JIS A 8508-5:2008 道路工事機械―安全―第5部:コンクリートカッタの要求事項

JIS A 8508-5:2008 規格概要

この規格 A8508-5は、コンクリート,アスファルトなどで作られた路面などを切込み,溝堀り及び刻みを付けるハンドガイド式のコンクリートカッタの安全に係る要求事項について規定。この規格は,搭乗形コンクリートカッタ;軌条走行形コンクリートカッタ;建築材料の床切削として用いる移動台車に取り付けた手持ち形コンクリートカッタ;遠隔操縦式コンクリートカッタには適用しない。

JISA8508-5 規格全文情報

規格番号
JIS A8508-5 
規格名称
道路工事機械―安全―第5部 : コンクリートカッタの要求事項
規格名称英語訳
Mobile road construction machinery -- Safety -- Part 5:Specific requirements for floor cutting machines
制定年月日
2008年3月25日
最新改正日
2017年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.220
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
土木 II 2020
改訂:履歴
2008-03-25 制定日, 2012-10-25 確認日, 2017-10-25 確認
ページ
JIS A 8508-5:2008 PDF [21]
                                                                                  A 8508-5 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 コンクリートカッタ特有の重大な危険源のリスト・・・・[3]
  •  5 安全要求事項及び/又は安全方策・・・・[3]
  •  5.1 安定性・・・・[3]
  •  5.2 鋭端部・・・・[3]
  •  5.3 操縦装置・・・・[3]
  •  5.4 始動・・・・[3]
  •  5.5 走行及び停止・・・・[4]
  •  5.6 防護・・・・[4]
  •  5.7 ブレード・・・・[5]
  •  5.8 動力源の故障・・・・[5]
  •  5.9 排気ガス・・・・[5]
  •  5.10 油圧システム・・・・[6]
  •  5.11 液体容器・・・・[6]
  •  5.12 水の供給及び集じん(塵)・・・・[6]
  •  5.13 電気及び電子装置・・・・[6]
  •  5.14 騒音及び振動・・・・[6]
  •  5.15 輸送及び取扱い・・・・[7]
  •  5.16 保全・・・・[7]
  •  6 使用上の情報・・・・[7]
  •  6.1 取扱説明書・・・・[7]
  •  6.2 予備品リスト・・・・[7]
  •  6.3 機械への表示・・・・[7]
  •  附属書A(参考)図解・・・・[9]
  •  附属書B(規定)コンクリートカッタ特有の重大な危険源のリスト・・・・[11]
  •  附属書C(規定)ブレードガードの強度・・・・[13]
  •  附属書D(規定)ブレードのフランジ寸法・・・・[16]
  •  附属書E(規定)騒音値の測定方法・・・・[17]
  •  参考文献・・・・[19]

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――――― [JIS A 8508-5 pdf 1] ―――――

A 8508-5 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認に
ついて,責任はもたない。
JIS A 8508の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 8508-1 第1部 : 一般要求事項
JIS A 8508-2 第2部 : 路面切削機の要求事項
JIS A 8508-3 第3部 : ロードスタビライザの要求事項
JIS A 8508-4 第4部 : 締固め機械の要求事項
JIS A 8508-5 第5部 : コンクリートカッタの要求事項

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――――― [JIS A 8508-5 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 8508-5 : 2008

道路工事機械−安全−第5部 : コンクリートカッタの要求事項

Mobile road construction machinery−Safety− Part 5: Specific requirements for floor cutting machines

序文

  この規格は,JIS B 9700-1,機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部 : 基礎用語,方
法論のまえがきに示すタイプC規格(個別機械安全規格)である。

1 適用範囲

  この規格は,コンクリート,アスファルトなどで作られた路面などを切込み,溝掘り及び刻みを付ける
ハンドガイド式のコンクリートカッタの安全に係る要求事項について規定する。
附属書Aに,この規格の対象となる代表的な機種を参考として示す。
この規格は,道路工事機械に対する一般安全要求事項を規定したJIS A 8508-1と併せて用いる。
この規格は,コンクリートカッタを製造業者が意図し,かつ,予見した条件の下に使用するときに,直
接係るコンクリートカッタ特有の重大な危険源のすべて(附属書B及びJIS A 8508-1の附属書1参照)を
考慮しており,それらから起こるおそれのある危険を除去し,又は低減するための方策を具体的に示して
いる。
この規格は,次のものには適用しない。
− 搭乗形コンクリートカッタ
− 軌条走行形コンクリートカッタ
− 建築材料の床切削として用いる移動台車に取り付けた手持ち形コンクリートカッタ
− 遠隔操縦式コンクリートカッタ
注記 この規格は,コンクリートカッタの安全に係る要求事項について規定するものであるが,この
規格単独では,適合性評価を行うことは,意図していない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8315 土工機械−運転員の身体寸法及び運転員周囲の最小空間
JIS A 8317-2 音響−土工機械の発生する騒音の運転席における測定−動的試験条件
JIS A 8508-1 道路工事機械−安全−第1部 : 一般要求事項
JIS B 4141 ダイヤモンド/CBN工具−ダイヤモンド又はCBNホイール及びセグメントソー−寸法
記号及び形状記号

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2
A 8508-5 : 2008
JIS B 8361 油圧システム通則
JIS B 9700-1 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部 : 基本用語,方法論
JIS B 9700-2 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第2部 : 技術原則
JIS B 9705-1 機械類の安全性−制御システムの安全関連部−第1部 : 設計のための一般原則
JIS B 9707 機械類の安全性−危険区域に上肢が到達することを防止するための安全距離
JIS B 9716 機械類の安全性−ガード−固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事

