JIS G 3477-1:2018 ポリエチレン被覆鋼管―第1部:外面3層ポリエチレン押出被覆鋼管 | ページ 5

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G 3477-1 : 2018
附属書H
(規定)
曲げ試験方法
H.1 装置
H.1.1 曲げ試験機
油圧式などによるプレス機と曲げマンドレルとからなる,被覆の曲げ試験機。
H.1.2 冷凍庫
0 ℃以下の冷凍室で構成されている冷凍庫。
H.2 試験片
被覆鋼管から管軸方向約200 mm,管軸直角方向約25 mmの大きさを切り出し試験片とする。試験片の
個数は,3個とする。
H.3 試験方法
試験方法は,次による。
a) 試験片の有効板厚を図H.1によって測定する。
図H.1−試験片の有効板厚算定図
b) マンドレル半径Rは,有効板厚から式(H.1)によって求める。
R=28.15×d (H.1)
ここに, R : マンドレル半径(mm)
d : 試験片の有効板厚(mm)
注記 曲げ試験における曲げ角度は,外径長さ当たりの曲げ角度で表し,曲げ試験では,曲げ角度
2°のときの被覆鋼管の曲げ性を評価する。外径長さ当たりの曲げ角度は,ラインパイプの現
地コールドベンドで被覆鋼管を曲げたときに,ひずみの中立点となる管軸を円弧とする仮想

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扇形において,被覆鋼管の外径を円弧長さとしたときの扇形の中心角をいう。式(H.1)で求め
たマンドレル半径による試験片の曲げは,外径長さ当たり2°の曲げに相当する。
c) 試験片を冷凍庫中で0 ℃以下に1時間以上保持する。
d) 冷凍庫から取り出した試験片を,被覆面が曲げの外側(引張側)となるよう曲げ試験機に装着し,b)
によって求めたマンドレル半径以下の半径をもつマンドレルに沿って試験片を曲げる。曲げに要する
時間は10秒以内とし,また,冷凍庫から取り出し後30秒以内に曲げを終了する。
e) 曲げ終了後,試験機から試験片を取り出し,常温(5 ℃35 ℃)で2時間以上保持した後,割れの有
無を調べる。
H.4 結果
結果は,割れの有無を記録する。

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G 3477-1 : 2018
附属書I
(規定)
陰極離試験方法
I.1 装置
I.1.1 陰極離試験装置
定電圧発生装置,電流電圧測定装置,通電電極,照合電極などから構成される試験装置。通電電極は,
白金電極又はカーボン電極とする。照合電極は,飽和カロメル電極,飽和塩化銀電極又は飽和硫酸銅電極
とする。
I.1.2 加熱装置
60 ℃の試験の場合は,試験片を裏面の鋼面から直接加熱するヒータ板をもつ加熱装置,試験片全体を加
熱するオーブン又は恒温水槽を用いる。
I.1.3 試験セル
正方形又は長方形の試験片の場合に被覆に取り付ける試験セルは,電解液を入れるもので,プラスチッ
ク製などの円筒とする。
I.2 試験片
小径の被覆鋼管の場合は,適切な長さに切断しリング状の試験片とする。大径の被覆鋼管の場合は,試
験片の一部を切断し正方形又は長方形の試験片とする。試験片の個数は,各試験条件について3個とする。
I.3 試験方法
試験方法は,次による。
a) ドリルを用いて,鋼面に達する直径6 mmの人工欠陥を試験片の中央部に導入する。
b) 正方形又は長方形の試験片に試験セルを取り付けて試験する場合,円筒状の試験セルを人工欠陥が円
筒の中心となるように試験片の上に立て,耐水性のシーラントなどでシールする。試験セルに70 mm
以上の深さになるよう電解液(30 g/L±3 g/L塩化ナトリウム水溶液)を満たし,液面高さを円筒にマ
ーキングする。60 ℃の試験の場合は,加熱装置によって試験温度まで加熱する。
c) リング状の試験片又は試験セルを取り付けずに試験を行う場合,人工欠陥以外の電解液に接する露出
を全て耐水性のシーラントなどでシールする。試験片を電解液を入れた容器内に浸せきする。60 ℃の
試験の場合は,加熱装置によって試験温度まで加熱する。
d) 通電電極を電解液中に入れ,定電圧発生装置と通電電極とを接続する。
e) 試験片の鋼面と定電圧発生装置とを,導線で接続する。
f) 照合電極である飽和カロメル電極に対し,次の電位になるよう定電圧発生装置を設定し(飽和塩化銀
電極又は飽和硫酸銅電極を照合電極として用いる場合は,各々+0.04 V又は−0.08 V設定値をシフト
させる。),一定の温度で一定の期間,試験する。液面が低下した場合は,蒸留水又は脱イオン水を加
え,液面高さを維持する。
1) −1.5 V,23 ℃±3 ℃,28日間
2) −1.5 V,60 ℃±3 ℃,28日間
g) 試験の終了後,カッターなどで,人工欠陥から半径方向に612本の鋼面に達する長さが最低20 mm

