JIS A 4702:2015 ドアセット | ページ 2

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A 4702 : 2015
表1−性能(続き)
性能項目 試験条件又は 判定基準 適用試験
等級との対応値 箇条
遮音性 等級 遮音等級線 125 Hz4 000 Hzの16点における音響透過損失が, 9.9
T-1 T-1等級線 図2に規定する遮音等級線に対して,次のa) 又はb)
T-2 T-2等級線 のいずれかに適合しなければならない。
T-3 T-3等級線
T-4 T-4等級線
a) 125 Hz4 000 Hzの16点における音響透過損失が,全て該当する遮音等級線以上であること
とする。ただし,各周波数帯域で該当する遮音等級線に満たない場合でも,満たない値の合
計が3 dB以下の場合は,その遮音等級とする。
b) 全周波数帯域において,次の式によって音響透過損失を換算し,その換算値(6点)が該当す
る遮音等級線以上であることとする。
1 TLi 1 TLi TLi 1
TLoct 10 log 1010 10
10 10 10 10
3
ここに,TLoct : オクターブ帯域の音響透過損失換算値
TLi : 1/3オクターブ帯域の125 Hz,250 Hz,500 Hz,1 000 Hz,2 000 Hz
及び4 000 Hzの各音響透過損失
ただし,オクターブ帯域の125 Hzは1/3オクターブ帯域の125 Hz及び160 Hz,オクターブ
帯域の4 000 Hzは1/3オクターブ帯域の3 150 Hz及び4 000 Hzの,各々二つの音響透過損失
から次の式によって換算する。
1 TL125 TL160
TLoct125 10
10 log 10 10
10 10
2
TL3 150 TL4 000
1
10 log 10
TLoct 4 000 10 10
10 10
2
なお,換算値は整数に丸めることとし,換算値の各周波数帯域で該当する遮音等級線に満
たない値の合計が3 dB以下の場合は,その遮音等級とする。
断熱性 等級 標準化(され 標準化(された)熱貫流率が等級との対応値以下で 9.10
た)熱貫流率 なければならない。
H-1 4.65 W/ (m2・K)
H-2 4.07 W/ (m2・K)
H-3 3.49 W/ (m2・K)
H-4 2.91 W/ (m2・K)
H-5 2.33 W/ (m2・K)
H-6 1.90 W/ (m2・K)
面内変形追随 等級 面内変形角 等級に対応する面内変形角まで,戸が開かなければ 9.11
性a) D-1 1/300 rad ならない。
D-2 1/150 rad
D-3 1/120 rad
注a) スライディングには適用しない。
b) 戸の面積の50 %以上をガラスが占めるものには,適用しない。
c) “召合せかまち”とは,引違い,片引き,両開きなどにおいて,閉鎖時に戸が重なり合う部分に用いられる
戸の部材をいう。
d) “突合せかまち”とは,4枚建て引違い,引分けなどで閉鎖時に戸と戸が相接する部分に用いられる戸の部
材をいう。
e) “召合せ中骨”とは,片引きなどで,閉鎖時に戸と重なり合う部分に用いられるフィックス部材をいう。
f) “無目”とは,窓又は戸を縦方向につなげる場合の仕切る横部材をいう。
g) “方立”とは,窓又は戸を横方向につなげる場合の仕切る縦部材をいう。
h) 相対変位及び変位は,閉じ側への加圧で測定する。
表2−部材のたわみ率

――――― [JIS A 4702 pdf 6] ―――――

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部材名 たわみ率
召合せかまち・突合せかまち 中桟あり 1/85以下
中桟なし 1/100以下
召合せ中骨・枠付け中骨a) 中骨あり 1/85以下
中骨なし 1/100以下
中桟b)・中骨c) 1/150以下
注a) “枠付け中骨”とは,フィックス部の内にあって,その両端が枠に接し
ガラスを仕切る部材をいう。
b) “中桟”とは,戸の内にあってガラスを仕切る部材をいう。
c) “中骨”とは,フィックス部の内にあって,その片端又は両端が枠に接
しないガラスを仕切る部材をいい,召合せ中骨及び枠付け中骨を除く。
図2−遮音等級線
図1−気密等級線