JIS B 9960-1 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部 : 一般要求事項
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JIS C 9029-1 可搬形電動工具の安全性−第1部 : 一般要求事項
JIS C 9335-1 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1部 : 一般要求事項
JIS C 9335-2-41 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-41部 : ポンプの個別要求事項
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS R 6242 結合研削材といし−一般的要求事項

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 8508-1によるほか,次による。
3.1
コンクリートカッタ
コンクリート,アスファルト及び類似の材料で作られた路面などを切込み,溝掘り及び刻みを付けるた
めに設計されたハンドガイド式機械。
3.1.1
手押し式コンクリートカッタ
機械の移送動作を運転員の押す動作によって行うコンクリートカッタ(図A.1参照)。
3.1.2
手動走行式コンクリートカッタ
機械の移送動作をクランク又はホイールの手動操作によって行うコンクリートカッタ(図A.2参照)。
3.1.3
自走式コンクリートカッタ
機械の移送動作を機械又は油圧の動力伝達機構を介した動力源によって行うコンクリートカッタ(図
A.3参照)。
3.2
切削部
動力によって駆動される回転ブレード及びそれらを固定する附属品からなる組立品。
3.3
定格軸速度
無負荷で製造業者が指定する定格状態におけるブレードを装着しない駆動軸の回転速度(min-1)。
3.4
ブレード
円周上にダイヤモンド製のカッタを備えた円盤で,高速回転することによってコンクリート,アスファ

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A 8508-5 : 2008
ルトなどを切削する工具(附属書A参照)。ブレードは,JIS B 4141及びJIS R 6242によるタイプ41の切
削具である。
注記 他の形式のブレードが,単独又は数枚組み合わせて装着されることがある。
3.5
ブレードのフランジ
駆動軸(ブレードシャフト)上で回転するブレードを確実に保持し,かつ,位置決めする数個の部品を
含む固定装置。
3.6
ブレードガード
回転するブレードの非切削部分を覆う防護装置。
3.7
公称質量
ブレード及びブレード冷却水を除く,取外し可能なすべての部品及び10 %の燃料,規定量の潤滑油及
びエンジン冷却水を装備した機械の質量。
3.8
最大運転質量
製造業者が指定する作業に必要なすべての部品を装備し,規定量の燃料,ブレード冷却水及び油類を入
れた本体の質量に,装着可能な最大のブレード及びガードの質量を加えた質量。

4 コンクリートカッタ特有の重大な危険源のリスト

  コンクリートカッタ特有の重大な危険源のリストは,附属書Bによる。

5 安全要求事項及び/又は安全方策

5.1 安定性

  コンクリートカッタは,意図する運転条件,すなわち,現場での移動,切削及び駐車において,十分に
安定するよう設計・製造しなければならない。
安定性は,コンクリートカッタを水平に対し10°傾斜した斜面上に設置し,動力を切り,製造業者によ
って特定された最も不安定な状態で検証しなければならない。試験中,静止保持装置があればそれを使用
し,静止保持装置がない機械においては,車輪を固定する。これらの試験条件において,コンクリートカ
ッタは転倒してはならない。

5.2 鋭端部

  鋭端部は,JIS A 8508-1の5.3.2.2及び次による。
− 手で取り扱う部品及び構成品並びにすべての接近し得る部位(ブレードを除く。)には,機械の組立て,
使用,取扱い及び保全時に危険源となり得る鋭利な端部,又は鋭い角部及び鋭い隅部があってはなら
ない。

5.3 操縦装置

  操縦装置は,JIS A 8508-1の5.5.2及び次による。
− 電気システムの操縦機能については,JIS B 9960-1の7.,9.,11. 及び13. による。安全関連部品につ
いては,JIS B 9705-1による。

5.4 始動

――――― [JIS A 8508-5 pdf 5] ―――――

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JIS A 8508-5:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8508-5:2008の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA8315:2010
土工機械―運転員の身体寸法及び運転員周囲の最小空間
JISA8317-2:2010
土工機械―運転員位置における放射音圧レベルの決定―動的試験条件
JISA8508-1:2006
道路工事機械―安全―第1部:一般要求事項
JISB4141:1998
ダイヤモンド/CBN工具―ダイヤモンド又はCBNホイール及びセグメントソー―寸法記号及び形状記号
JISB8361:2013
油圧―システム及びその機器の一般規則及び安全要求事項
JISB9700-1:2004
機械類の安全性―設計のための基本概念,一般原則―第1部:基本用語,方法論
JISB9700-2:2004
機械類の安全性―設計のための基本概念,一般原則―第2部:技術原則
JISB9705-1:2019
機械類の安全性―制御システムの安全関連部―第1部:設計のための一般原則
JISB9707:2002
機械類の安全性―危険区域に上肢が到達することを防止するための安全距離
JISB9716:2019
機械類の安全性―ガード―固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事項
JISB9960-1:2019
機械類の安全性―機械の電気装置―第1部:一般要求事項
JISC0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JISC9029-1:2006
可搬形電動工具の安全性―第1部:一般要求事項
JISC9335-1:2014
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
JISC9335-2-41:2015
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-41部:ポンプの個別要求事項
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISR6242:2015
といし―一般的要求事項