JIS L 4406:2021 タイルカーペット | ページ 3

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3) 吸引装置 吸引能力は,25 L/s30 L/sとする。
単位 mm
図4−キャスターチェア試験機
単位 mm
図5−一輪スイベルキャスター

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図6−キャスターの軌跡
b) 幅及び長さの測定器具 7.2.1の測定器具を用いる。
7.7.2 試験片
試験片は,製品全形3枚とする。ただし,試験片の形状について,この規定によることが困難な場合は
この限りではない。
7.7.3 方法
キャスターチェアによる寸法の変化率の測定は,試験片の幅及び長さのそれぞれについて,次のとおり
行う。ただし,試験片の形状について,この規定によることが困難な場合はこの限りではない。その場合,
製品全形及び/又は採取した試験片の形状並びに円形試料台上の配置方法等を試験報告書に付記する。
a) 試験片3枚の中央部の幅及び長さを7.2によって測定する。
b) 円形試料台の中央に試験片を置き,更に試験片と同じ試料を試験片周囲部分にダミーとして図7のよ
うにセットする。
円形試料台への試験片及びダミーの固定は,両面テープ(50 mm±5 mm)×(50 mm±5 mm)で四
隅を貼り付けて行う。
c) 試験片の上にキャスター機構を載せ,円形試料台を2 000回回転させる。
d) 次に,円形試料台から試験片を取り外し,5分間放置後,試験片中央部の幅及び長さを7.2によって測
定する。
e) 残り2枚の試験片についても同様にb) d)の操作を行う。
単位 mm
図7−試験片の置き方

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7.7.4 計算
キャスターチェアによる寸法の変化率は,幅及び長さについて次によって求める。ただし,この規定に
よることが困難な場合は,採用した寸法変化率の求め方を試験報告書に付記する。
a) キャスターチェアによる寸法の変化量の計算
1) 試験片1枚の幅又は長さの変化量を,それぞれ式(1)によって算出する。
ls lsa lsb (1)
ここに, Δls : 幅又は長さの変化量(mm)
lsb : 試験前の幅又は長さ(mm)
lsa : 試験後の幅又は長さ(mm)
2) 試験片3枚の幅及び長さの寸法の変化量の平均値をそれぞれ算出し,JIS Z 8401の規則Bによって
小数点以下2桁に丸める。
b) キャスターチェアによる寸法の変化率の計算
1) 試験片1枚の幅又は長さの変化率を,それぞれ式(2)によって算出し,JIS Z 8401の規則Bによって
小数点以下2桁に丸める。
ls
s 100 (2)
lsb
ここに, δs : 幅又は長さの変化率(%)
Δls : 式(1)によって求めた幅又は長さの変化量(mm)
lsb : 試験前の幅又は長さ(mm)
2) 試験片3枚の幅及び長さの寸法の変化率の平均値をそれぞれ算出し,JIS Z 8401の規則Bによって
小数点以下2桁に丸める。

7.8 熱及び水の影響による寸法の変化率

7.8.1 装置及び器具
装置及び器具は,次のとおりとする。
a) 乾燥機 乾燥機の内寸法が試料の最大辺より100 mm以上大きいもので,かつ,60 ℃±2 ℃に保持で
きる熱風循環式のものを用いる。
b) 幅及び長さの測定器具 7.2.1の測定器具を用いる。
7.8.2 試験片
試験片は,製品全形3枚とする。
7.8.3 方法
熱及び水の影響による寸法の変化率の測定は,幅及び長さについて次のとおり行う。
a) 試験片3枚の幅及び長さを7.2によって測定する。
b) 次に,試験片を60 ℃±2 ℃に乾燥機で2時間乾燥した後,非イオン系界面活性剤を0.1 %含む20 ℃±
2 ℃の水の中に2時間浸せき(漬)する。
c) その後,試験片を水中から取り出し,水切りをした後,60 ℃±2 ℃の乾燥機で24時間乾燥させ,更に
標準状態で24時間調製した後,幅及び長さを7.2によって測定する。
7.8.4 計算
熱及び水の影響による寸法の変化率は,幅及び長さについて次のとおり求める。
a) 試験片1枚の熱及び水の影響による寸法の変化率を,それぞれ式(3)によって算出し,JIS Z 8401の規
則Bによって小数点以下2桁に丸める。

