JIS K 6718-2:2015 プラスチック―メタクリル樹脂板―タイプ,寸法及び特性―第2部:押出板 | ページ 3

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K 6718-2 : 2015
附属書A
(規定)
加熱時の寸法変化(収縮)の測定
A.1 試験片
板の幅方向に同程度の間隔をあけて,100 mm±2 mmの正方形の試験片を3個切り出す。
試験片は,70 ℃±2 ℃で48時間乾燥した後,デシケーター内で室温まで冷却する(18 ℃28 ℃,望
ましくは23 ℃±2 ℃)。オンライン品質管理試験の目的に対しては,要求される場合以外では,この乾燥
工程を省略できる。
各試験片に押出し方向を記し,更にコンパスを使用して直径100 mm±1 mmの円を描く。描かれた円に
2本の直径(1本は押出し方向に垂直,1本は押出し方向に平行)を記し,これらの直径を0.05 mm刻みま
で測定する。
A.2 加熱手段
試験片を平らな板の上に水平に載せ,160 ℃±2 ℃に保持した加熱炉中の棚上に置く。試験片と板との
付着を避けるために,タルクを支持板の上にまぶすなどの対策を講じる。加熱時間は,試験片の厚さによ
って,表A.1のとおりとする。
表A.1−加熱時間
板の厚さ(mm) 時間(分)
1.55 60
>5 75
注記 加熱によって試験片が反り,試験片の寸法測定が難しい場合は,次に示す方法で,加熱中の反
りを軽減することができる。
a) タルクを薄くまぶした,例えば,0.5 mm程度の厚さのアルミニウム板の上に試験片を置き,
フレーム状のスペーサーを試験片の周囲に置く。
b) このスペーサーは,試験片よりも大きく,かつ,厚めに作製し,試験片の伸びる余地を確保
する。
c) タルクを試験片の上に薄くまぶし,もう1枚のアルミニウム板を試験片及びスペーサーの上
にかぶせ,これら2枚のアルミニウム板をクリップなどで軽く固定する。
A.3 冷却手順
試験片をデシケーター内で室温まで冷却する(18 ℃28 ℃,望ましくは23 ℃±2 ℃)。再度押出し方
向に垂直方向及び平行方向の2本の直径について,0.05 mm刻みまで測定する。
A.4 計算
各試験片について,押出し方向に垂直方向及び平行方向,それぞれの直径の長さの変化を,初期値に対
する百分率で計算する。3個の試験片について,それぞれの平均値を計算する。

――――― [JIS K 6718-2 pdf 11] ―――――

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K 6718-2 : 2015
A.5 試験報告書
試験報告書には,次の事項を記載する。
a) この規格の番号
b) .4の方法で計算した個々の測定結果及び平均値
c) 気泡,クラック,及びその他の外観変化
d) 試験年月日
参考文献
[1] JIS K 6717-1 プラスチック−ポリメタクリル酸メチル(PMMA)成形用及び押出用材料−第1部 :
呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
注記 対応国際規格 : ISO 8257-1,Plastics−Poly(methyl methacrylate) (PMMA) oulding and
extrusion materials−Part 1: Designation system and basis for specifications(IDT)

