JIS S 3031:2009 石油燃焼機器の試験方法通則 | ページ 13

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53 タイマ試験

53.1 タイマ動作試験

  タイマ動作試験は,機器のタイマの設定を24時間を最長に,そのタイマの最長時間に設定し,タイマを
始動させてから点火(又は消火)する動作までの時間を測定し,設定動作開始時間との差を求める。また,
点火(又は消火)の動作は確実であるかどうかを調べる。
なお,つまみを回して設定するタイマで,設定位置以上につまみを回せるものは,一度設定位置以上に
つまみを回してから,戻しながら合わせる。

53.2 タイマ繰返し精度試験

  タイマ繰返し精度試験は,タイマの設定つまみなどを最大位置に回してから最長時間に設定し,タイマ
を始動させてから消火(又は点火)動作するまでの時間を測定する。測定は3回繰り返して行い,そのと
きの最大値と最小値との差を調べる。また,消火(又は点火)する動作が確実であるかどうかを調べる。

54 燃焼用送風安全装置試験

  燃焼用送風安全装置試験は,取扱説明書などに示す正常な最大燃焼で30分間以上燃焼させた後,燃焼用
送風機を停止させたとき確実に作動し,消火するまでの間に危険な状態にならないかどうか,また,自動
復帰しないかどうかを調べる。
次に,燃焼用送風機を始動しない状態とした後,運転操作を行い,運転しないか又は危険な状態が生じ
ることなく運転が停止するかどうか,また,自動復帰しないかどうかを調べる。

55 逆風用風圧装置試験

  逆風用風圧装置試験は,箇条22の試験後,試験風圧を60 Paから250 Paまで徐々に上げていき,風圧装
置が作動する風圧値及び作動するまでの間に異常燃焼しないかどうかを調べた後,風圧装置が作動する直
前の風圧を加えた状態で点火操作を行い,着火するかどうか,また,着火後に消火しないかどうかを調べ
る。
なお,着火したものは,引き続き最大燃焼させ,燃焼が安定した後,燃焼排ガス中の一酸化炭素 (CO) の
二酸化炭素 (CO2) に対する比 (CO/CO2) 及びばい煙濃度を測定する。また,機器別規格で規定する事項が
ある場合は,その規定に適合するかどうかを調べる。

56 水流検知装置試験

  水流検知装置試験は,次による。
a) 最低作動水量又は水圧は,機器の給水側に流量計又は圧力調節器,及び圧力計を取り付け,機器を運
転状態にした後,給水量又は給水圧力を徐々に加えたとき,水流検知装置が作動したときの給水量又
は給水圧を測定し,作動後は確実に燃焼するかどうかを調べる。
b) 繰返し作動試験は,機器を運転させない状態で給水側から,運転が開始する給水量又は給水圧,及び
運転が停止する給水量又は給水圧を加えることを1回と数え,毎分430回の繰返し速度で手動又は
機械的に,機器別規格で規定する回数を繰り返した後,機器を運転させ,機能に支障がないかどうか
を調べる。

57 凍結予防装置試験

  凍結予防装置試験は,35.3の試験後,試験温度 (−20 ℃±2 ℃) の低温室内で,機器の運転を停止した

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後,供給電圧を100 Vに合わせ,通水を停止した状態で,取扱説明書などに示す方法によって水抜き以外
の凍結予防の操作を行い,約3時間放置している間に凍結予防装置が支障なく作動するかどうかを調べる。
なお,機器に接続する配管は十分な保温処理を施す。

58 消し忘れ消火装置試験

  消し忘れ消火装置試験は,取扱説明書などに示す方法によって機器の運転操作を行い,燃焼を開始して
から3時間以内に自動的に燃焼を停止するかどうか,また,自動的に燃焼を再開しないかどうかを調べる。
なお,燃焼を継続して使用できる手動の装置があるものは,継続後3時間以内に自動的に燃焼を停止す
るかどうか,また,自動的に燃焼を再開しないかどうかを調べる。

59 気密油タンクの給油時消火装置作動試験

  気密油タンクの給油時消火装置作動試験は,気密油タンクに油タンク容量の1割まで灯油を入れ,機器
を点火してから30分経過後,機器から気密油タンクを抜いたとき,消火するまでの時間を調べる。この場
合,試験室は6.1.1による。

60 構造試験

  構造試験は,機器の各部及び附属品の構造について,目視又は表2に示す計測器等によって,機器別規
格の規定に適合しているかどうかを調べる。

61 材料試験

  材料試験は,機器の各部及び附属品の材料について,目視又は表2に示す計測器等によって,機器別規
格の規定に適合しているかどうかを調べる。

62 加工方法試験

  加工方法試験は,機器の各部及び附属品の加工方法について,目視又は表2に示す計測器等によって,
機器別規格の規定に適合しているかどうかを調べる。

63 外観試験

  外観試験は,機器の外観について,目視によって,機器別規格の規定に適合しているかどうかを調べる。

64 附属品試験

  附属品試験は,機器の附属品について,機器別規格の規定に適合しているかどうかを調べる。

65 排気筒トップ及び/又は給排気筒試験

  排気筒トップ及び/又は給排気筒試験は,機器の排気筒トップ及び給排気筒について,目視などによっ
て,機器別規格の規定に適合しているかどうかを調べる。

66 表示試験

  表示試験は,機器の表示について,機器別規格の規定に適合しているかどうかを調べる。

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67 取扱説明書試験

  取扱説明書試験は,機器に添付されている取扱説明書について,機器別規格の規定に適合しているかど
うかを調べる。

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附属書A
(規定)
機器の設置
A.1 概要
この附属書Aは,機器の設置に関する詳細事項について記載した。
A.2 機器の設置
機器の設置は,6.1.5によるほか,次による。
なお,機器の形状は,一例を示す。
a) 屋内用機器
1) 空気を暖める方式の機器
1.1) 開放式機器
1.1.1) 放射形の場合は,図A.1による。
(平面図) (側面図)
図A.1−機器の設置(放射形)
1.1.2) 自然対流形の場合は,図A.2による。
(平面図) (側面図)
図A.2−機器の設置(自然対流形)

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1.1.3) 強制対流形の場合は,図A.3による。
(平面図) (側面図)
a) 温風を前方向に吹き出すもの
(平面図) (側面図)
b) 温風を全周方向に吹き出すもの
図A.3−機器の設置(強制対流形)

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