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以上の切込みを入れる。
h) 人工欠陥部から被覆下にたがねなどを挿入し掘り起こす。
i) 人工欠陥の端部から被覆離距離を測定し,その平均値を算出する。
I.4 結果
結果は,平均離距離を記録する。

――――― [JIS G 3477-1 pdf 24] ―――――

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G 3477-1 : 2018
附属書J
(規定)
熱水浸せき試験方法
J.1 装置
J.1.1 オーブン又は恒温水槽
80 ℃±3 ℃で制御可能なもの。
J.1.2 容器
試験片を浸せきするのに適した大きさで,蒸発を最小限に抑制できるようカバーをもつ容器。
J.2 試験片
小径の被覆鋼管の場合は,適切な長さに切断しリング状の試験片とする。大径の被覆鋼管の場合は,試
験片の一部を切断し正方形又は長方形の試験片とする。試験片の,熱水に暴露する切断面は,研磨紙で湿
式研磨する。試験片の個数は,3個とする。
J.3 試験方法
試験方法は,次による。
a) 80 ℃に加熱した蒸留水又は脱イオン水で満たした容器に試験片を入れる。試験片が少なくとも50 mm
以上,熱水に浸せきされていることを確認する。浸せきは80 ℃で48時間行う。
b) 浸せき試験終了後,試験片を取り出し,紙などで水分を拭き取る。
c) 試験の終了後,試験片の被覆端部について,被覆と鋼材との界面に浮き及び空隙がないことを目視で
観察する。正方形又は長方形の試験片の場合は,四隅部5 mm幅部分についての離は,無視しても
よい。
d) 被覆と鋼材との界面に鋭いナイフなどを差し込み,密着低下した部分をぎ起こすとともに,被覆を
離して密着低下幅を評価する。離した部分の幅を測定し,最大幅及び平均幅を求める。
J.4 結果
結果は,被覆全体について,平均離距離及び最大離距離を記録する。ただし,四隅部5 mmは除外
する。

JIS G 3477-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3477-1:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG0404:2014
鋼材の一般受渡し条件
JISG0415:2014
鋼及び鋼製品―検査文書
JISG3452:2019
配管用炭素鋼鋼管
JISG3454:2017
圧力配管用炭素鋼鋼管
JISG3455:2016
高圧配管用炭素鋼鋼管
JISG3455:2020
高圧配管用炭素鋼鋼管
JISG3457:2016
配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
JISG3457:2020
配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
JISG3460:2018
低温配管用鋼管
JISK0068:2001
化学製品の水分測定方法
JISK5500:2000
塗料用語
JISK5600-2-4:2014
塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第4節:密度(ピクノメータ法)
JISK5600-9-1:2006
塗料一般試験方法―第9部:粉体塗料―第1節:所定温度での熱硬化性粉体塗料のゲルタイムの測定方法
JISK6761:2017
一般用ポリエチレン管
JISK6900:1994
プラスチック―用語
JISK6922-2:2018
プラスチック―ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料―第2部:試験片の作製方法及び特性の求め方
JISK7112:1999
プラスチック―非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
JISK7121:1987
プラスチックの転移温度測定方法
JISK7161-1:2014
プラスチック―引張特性の求め方―第1部:通則
JISK7161-2:2014
プラスチック―引張特性の求め方―第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
JISK7206:2016
プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
JISK7209:2000
プラスチック―吸水率の求め方
JISK7210-1:2014
プラスチック―熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレイト(MFR)及びメルトボリュームフローレイト(MVR)の求め方―第1部:標準的試験方法
JISK7215:1986
プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法
JISK7251:2002
プラスチック―水分含有率の求め方
JISK7350-2:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第2部:キセノンアークランプ
JISZ0103:1996
防せい防食用語