6 外観及び構造

6.1 外観

  ドアセットは,使用上有害なきず,欠け,割れなどがあってはならない。

6.2 構造

  構造は,次による。
a) 枠及び戸の各部材の接合 枠及び戸の各部材の接合は強固で,人の触れる部分は平滑で,安全性を考
慮した構造とする。
b) ドアセットに用いる附属部品 ドアセットに用いる附属部品は,取替え又は補修が可能な構造とする。

――――― [JIS A 4702 pdf 7] ―――――

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7 寸法

7.1 ドアセットの幅及び高さ

  ドアセットの幅(W)及び高さ(H)は,枠の屋内側の内のり寸法とし,図3に例示する。また,下枠
がない場合の枠の内のり寸法は,図4に例示するように下枠がある場合を仮想して表記してもよい。

7.2 ドアセット枠の見込寸法

  ドアセット枠の見込寸法(D)は,枠形状の面外方向の奥行寸法とし,図3に例示する。
a) 屋外用ドアセットの場合
b) 屋内用ドアセットの場合
図3−枠の内のり・枠の見込寸法の例

――――― [JIS A 4702 pdf 8] ―――――

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図4−下枠がない場合の枠の内のり寸法の例

7.3 寸法許容差及び相対する辺寸法の差

  ドアセットの寸法許容差及び相対する辺寸法の差は,表3による。
表3−寸法許容差及び相対する辺寸法の差
単位 mm
対象部位 ドアセットの寸法 寸法許容差a) 相対する辺寸法の差
幅(W)及び高さ(H) 2 000未満 ±1.5 −
2 000以上 3 500未満 ±2.0 −
3 500以上 ±2.5 −
枠見込(D) 120未満 ±1.0 −
120以上 150未満 ±1.5 −
150以上 200未満 ±2.0 −
200以上 ±2.5 −
幅(W)及び高さ(H)の相対 2 000未満 − 2以下
する辺寸法の差 2 000以上 3 500未満 − 3以下
3 500以上 − 4以下
注a) 受渡当事者間の協議によって,寸法許容差の配分を変更することができる。

7.4 車いす使用者の出入口に用いるドアセットの寸法

  車いす使用者の出入口に用いるドアセットの寸法は,表4による。
表4−車いす使用者の出入口に用いるドアセットの寸法
単位 mm
区分 寸法a)
ハンドル又はノブの高さ 800以上 900以下
有効幅 900以上
下枠部分の段差 20以下
注a) 寸法の押さえは,図5,図6及び図7による。

――――― [JIS A 4702 pdf 9] ―――――

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A 4702 : 2015
ハンドル又はノブの高さは,ドアセットの高さHの下端からの寸法を示す。
図5−ハンドル又はノブの高さの寸法の押さえ
単位 mm
a) スイングドアセットの例 b) スライディングドアセットの例
図6−有効幅の寸法の押さえ
a) 下枠部分に段差がある場合の例 b) 下枠部分の段差がない場合の例
図7−下枠部分の段差の寸法の押さえ

――――― [JIS A 4702 pdf 10] ―――――

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JIS A 4702:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 4702:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA1416:2000
実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法
JISA1513:2018
建具の性能試験方法通則
JISA1515:1998
建具の耐風圧性試験方法
JISA1516:1998
建具の気密性試験方法
JISA1517:2020
建具の水密性試験方法
JISA1518:1996
ドアセットの砂袋による耐衝撃性試験方法
JISA1519:2020
建具の開閉力試験方法
JISA1521:2018
片開きドアセットの面内変形追随性試験方法
JISA1523:1996
ドアセットのねじり強さ試験方法
JISA1524:1996
ドアセットの鉛直載荷試験方法
JISA1530:2014
建具の開閉繰返し試験方法
JISA4710:2015
建具の断熱性試験方法
JISA5558:2019
無可塑ポリ塩化ビニル製建具用形材
JISA5905:2014
繊維板
JISA5908:2015
パーティクルボード
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2015
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2021
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG4304:2012
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4304:2021
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISH4000:2014
アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JISH4100:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JISH8602:2010
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜
JISK5629:2002
鉛酸カルシウムさび止めペイント
JISK6744:2019
ポリ塩化ビニル被覆金属板及び金属帯
JISZ8401:2019
数値の丸め方