JIS G 3468:2021 配管用溶接大径ステンレス鋼鋼管

JIS G 3468:2021 規格概要

この規格 G3468は、耐食用,低温用,高温用などの配管に用いる溶接大径ステンレス鋼鋼管について規定。

JISG3468 規格全文情報

規格番号
JIS G3468 
規格名称
配管用溶接大径ステンレス鋼鋼管
規格名称英語訳
Large diameter welded stainless steel pipes
制定年月日
1978年12月1日
最新改正日
2021年4月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 9330-6:1997(MOD)
国際規格分類

ICS

23.040.10, 77.140.75
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1978-12-01 制定日, 1984-02-01 改正日, 1988-08-01 改正日, 1994-06-01 改正日, 2000-02-20 確認日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2011-09-20 改正日, 2016-09-20 改正日, 2017-10-20 改正日, 2021-04-20 改正
ページ
JIS G 3468:2021 PDF [20]
                                                                                   G 3468 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類の記号・・・・[2]
  •  5 製造方法・・・・[2]
  •  6 化学成分・・・・[3]
  •  7 機械的性質・・・・[4]
  •  7.1 母材の引張強さ,耐力及び伸び・・・・[4]
  •  7.2 溶接部の引張強さ・・・・[6]
  •  8 水圧試験特性又は非破壊試験特性・・・・[6]
  •  9 寸法,単位質量及び寸法許容差・・・・[6]
  •  9.1 寸法及び単位質量・・・・[6]
  •  9.2 寸法許容差・・・・[8]
  •  9.3 溶接ビード高さ・・・・[8]
  •  10 外観・・・・[9]
  •  11 特別品質規定・・・・[9]
  •  12 試験・・・・[9]
  •  12.1 分析試験・・・・[9]
  •  12.2 機械試験・・・・[9]
  •  12.3 水圧試験又は非破壊試験・・・・[10]
  •  13 検査及び再検査・・・・[11]
  •  13.1 検査・・・・[11]
  •  13.2 再検査・・・・[11]
  •  14 表示・・・・[11]
  •  15 報告・・・・[11]
  •  附属書JA(規定)特別品質規定・・・・[13]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3468 pdf 1] ―――――

           G 3468 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3468:2017は改
正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和4年4月19日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3468:2017を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
− 氏名 : 日鉄ステンレス株式会社
− 住所 : 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
種類の記号 発明の名称 特許番号 設定の登録の年月日
SUS821L1TPY 溶接熱影響部の耐食性と靭性が良好な 第5345070号 2013年8月23日
省合金二相ステンレス鋼
上記の特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施の
許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対し
ては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣は,このような
特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3468 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
G 3468 : 2021

配管用溶接大径ステンレス鋼鋼管

Large diameter welded stainless steel pipes

序文

  この規格は,1997年に第1版として発行されたISO 9330-6を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
なお,この規格で,附属書JAは,対応国際規格にはない事項である。また,側線又は点線の下線を施
してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附
属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,耐食用,低温用,高温用などの配管に用いる溶接大径ステンレス鋼鋼管(以下,管という。)
について規定する。
注記1 この規格は,通常,外径165.2 mm(呼び径150A又は6B)1 016.0 mm(呼び径1 000A又は
40B)の管に適用されている(9.1参照)。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9330-6:1997,Welded steel tubes for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 6:
Longitudinally welded austenitic stainless steel tubes(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0567 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
JIS G 0571 ステンレス鋼のしゅう酸エッチング試験方法
JIS G 0572 ステンレス鋼の硫酸·硫酸第二鉄腐食試験方法

――――― [JIS G 3468 pdf 3] ―――――

           2
G 3468 : 2021
JIS G 0573 ステンレス鋼の65 %硝酸腐食試験方法
JIS G 0575 ステンレス鋼の硫酸·硫酸銅腐食試験方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2343-1 非破壊試験−浸透探傷試験−第1部 : 一般通則 : 浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の
分類
JIS Z 3106 ステンレス鋼溶接継手の放射線透過試験方法
JIS Z 3121 突合せ溶接継手の引張試験方法
JIS Z 3122 突合せ溶接継手の曲げ試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0201,JIS G 0202及びJIS G 0203による。

4 種類の記号

  管は,18種類とし,種類の記号は,表1による。
表1−種類の記号及び固溶化熱処理
単位 ℃
分類 種類の記号 固溶化熱処理 分類 種類の記号 固溶化熱処理
オーステナイ SUS304TPY 1 010以上,急冷 オーステナイト SUS317LTPY 1 010以上,急冷
ト系 SUS304LTPY 系 SUS321TPY a) 920以上,急冷
SUS309STPY 1 030以上,急冷 SUS347TPY a) 980以上,急冷
SUS310STPY オーステナイト·SUS821L1TPY 940以上,急冷
SUS315J1TPY 1 010以上,急冷 フェライト系 SUS323LTPY 950以上,急冷
SUS315J2TPY SUS329J1TPY
SUS316TPY SUS329J3LTPY
SUS316LTPY SUS329J4LTPY
SUS317TPY SUS327L1TPY 1 025以上,急冷
注a) US321TPY及びSUS347TPYについては,安定化熱処理を指定してもよい。この場合の熱処理温度は,
850 ℃930 ℃とする。

5 製造方法

  管の製造方法は,次による。
a) 管は,自動アーク溶接又はレーザ溶接によって製造する。ただし,自動アーク溶接の場合の溶加材の
使用は,製造業者の選択による。製造方法を表す記号は,箇条14のb) による。
b) 管は,固溶化熱処理を行った鋼帯又は鋼板を用いるか,又は注文者の要求によって管に熱処理を行う。
c) 管は,表1の固溶化熱処理を行った鋼帯又は鋼板を用いる場合には,通常,製造のままとする。鋼帯
又は鋼板で熱処理を行う場合には,注文者の承認のもとに,圧延ライン上で熱間圧延後,直ちに急冷
する固溶化熱処理を行ってもよい。この場合,熱間仕上げ温度は,表1の条件による。ただし,酸洗
又はこれに準じる処理を行う。

――――― [JIS G 3468 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
G 3468 : 2021
d) 注文者の要求によって管に熱処理を行う場合には,表1の固溶化熱処理を行い,酸洗又はこれに準じ
る処理を行う。表1以外の熱処理については,受渡当事者間の協定による。ただし,光輝熱処理を行
い表面スケールがない場合には,酸洗又はこれに準じる処理を省略してもよい。また,管で固溶化熱
処理を行った場合の熱処理の記号として,Sを表示する[箇条14のc) 参照]。
なお,管で固溶化熱処理を行う場合には,鋼板又は鋼帯での熱処理を省略してもよい。
e) 管端形状は,特に指定のない場合は,プレンエンドとする。注文者がベベルエンドを指定する場合に
は,その形状は,受渡当事者間の協定による。ただし,厚さ22 mm以下の管で,特にベベルエンドの
形状の指定のないときには,図1による。
記号説明
t : 厚さ(22 mm以下)
図1−ベベルエンドの形状

6 化学成分

  管は,12.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。

――――― [JIS G 3468 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS G 3468:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9330-6:1997(MOD)

JIS G 3468:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3468:2021の関連規格と引用規格一覧