を取り扱う。ただし,この規格では,通常,次の状態については規定していない。
− 監督のない状態で幼児又は非健常者が機器を使用する場合
− 幼児が器具で遊ぶ場合
備考102. この規格の適用に際しては,次の事実に注意する。
− 車両,船舶又は航空機搭載用機器には,要求事項の追加が必要になる場合がある。
− 厚生関係機関,労働安全所管機関その他の当局によって,要求事項が追加されている
場合がある。
103. この規格は,次のものには適用しない。
− 腐食しやすい,又は爆発性の雰囲気(じんあい,蒸気又はガス)が存在する特殊な状
態の場所で使用する機器
− 電気アイロン (JIS C 9335-2-3)
− 電気プレス器 (JIS C 9335-2-44)
− 水道接続機器
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60335-2-85:2002,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-85 : Particular
requirements for fabric steamers (IDT)

――――― [JIS C 9335-2-85 pdf 3] ―――――

2
C 9335-2-85 : 2005 (IEC 60335-2-85 : 2002)

2. 引用規格

 この規格で用いる引用規格は,JIS C 9335-1の2. による。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9335-1の3. によるほか,次による。ただし,3.1.9
は,この規格による。
3.1.6 JIS C 9335-1の3.1.6によるほか,次による。
備考101. 電極式の場合で,機器に電流が表示されていない場合の定格電流は,機器に定格電圧を加
えて通常動作で動作させたとき,最初の2分間の入力の平均値と定格電圧を用いて算出す
る。
3.1.9 通常動作 (normal operation) 機器は,通常使用する位置で,かつ,あらゆる面から離れた状態にお
いて,容器に水を満たし,すべてのふたは閉じた状態で運転する。
電極式機器に関しては,20 ℃の温度で,抵抗率が約500 圀 罵 する。
備考101. 適切な抵抗率は,水にりん酸アンモニウムを加えることによって得られる。
3.101 ファブリックスチーマ (fabric steamer) 織物表面に蒸気を当てることによって,衣服及び布のしわ
を伸ばすための機器。
3.102 電極式機器 (electrode-type appliance) 導体性の液体に電流が流れることによって加熱される機器。

4. 一般要求事項

 一般要求事項は,JIS C 9335-1の4. による。

5. 試験のための一般条件

 試験のための一般条件は,JIS C 9335-1の5. による。

6. 分類

 分類は,JIS C 9335-1の6. によるほか,次による。
6.1 JIS C 9335-1の6.1によるほか,次による。
電極式機器及び裸の電熱素子をもった機器は,クラスI,クラスII又はクラスIIIでなければならない。

7. 表示及び取扱説明

 表示及び取扱説明は,JIS C 9335-1の7. によるほか,次による。
7.1 JIS C 9335-1の7.1によるほか,次による。
電極式機器には,定格入力を表示しなければならない。
7.12 JIS C 9335-1の7.12によるほか,次による。
取扱説明書には,水入れ,清掃及び水あか(垢)取りに関する詳細を含めなければならない。
取扱説明書には,次の事項を明示しなければならない。
− 蒸気が放出されるため,機器を使用しているときは注意することが望ましい。
− 充てん(填)及び清掃中は,機器の電源コードを抜く。
電極式機器の取扱説明書には,次の事項を含めなければならない。
− 使用する溶液の組成及び量,並びに過度の量の塩の使用に対する警告。
− 機器は,直流電源で動作させない。
掃除のために部分的又は全体を水に浸けるものは,掃除の前に接続器を外し,再び使用する前に機器用
インレットを乾かす旨を説明書に記載しなければならない。

8. 充電部への接近に対する保護

 充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1の8. による。

――――― [JIS C 9335-2-85 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 9335-2-85 : 2005 (IEC 60335-2-85 : 2002)

9. モータ駆動機器の始動

 モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。

10. 入力及び電流

 入力及び電流は,JIS C 9335-1の10. によるほか,次による。
10.1 JIS C 9335-1の10.1によるほか,次による。
備考101. 電極式機器に対しては,負側の偏差に限度を付けない。

