JIS K 6775-1:2005 ガス用ポリエチレン管継手-第1部:ヒートフュージョン継手

JIS K 6775-1:2005 規格概要

この規格 K6775-1は、都市ガス及び液化石油ガスの供給に使用する,JIS K 6774に適合するポリエチレン管及びJIS K 6775-2に適合するスピゴット継手との融着接合に用いるヒートフュージョン継手の物理的性質,継手材料の一般的性質,継手の寸法,及び性能について規定。

JISK6775-1 規格全文情報

規格番号
JIS K6775-1 
規格名称
ガス用ポリエチレン管継手-第1部 : ヒートフュージョン継手
規格名称英語訳
Polyethylene pipe-fittings for the supply of gaseous fuels -- Part 1:Heatfusion fittings
制定年月日
1998年8月20日
最新改正日
2019年10月21日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8085-1:2001(MOD)
国際規格分類

ICS

75.200, 83.140.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1998-08-20 制定日, 2005-03-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS K 6775-1:2005 PDF [45]
                                                                                 K 6775-1 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック
工業連盟 (JPIF) /ガス用ポリエチレン管協会 (GPA) /社団法人日本ガス協会 (JGA) /財団法人日本規
格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6775-1 : 1998は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成,及び
日本工業規格(日本産業規格)を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8085-1 : 2001,Polyethylene fittings
for use with polyethylene pipes for the supply of gaseous fuels−Metric series−Specifications−Part 1 : Fittings for
socket fusion using heated toolsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査
会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用
新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS K 6775-1には次に示す附属書がある。
附属書A(規定)継手各部の寸法計算式
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 6775の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6775-1 第1部 : ヒートフュージョン継手
JIS K 6775-2 第2部 : スピゴット継手
JIS K 6775-3 第3部 : エレクトロフュージョン継手

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6775-1 pdf 1] ―――――

K 6775-1 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[3]
  •  4. 定義及び記号・・・・[3]
  •  4.1 寸法の定義・・・・[3]
  •  4.2 材料の定義・・・・[5]
  •  4.3 材料の性能に関する定義・・・・[5]
  •  4.4 使用条件に関する定義・・・・[5]
  •  5. 品質・・・・[6]
  •  5.1 材料・・・・[6]
  •  5.2 継手の性能・・・・[8]
  •  6. 寸法・・・・[10]
  •  6.1 第1種寸法・・・・[10]
  •  6.2 第2種寸法・・・・[10]
  •  7. 試験方法・・・・[12]
  •  7.1 試験片・・・・[12]
  •  7.2 寸法・・・・[16]
  •  7.3 外観及び形状・・・・[16]
  •  7.4 密度試験・・・・[16]
  •  7.5 メルトマスフローレイト試験・・・・[16]
  •  7.6 熱安定性試験・・・・[16]
  •  7.7 揮発成分試験・・・・[16]
  •  7.8 水分量試験・・・・[16]
  •  7.9 カーボンブラック含有量試験・・・・[16]
  •  7.10 カーボンブラック分散試験・・・・[17]
  •  7.11 顔料分散試験・・・・[17]
  •  7.12 引張降伏応力試験・・・・[18]
  •  7.13 ガス成分耐久性試験・・・・[18]
  •  7.14 シャルピー衝撃強さ試験・・・・[19]
  •  7.15 屋外暴露試験・・・・[19]
  •  7.16 促進耐候性試験・・・・[19]
  •  7.17 フルスケール試験・・・・[19]
  •  7.18 S4試験・・・・[19]
  •  7.19 ノッチ式内圧クリープ試験・・・・[19]

――――― [JIS K 6775-1 pdf 2] ―――――

                                                                             K 6775-1 : 2005

pdf 目次

ページ

  •  7.20 全周ノッチ式引張クリープ試験 (FNCT)・・・・[19]
  •  7.21 全周ノッチ式引張疲労試験 (FNFT)・・・・[19]
  •  7.22 融着適合性試験・・・・[19]
  •  7.23 内圧クリープ試験・・・・[19]
  •  7.24 引張伸び試験・・・・[20]
  •  7.25 加熱伸縮試験・・・・[20]
  •  8. 技術資料・・・・[21]
  •  9. 検査・・・・[21]
  •  9.1 形式検査・・・・[21]
  •  10. 試験結果の数値の表し方・・・・[22]
  •  11. 表示・・・・[22]
  •  12. 包装及びこん(梱)包・・・・[23]
  •  附属書A(規定)継手各部の寸法計算式・・・・[24]
  •  附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[26]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS K 6775-1 pdf 3] ―――――

