JIS K 5906:1998 塗料用アルミニウム顔料 | ページ 4

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8.9.4 鉄 乾燥顔料中の鉄の定量は,JIS H 1306又はJIS H 1353の6.(o-フェナントロリン吸光光度法)
による。
8.9.5 けい素 乾燥顔料中のけい素の定量は,JII H 1352の5.1(モリブデン黄法)による。
8.9.6 亜鉛 乾燥顔料中の亜鉛の定量は,JIS H 1356による。
8.9.7 鉛 乾燥顔料中の鉛の定量は,JIS H 1306による。
8.9.8 計算 乾燥顔料中の他の金属の定量値は,次の式によって算出する。ただし,鉛については,別途
その定量値を報告する。
I V W X Y Z
ここに, I : 乾燥顔料中の他の金属 (%)
V : 乾燥顔料中の銅の定量値 (%)
W : 乾燥顔料中の鉄の定量値 (%)
X : 乾燥顔料中のけい素の定量値 (%)
Y : 乾燥顔料中の亜鉛の定量値 (%)
Z : 乾燥顔料中の鉛の定量値 (%)

9. 検査

 検査は,8.によって試験したとき,表1及び表2に適合しなければならない。

10. 表示

 アルミニウム顔料の容器の見やすい箇所に,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格名称
b) 種類及び等級
c) 正味の質量
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月又はその略号
f) 製造番号又はロット番号
関連規格 JIS H 1364 アルミニウム合金中のビスマス及び鉛定量方法
JIS K 5101 顔料試験方法
JIS K 5410 塗料用試験板
JIS K 5421 ボイル油及び煮あまに油
JIS K 5492 アルミニウムペイント
JIS K 5531 ニトロセルロースラッカー
JIS K 5538 ラッカー系シンナー

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付表1 引用規格
JIS B 7525 比重浮ひょう
JIS H 1306 アルミニウム及びアルミニウム合金の原子吸光分析方法
JIS H 1352 アルミニウム及びアルミニウム合金中のけい素定量方法
JIS H 1353 アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉄定量方法
JIS H 1354 アルミニウム及びアルミニウム合金中の銅定量方法
JIS H 1356 アルミニウム及びアルミニウム合金中の亜鉛定量方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 2201 工業ガソリン
JIS K 2235 石油ワックス
JIS K 5400 塗料一般試験方法
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8271 キシレン(試薬)
JSI K 8812 2-ブタノール(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8801 試験用ふるい
付表2 対応国際規格
ISO 760 : 1978 Determination of water−Karl Fisher method (General method)
ISO 787/2 : 1981 General methods of test for pigments and extenders−Part 2 : Determination of
matter volantile at 105 degrees C
ISO 793 : 1973 Aluminium and aluminium alloys−Determination of iron−Orthophenanthroline
photometric method
ISO 795 : 1976 Aluminium and aluminium alloys−Determination of copper content−
Oxalydihydrazide photometric method
ISO 808 : 1973 Aluminium and aluminium alloys−Determination of silicon−Spectrophotometric
method with the reduced silicomolybdic complex
ISO 1247 : 1974 Aluminium pigments for paints
ISO 1784 : 1976 Aluminium alloys−Determination of zinc−EDTA titrimetric method
ISO 3980 : 1977 Aluminium and aluminium alloys−Determination of copper−Atomic absorption
Spectrophotometric method
ISO 5194-1981 Aluminium and aluminium alloys−Determination of zinc content−Flame atomic
absorption Spectrometric method
ISO 842-1984 Raw materials for paints and vanishes−Sampling

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附属書1(規定) 有機溶剤可溶分

1. 適用範囲

 この附属書は,本体のアセトン可溶分に関するもので,(国際規格に規定)アセトンに代わ
って混合溶剤を使用する有機溶剤可溶分の定量方法について規定する。
2. 有機溶剤可溶分の定量 ノンリーフィング顔料である3種及び4種に適用する。
2.1 原理 サンプルは溶剤に分散され,溶剤で抽出可能なものはろ過し,乾燥後質量を量る。
2.2 試薬
2.2.1 溶剤混合物,容量で3部のトルエンと1部のジエチルエーテルとを混合して得られ,密度は
0.720g/ml。
2.2.2 軽質石油スピリット,沸点範囲は40℃60℃。
備考 石油ベンジンも使用することができる。
2.3 装置
るつぼガラスろ過器 空げき率グレードp16(孔サイズ,インデックス16 の焼結されたガラスフィル
ターるつぼ。
2.4 操作方法
2.4.1 予備処理 約2gの材料を1mgのけたまでひょう(秤)量し,250mlのビーカーに入れ,20mlの溶
剤混合物(2.2.1)中に分散させ,ビーカーを振とうしてかき混ぜる。
2.4.2 定量 十分に分散したならば,更に10mlの溶剤混合物を添加し,ビーカーを振とうして,十分に
かき混ぜ,それから金属のフレークが沈降するように1時間放置する。
表面に浮いている液体を静かに焼結ガラスフィルターるつぼ(2.3)に注ぎ,吸引ろ過し清浄なフラスコへ
入れる。
すべての液体をろ過したあとで,ビーカー中の残さに更に30mlの溶剤混合物を加え,アルミニウム顔
料が再分散するように振とうを繰り返す。焼結ガラスフィルターるつぼによってこの分散液をろ過し,ミ
ネラルスピリット(2.2.2)によってビーカーを洗浄する。フラスコから250mlのビーカーへろ液を移し,最
小の容積約50mlになるまで蒸発させる。
濃縮したろ液を質量既知の100mlのビーカーに移し,ミネラルスピリットで250mlのビーカーを洗浄し,
洗浄液は100mlビーカーへ移す。100mlのビーカーの内容物が乾燥するまで蒸発させ,105±2℃の温度で
1時間オーブンの中で加熱し,冷却後質量を量る。
2.5 結果の表示 有機溶剤可溶分を次式によって算出し質量として計算する。
1
E 100 (%)
0
ここに, m0 : テスト部分の質量 (g)
m1 : 残さの質量 (g)