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lhwa lhwb
hw 100 (3)
lhwb
ここに, δhw : 幅又は長さの変化率(%)
lhwb : 試験前の幅又は長さ(mm)
lhwa : 試験後の幅又は長さ(mm)
b) 試験片3枚の幅及び長さの熱及び水の影響による寸法の変化率の平均値をそれぞれ算出し,JIS Z 8401
の規則Bによって小数点以下2桁に丸める。

7.9 反り

7.9.1 装置及び器具
装置及び器具は,次のとおりとする。
a) 乾燥機 7.8.1 a)の乾燥機を用いる。
b) 反り測定器具 JIS B 7524に規定するすきまゲージ又はこれと同等以上の精度のある測定器具を用い
る。
7.9.2 試験片
試験片は,製品全形3枚とする。
7.9.3 方法
7.9.3.1 標準状態での反り
試験片をJIS R 3202に規定する厚さ6 mm以上のガラス板又はJIS G 4305に規定する厚さ3 mm以上の
ステンレス鋼板の上に水平に置き,標準状態[20±2 ℃,(65±4)%RH]で24時間以上調製した後,水平
な試験台の上に置き,図8のように試験片の四隅と試験台の隙間を0.05 mmの精度まで測定する。
7.9.3.2 熱及び水の影響による反り
7.9.3.1の測定の後,試験片を60 ℃±2 ℃の乾燥機で2時間乾燥した後,非イオン系界面活性剤を0.1 %
含む20 ℃±2 ℃の水の中に2時間浸せきする。次に,試験片を水中から取り出し,水切りをした後,60 ℃
±2 ℃の乾燥機で24時間乾燥させ,更に標準状態で24時間調製した後,水平な試験台の上に置き,図8
のように試験片の四隅と試験台の隙間を0.05 mmまで測定する。
図8−反りの測定方法
7.9.4 計算
反りは,7.9.3.1の標準状態での反りと7.9.3.2の熱及び水の影響による反りについて,試験片1枚の四隅
のそれぞれの反りの最大値を求め,更に試験片3枚の最大値の平均値を算出し,JIS Z 8401の規則Bによ
って小数点以下1桁に丸める。

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7.10 帯電性

7.10.1 装置及び器材
装置及び器材は,JIS L 1021-16の6.1(装置及び器材)に規定するものを用いる。ただし,試験用履物
はJIS L 1021-16の6.1.3 c)による。
7.10.2 試験室の温度及び湿度
試験室の温度及び湿度は,JIS L 1021-16の6.3(試験室の温湿度)による。
7.10.3 試験片
試験片は,900 mm×900 mm以上の大きさとなる枚数とする。
7.10.4 試験片の置き方
試験片は,図9のように置き,両面テープ(50 mm±5 mm)×(50 mm±5 mm)でそれぞれの試験片の
四隅を貼り付けて固定する。
単位 mm
注記 矢印は,長さ方向を示す。
図9−試験片の置き方の一例
7.10.5 試験片及び器材の予備調製
試験片及び器材の予備調製は,JIS L 1021-16の6.4(試験片及び器材の予備調製)による。
7.10.6 方法
方法は,JIS L 1021-16の6.5(手順)による。
7.10.7 計算
帯電性は,JIS L 1021-16の6.6(試験結果の表し方)による。

7.11 難燃性

  難燃性の試験は,JIS L 1091の8.2[B法(表面燃焼試験)]による。ただし,試験片の調製は,次によ
る。
a) 試験片を50 ℃±2 ℃の恒温乾燥器内で24時間調製する。ただし,熱による影響を受けるおそれがな
いものは,105 ℃±2 ℃の恒温乾燥器内に1時間の調製で,これに代えることができる。
b) 次に,シリカゲル入りデシケーター内で2時間以上調製する。
なお,判定は,たて方向及びよこ方向それぞれ3枚について行う。

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