K 6775-1 : 2005

――――― [JIS K 6775-1 pdf 4] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6775-1 : 2005

ガス用ポリエチレン管継手−第1部 : ヒートフュージョン継手

Polyethylene pipe-fittings for the supply of gaseous fuels- Part 1:Heatfusion fittings

序文

 この規格は,2001年に第1版として発行されたISO 8085-1,Polyethylene fittings for use with
polyethylene pipes for the supply of gaseous fuels−Metric series−Specifications−Part 1 : Fittings for socket fusion
using heated toolsを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線,点線の下線,又は側線の点線を施してある箇所は,原国際規格を変更している
事項である。変更の一覧表をその説明を付けて,附属書1に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,都市ガス及び液化石油ガスの供給に使用する,JIS K 6774に適合するポリエ
チレン管(以下,管という。)及びJIS K 6775-2に適合するスピゴット継手との融着接合に用いるヒートフ
ュージョン継手(以下,継手という。)の物理的性質,継手材料の一般的性質,継手の寸法,及び性能につ
いて規定する。
備考1. 継手を使用するときは,直射日光及び火災に対し,配慮しなければならない。また,融着条
件,継手の融着適合性などに関し,十分配慮しなければならない。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8085-1 : 2001,Polyethylene fittings for use with polyethylene pipes for the supply of gaseous fuels
−Metric series−Specifications−Part 1 : Fittings for socket fusion using heated tools (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発行年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS K 2231 流動パラフィン
JIS K 6774 ガス用ポリエチレン管
備考 ISO 4437:1997 Buried polyethylene (PE) ipes for the supply of gaseous fuels−Metric series−
Specificationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

――――― [JIS K 6775-1 pdf 5] ―――――

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JIS K 6775-1:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8085-1:2001(MOD)

JIS K 6775-1:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6775-1:2005の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7502:2016
マイクロメータ
JISB7503:2017
ダイヤルゲージ
JISB7507:2016
ノギス
JISK2231:1993
流動パラフィン
JISK6774:2013
ガス用ポリエチレン管
JISK6775-2:2013
ガス用ポリエチレン管継手―第2部:スピゴット継手
JISK6812:2003
ポリオレフィン管,継手及びコンパウンドの顔料分散又はカーボン分散の評価方法
JISK6813:2002
ポリオレフィン管及び継手―灰化及び熱分解によるカーボンブラック含有量の求め方―試験方法及び基本仕様
JISK6814-1:2002
熱可塑性プラスチック管 ― 加熱伸縮性 ― 第1部:試験方法
JISK6815-1:2002
熱可塑性プラスチック管―引張特性の求め方―第1部:一般試験方法
JISK6815-3:2002
熱可塑性プラスチック管―引張特性の求め方―第3部:ポリオレフィン管
JISK6900:1994
プラスチック―用語
JISK6922-1:2018
プラスチック―ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JISK6922-2:2018
プラスチック―ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料―第2部:試験片の作製方法及び特性の求め方
JISK7111:1996
プラスチック ― シャルピー衝撃強さの試験方法
JISK7112:1999
プラスチック―非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
JISK7161:1994
プラスチック―引張特性の試験方法 第1部:通則
JISK7162:1994
プラスチック―引張特性の試験方法 第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
JISK7210:1999
プラスチック―熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレイト(MFR)及びメルトボリュームフローレイト(MVR)の試験方法
JISK8105:2013
エチレングリコール(試薬)
JISK8839:2007
2-プロパノール(試薬)
JISK8858:2007
ベンゼン(試薬)
JISK8891:2006
メタノール(試薬)
JISQ9001:2015
品質マネジメントシステム―要求事項
JISZ8401:2019
数値の丸め方