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附属書2(規定) リーフィングテスト液の調整

1. 適用範囲

 この附属書は,本体のリーフィング価の規定に関連するもので,特にリーフィングテスト
液の調整方法について規定する。
備考 本体の規定においては,リーフィングテスト液の調整に使用する材料などは,日本国内で一般
的に入手可能な材料などを用いた場合で規定している。この附属書では,国際規格で規定され
ている材料などを使用したリーフィングテスト液の調整方法を規定した。
2. リーフィングテスト液の調整
2.1 材料
a) ホワイトスピリット キシレンを添加することによって,芳香族含有量が20% (V/V) に調整されたも
ので,比重 (d20) が0.7800.790の範囲にあること。
参考 ホワイトスピリットの代替溶剤を,JIS K 2201に規定する4号ミネラルスピリットから選択す
ることができる。
b) クマロン−インディン又は炭化水素樹脂(1) 0.5以下の酸価を有し,リーフィングテスト液を作ったと
き,温度23±2℃,24時間放置後,完全に溶解するもの。
注(1) 国際規格を作るために行われた実験室のテストでは,B2-TN/75と命名されたクマロン−インデ
ン樹脂(Verkaufsvereinigung fur Teerverwertung,エッセン,ドイツから入手可能)が用いられ,
満足すべきものであった。
2.2 リーフィングテスト液 2.1 b)の樹脂50gを2.1 a)のホワイトスピリット100gに溶解することによっ
て得られる,テスト液の比重 (d20) が0.8770.883の範囲にあること。溶解は50℃以下の温度で徐々に行
い,溶剤の蒸発による損失分をホワイトスピリットで補充する。

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附属書3(参考) 塗膜の外観

序文

 この附属書は,本体及び附属書の規定に関連するもので,規定の一部ではない。
塗膜の外観については,国際規格との整合性の観点から,受渡者間で合意された方法によると改訂して
いる。しかしながら,試験方法を当事者間で話し合う際に,参考とされ得る具体的な方法に関する情報が
少ないため,この参考を一つの試験方法例として提供する。
1. 塗膜の外観 1種及び2種並びに3種及び4種のアルミニウム顔料より作製した塗膜は,その性質が
異なるため,それぞれ別の方法で試験を行う。
1.1 1種及び2種のアルミニウム顔料
1.1.1 要旨 試料と見本品を,それぞれビヒクルに分散し,得られた分散体をガラス板の上に展色して,
その色,平滑度,つや,むら,つぶ,はじき及び光透過性を目視によって比べる。
1.1.2 材料 材料は,次のとおりとする。
a) ビヒクル(1)(2) ビヒクルは,次のいずれかを用いる。
1) 油ワニス JIS K 5492に規定する油性のワニス。
2) ボイル油 JIS K 5421に規定するボイル油。
3) 煮あまに油 JIS K 5421に規定する煮あまに油。
注(1) ビヒクルは,JIS K 2201に規定する4号で薄めて,粘度(温度20±1℃)が,0.81.2Pa・sの範囲
になるように調整したものを使用する。
(2) 当事者間の合意によって,別に定めたビヒクルを用いることができる。
b) 試験板(3) IS K 5410に規定するガラス板 (200×150×5mm)。
注(3) 受渡当事者間の合意によって,他の試験板を用いることができる。
1.1.3 装置及び器具 装置及び器具は,次のとおりとする。
a) 化学はかり 10mgのけたまで量れるもの。
b) フィルムアプリケーター すきま100±3
c) ビーカー JIS R 3503に規定する呼び用量100ml。
d) ガラス棒 直径約6mm,長さ約150mmのもの。
1.1.4 試験片の作製 試験片の作製は,次のとおり行う。
a) 試料10.00g(4)を,ガラス棒と共にビーカー100mlに量り取る。
b) )の試料にビヒクル40.0g(4)を少量ずつ加えながらガラス棒で均等に分散して分散体を作る。
c) 見本品についてもa) b)の操作を行う。
d) 試料で作った分散体を,水平に置いたガラス試験板の上に置き,すきま100±3 ィルムアプリケ
ーターを用いて引き伸ばし展色する。
e) 見本品についてもd)の操作を行う。
f) 展色したものを水平にして,温度20±1℃,湿度 (65±5) %の状態で,48時間以上乾燥する。
注(4) 配合量は,当事者間の合意によって別に取り決めることができる。
1.1.5 操作 操作は次のとおり行う。
a) 拡散昼光のもとで,試料と見本品の試験片を並べて置き,塗膜の色,平滑度,つや,むら,つぶ及び
はじきの程度を目視によって比べる。

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JIS K 5906:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1247:1974(MOD)
  • ISO 1247:1974/AMENDMENT 1:1982(MOD)

JIS K 5906:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5906:1998の関連規格と引用規格一覧