11. 温度上昇

 温度上昇は,JIS C 9335-1の11. によるほか,次による。ただし,11.7は,この規格によ
る。
11.4 JIS C 9335-1の11.4によるほか,電極式機器は,次による。
電極式機器は,定格電圧の0.941.06倍の最も不利となる電圧で運転する。
11.7 機器は,定常状態に達するまで運転する。
備考101. 水は,蒸気の発生を維持するために加えられる。
電極式機器の容器は,できるだけ早く,かつ,必要な回数だけ再注水する。
備考102. 機器は,再注水の期間は掃除しない。

12. (規定なし)

13. 運転時の漏えい電流及び耐電圧

 運転時の漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1の13. によるほか,
次による。
13.1 JIS C 9335-1の13.1によるほか,次による。
電極式機器は,定格電圧の1.06倍の電圧で運転する。
13.2 JIS C 9335-1の13.2によるほか,次による。
電極式機器及び裸の電熱素子をもった機器の漏えい電流は,出口から10 mm離れた蒸気中に置いた金網
と可触金属部との間での測定も行う。
漏えい電流は,0.25 mAを超えてはならない。
備考101. 可触金属部には,金属はくを含む。

14. 過渡過電圧

 過渡過電圧は,JIS C 9335-1の14. による。

15. 耐湿性

 耐湿性は,JIS C 9335-1の15. による。

16. 漏えい電流及び耐電圧

 漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1の16. による。

17. 変圧器及びその関連回路の過負荷保護

 変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1の17.
による。

18. 耐久性

 耐久性は,この規格では規定しない。

19. 異常運転

 異常運転は,JIS C 9335-1の19. によるほか,次による。
19.2 JIS C 9335-1の19.2によるほか,次による。

――――― [JIS C 9335-2-85 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS C 9335-2-85:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60335-2-85:2002(IDT)

JIS C 9335-2-85:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9335-2-85:2005の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JISC2814-2-1:2009
家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-1部:ねじ形締付式接続器具の個別要求事項
JISC2814-2-2:2009
家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
JISC3662-1:2009
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第1部:通則
JISC3662-2:2009
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第2部:試験方法
JISC3662-3:2003
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第3部:固定配線用シースなしケーブル
JISC3662-4:2003
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第4部:固定配線用シース付きケーブル
JISC3662-5:2017
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第5部:可とうケーブル(コード)
JISC3662-6:2003
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第6部:エレベータケーブル及び可とう接続用ケーブル
JISC3663-1:2010
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第1部:通則
JISC3663-2:2003
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第2部:試験方法
JISC3663-3:2003
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第3部:耐熱シリコンゴム絶縁ケーブル
JISC3663-4:2007
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第4部:コード及び可とうケーブル
JISC3663-4:2021
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第4部:コード及び可とうケーブル
JISC3663-5:2007
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第5部:エレベータケーブル
JISC3663-6:2007
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第6部:アーク溶接電極ケーブル
JISC3663-7:2001
定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第7部:耐熱性エチレンビニルアセテートゴム絶縁ケーブル
JISC4003:2010
電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
JISC60068-2-32:1995
環境試験方法―電気・電子―自然落下試験方法
JISC60695-10-2:2018
耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
JISC6575-1:2009
ミニチュアヒューズ―第1部:ミニチュアヒューズに関する用語及びミニチュアヒューズリンクに対する通則
JISC6575-2:2016
ミニチュアヒューズ―第2部:管形ヒューズリンク
JISC6575-3:2016
ミニチュアヒューズ―第3部:サブミニチュアヒューズリンク
JISC6575-4:2009
ミニチュアヒューズ―第4部:UMヒューズリンク(UMF)並びにその他の端子挿入形及び表面実装形ヒューズリンク
JISC8280:2011
ねじ込みランプソケット
JISC8280:2021
ねじ込みランプソケット
JISC8283-1:2019
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項