JIS M 8511:2014 天然黒鉛の工業分析及び試験方法 | ページ 3

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M 8511 : 2014
附属書A
(参考)
空気透過法による比表面積試験方法
A.1 空気透過法による比表面積試験方法
A.1.1 一般
この試験方法は,45 μm以下の微細な試料について行う。
なお,試料の粒子の形状が球形でないとき又は粒度が微細なときは,同一原料,同一工程の比較として
用いる。
A.1.2 装置
装置は,図A.1の水渡・荒川式恒圧通気力粉体比表面積測定装置を使用する。
1 試験試料
2 セル
3 給水コック
4 流出口球弁
図A.1−恒圧通気力粉体比表面積測定装置
A.1.3 試料の採取
試料は,JIS M 8100の粒度用試料のサンプリング方法によって採取した試料を用い,よく混合した後,
その縮分約50 gを再度縮分し,その約10 gを105110 ℃で1時間乾燥し,デシケータ中で常温(20±15 ℃)
まで放冷した後よく混合し,その1 gをひょう量し,試験試料とする。
A.1.4 試験方法
試験方法は,次による。
a) 二重管内管の空気孔と下部流出口との高さの差を50 cmに保持する。
b) 次にセルをマノメータから取り外し,その底部に有孔金属板及びろ紙を正しく置き,その上に試料を
入れ,セル側面を軽くたたいて試料をならす。さらに,別のろ紙を試料の上に置き,試料充層の厚
みが7±0.1 mmになるようにプランジャで静かに圧した後,プランジャを抜き取る。
c) 次にセルをマノメータに密着させ,下部流出口の球弁を閉じて,給水コックを通じて測定管の標線S
より上まで水を満たして給水コックを閉じ,下部流出口の球弁を開き,液頭が標線0から標線10まで
降下する時間を測定し,秒で表示する。この試験は2回行い,その平均値をもって所要の値とする。
d) 比表面積S(cm2/g)は,一般に次の式によって算出する。

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M 8511 : 2014
3
14 PAt
S
LQ 1( )2
W
AL
ここに, S : 試料の比表面積(cm2/g)
ρ : 試料の真密度(g/cm3)
W : 試料の質量(g)
A : 試料充層の断面積(cm2)
L : 試料充層の厚さ(cm)
ε : 試料充層の空隙率
η : 空気の粘性係数(Pa・s)
ΔP : 試料充層両端の圧力差(Pa)
Q : 試料充層を通過した空気量(cm3)
t : Q cm3の空気が透過するのに要する時間(s)

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