JIS L 4406:2021 タイルカーペット | ページ 4

                                                                                            13
L 4406 : 2021

7.12 パイル糸の染色堅ろう度

7.12.1 耐光堅ろう度
耐光堅ろう度の試験は,JIS L 0842に規定する第3露光法による。
なお,試験片の大きさは,通常,65 mm×40 mm以上とする。
7.12.2 摩擦堅ろう度
摩擦堅ろう度の試験は,JIS L 0849の9.2[摩擦試験機II形(学振形)法]のa)(乾燥試験の場合)に
よる。
なお,試験片は,たて及びよこ方向に220 mm×30 mmの大きさに1枚ずつ採取する。ただし,採取す
る試験片の方向について,この規定によることが不適切な場合は,この限りではない。その場合,採取し
た試験片の方向を試験報告書に付記する。

7.13 パイル糸の油脂分及び溶剤抽出分並びに洗浄減量

  パイル糸の油脂分及び溶剤抽出分の試験は,a)による。また,パイル糸の洗浄減量の試験は,b)による。
a) 水分率既知の試料約5 gを採取し,これを円筒ろ紙に入れるか,又はろ紙で包み,JIS R 3503に規定
する共通すり合わせソックスレー抽出器に入れ,JIS K 8103に規定するジエチルエーテルを用いて抽
出する。抽出中はジエチルエーテルの循環回数が1時間当たり7回8回となるようにウォーターバ
スの温度を調整する。
なお,抽出時間は,試料の繊維に毛を含む場合は4時間,それ以外のものは1.5時間とし,引き続
き,ウォーターバス上で溶剤を揮発させる。抽出残さの入ったフラスコを105 ℃±2 ℃の恒温乾燥器
中に1.5時間放置し,その後,デシケーター中で冷却して質量を量る。油脂分又は溶剤抽出分は,ジ
エチルエーテル抽出量を抽出前試料の絶乾質量で除した百分率で表し,2回の平均値を,JIS Z 8401
の規則Bによって小数点以下2桁に丸める。
b) 水分率既知の試料約5 gを採取し,100倍量の約0.5 %の非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンア
ルキルエーテルを用いる。)水溶液とともに三角フラスコに入れ,温度40 ℃±2 ℃で振とうしながら
約30分間処理する。これを漏斗上に取り出し,温水で十分に洗浄した後乾燥し,絶乾質量を量り,式
(4)によって洗浄減量Rs(%)を算出し,2回の平均値を,JIS Z 8401の規則Bによって小数点以下2
桁に丸める。
mm
Rs 100 (4)
m
ここに, Rs : 洗浄減量(%)
m : 洗浄前の試料の絶乾質量(g)
m' : 洗浄後試料の絶乾質量(g)
この試験はパイル糸がポリプロピレン100 %の製品にだけ適用し,試験に用いる器具は,JIS R 3503
による。

7.14 材料

  パイルの組成繊維は,JIS L 1030-1及び/又はJIS L 1030-2によって試験する。

8 検査方法

  タイルカーペットは,5.15.13について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合理的な抜取方
式によって行う。

――――― [JIS L 4406 pdf 16] ―――――

           14
L 4406 : 2021

9 表示

  タイルカーペットには,1製品ごとに,押印,印刷,刷り込み又は証紙を付ける方法で,次のf)及びg)
を,1包装ごとに,押印,印刷又は証紙を付ける方法で,次のa) g)を表示しなければならない。
a) この規格の番号
b) 規格名称及び品質による種類(第一種,第二種の別)
c) 難燃性による種類2)
注記 産業標準化法(昭和24年6月1日法律第185号)第30条第1項又は第2項の認証を受けた製
造業者等が“難燃”と表示する場合,“難燃”の文字は,JIS Z 8305の3.(大きさ)に規定する
16ポイント以上の大きさで,図10のようにJISマークと一体で表示し,製品に直接表示する場
合は黒又は白で,証紙を付け,又は荷札を付ける場合は黒で印刷する。
注2) 難燃性による種類で,“なし”のものは,表示を省略してもよい。
又は
図10−“難燃”及びJISマークの表示例
d) パイルの組成繊維
e) 寸法
f) 製造業者名又は略号
g) 製造番号

JIS L 4406:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 4406:2021の関連規格と引用規格一覧