――――― [JIS K 6718-2 pdf 12] ―――――

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K 6718-2 : 2015
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
ISO 7823-2:2003,Plastics−Poly(methyl methacrylate) heets−Types, dimensions and
JIS K 6718-2:2015 プラスチック−メタクリル樹脂板−タイプ,寸法及び特性−
第2部 : 押出板 characteristics−Part 2: Extruded sheets
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条
国際 ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 の評価
4 一般要求 表3 Table 3 420 nm光線透過率の測定 変更 420 nm光線透過率の測定方法 ISO規格の附属書Aは,測定上,ISO
事項 方法を附属書Aに規定し については,ISO 13468-2を引13468-2と同等の結果が得られるた
ている。 用した。 め(JIS K 6718-1同様の表記とし
た。)。技術的差異はない。
5 試験方法 5.7 燃焼性 5.7 “各国が必要とされる法 変更 我が国には,メタクリル樹脂板の燃
“燃焼性試験が必要な場合は,
規制によって行う。”とな 受渡当事者間の協定による燃 焼性への包括的な法的規制はなく,
っている。 焼試験方法によって試験す 個別の用途に関して燃焼試験又はこ
る。”とした。 の基準がある場合は,それに従うこ
ととなるという我が国の事情によ
る。
5.9.3 5.9.3 “実験室光源による耐暴 変更 “実験室光源による耐暴露性 JIS K 7350-1には実験室光源による
露性は,ISO 4892-2(JIS K は,JIS K 7350-1,及びJIS K耐暴露性試験についての基本的条件
7350-2)に規定するA法 7350-2に規定するA法又はJIS を規定しているため。また,JIS K
によって試験する。”と規 7350-4については,規定するカーボ
K 7350-4によって試験する。”
定。 とした。 ンアークランプによる暴露方法が広
く普及しているという我が国の事情
による。
− − Annex A 420 nmの光線透過率の測 削除 ISO規格の附属書Aは,測定上,ISO
K6
定方法を規定している。 13468-2と同等の結果が得られるた
7
め(JIS K 6718-1同様の表記とし
18-
た。)。技術的差異はない。
2 : 2
削除に伴い,Annex Bをこの規格では
01
附属書Aとした。
5
2

――――― [JIS K 6718-2 pdf 13] ―――――

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K 6718-2 : 2015
K6
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条
国際
7
ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
18
規格
-
2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
番号
及び題名 の評価
01
附属書A A.5 試験報告書 Annex B B.5 試験報告書 追加 “この規格の番号”及び“試験
5
(規定) 年月日”を追加した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 7823-2:2003,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。

JIS K 6717-1:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6718-2:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK7100:1999
プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
JISK7111-1:2012
プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第1部:非計装化衝撃試験
JISK7112:1999
プラスチック―非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
JISK7136:2000
プラスチック―透明材料のヘーズの求め方
JISK7142:2014
プラスチック―屈折率の求め方
JISK7144:1999
プラスチック―機械加工による試験片の調製
JISK7161-1:2014
プラスチック―引張特性の求め方―第1部:通則
JISK7161-2:2014
プラスチック―引張特性の求め方―第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
JISK7171:2016
プラスチック―曲げ特性の求め方
JISK7191-1:2015
プラスチック―荷重たわみ温度の求め方―第1部:通則
JISK7191-2:2015
プラスチック―荷重たわみ温度の求め方―第2部:プラスチック及びエボナイト
JISK7202-2:2001
プラスチック―硬さの求め方―第2部:ロックウェル硬さ
JISK7206:2016
プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
JISK7209:2000
プラスチック―吸水率の求め方
JISK7210-1:2014
プラスチック―熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレイト(MFR)及びメルトボリュームフローレイト(MVR)の求め方―第1部:標準的試験方法
JISK7219-1:2011
プラスチック―屋外暴露試験方法―第1部:通則
JISK7219-2:2011
プラスチック―屋外暴露試験方法―第2部:直接暴露試験及び窓ガラス越し暴露試験
JISK7350-1:1995
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法 第1部:通則
JISK7350-1:2020
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第1部:通則
JISK7350-2:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第2部:キセノンアークランプ
JISK7350-4:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第4部:オープンフレームカーボンアークランプ
JISK7361-1:1997
プラスチック―透明材料の全光線透過率の試験方法―第1部:シングルビーム法
JISK7362:1999
プラスチック―アンダーグラス屋外暴露,直接屋外暴露又は実験室光源による暴露後の色変化及び特性変化の測定方法
JISZ9015-1:2006
計数値検査に対する抜取検査手順―第1部:ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式