JIS A 9504:2017 人造鉱物繊維保温材 | ページ 4

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A 9504 : 2017
例5 RWウール F☆☆☆☆
ホルムアルデヒド放散特性(表3参照)
種類

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  この規格の全ての要求事項に適合した製品又は包装には,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格名称又は規格番号
b) 製品の呼び方
c) 製造年月又はその略号
d) 製造業者名又はその略号
e) 包装には,1包装内の保温材の数量

――――― [JIS A 9504 pdf 16] ―――――

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A 9504 : 2017
附属書A
(規定)
保温筒の寸法,密度及び直角度の測定方法
A.1 一般
この附属書は,保温筒の内径,外径,厚さ,長さ,密度及び直角度(長さ方向の軸に対する端末の90°
からの偏差)を測定するための手順を規定する。
A.2 試験片
試験片は,通常,製品から無作為に抜き取ったものとする。外被材のあるものは外被材を除いたものを
試験片とする。ただし,外被材が接着されている製品など,外被材だけを取り外すことができない製品は,
製品と同一の製造条件によって製造した外被材のない製品を試験片としてもよい。
A.3 測定器
測定器は,次による。
a) IS B 7516に規定する目量が0.5 mmの金属製直尺。
b) IS B 7512に規定する目量が1 mmの鋼製巻尺。
なお,鋼製巻尺の代わりにJIS B 7522に規定する目量が1 mmの繊維製巻尺を用いてもよい。
c) 図A.1に示すような内側キャリパス及びJIS B 7507に規定する目量が0.1 mmのノギス。
d) 図A.2に示すような外側キャリパス及びJIS B 7507に規定する目量が0.1 mmのノギス。
e) 最小目盛が1 g以下のはかり。
f) JIS B 7526に規定する長さ500 mm以上の鋼製直角定規。
図A.1−内側キャリパスの例
図A.2−外側キャリパスの例

――――― [JIS A 9504 pdf 17] ―――――

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A 9504 : 2017
A.4 測定手順
A.4.1 内径
内径は,A.2に規定した試験片の両端をA.3 a) に規定した測定器又はA.3 c) に規定した測定器を用いて,
90°離れた2か所を測定し,平均値を四捨五入によって整数に丸めた値とする。
なお,測定するときには,測定器による圧力で保温筒が変形しないことを目視で確認する。
A.4.2 外径
外径は,A.2に規定した試験片の両端の90°離れた2か所をA.3 a) に規定した測定器又はA.3 d) に規
定した測定器で測定し,平均値を四捨五入によって整数に丸めた値とするか,又は両端から100 mmの点
及び中央部をA.3 b) に規定した測定器を用いて外周を測定し円周率で除した値の平均値を四捨五入によ
って整数に丸めた値とする。測定中には,長さ方向の継ぎ目は閉じておく。
A.4.3 厚さ
厚さは,次のいずれかの方法によって求める。
a) .4.1及びA.4.2で測定した内径(d0)及び外径(d1)のそれぞれの平均値から,厚さ(t)を式(A.1)
によって求め,四捨五入によって整数に丸めた値とする。
d1 d0
t (A.1)
2
ここに, t : 厚さ(mm)
d1 : 外径(mm)
d0 : 内径(mm)
b) 試験片の両端の外周及び中央部の外周に等分に位置した四つの場所を,A.3 d) に規定した測定器を用
いて試験片の厚さを直接測定した値の平均値を四捨五入によって整数に丸めた値を厚さとする。ただ
し,この場合には,試験片の厚さが外側キャリパスによる圧力で変わらないことを目視で確認する。
A.4.4 長さ
保温筒の長さは,試験片の外面両端で相対する2か所を,A.3 a) に規定した測定器又はA.3 b) に規定し
た測定器を用いて測定し,その平均値を四捨五入によって整数に丸めた値とする。
A.4.5 密度
密度の算出は,次による。
a) .2に規定した試験片を,A.3 e) に規定したはかりを用いて測定し,その値を試験片の質量(m)とす
る。
b) .2に規定した試験片の体積(V)は,試験片の長さ(l)をA.4.4に規定した方法によって,試験片の
内径(d0)をA.4.1に規定した方法によって及び試験片の外径(d1)をA.4.2に規定した方法によって
それぞれ測定し,式(A.2)によって算出する。
2 2
(d1 d0 )
V π l (A.2)
4
ここに, V : 体積(m3)
l : 長さ(m)
d1 : 外径(m)
d0 : 内径(m)
c) 密度(ρ)は,式(A.3)によって求め,四捨五入によって整数に丸めた値とする。
ρ m
(A.3)
V

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A 9504 : 2017
ここに, ρ : 密度(kg/m3)
m : 質量(kg)
V : 体積(m3)
A.4.6 直角度
直角度は,A.2に規定した試験片の両端を平らな面の上に置き,図A.3に示すような保温筒の端末にA.3
f) に規定した測定器を当て,A.3 a) に規定した測定器で偏差を測定する。直角度は,試験片を長さ方向の
軸周りに回転して,両端の90°からの最大偏差を求め,四捨五入によって整数にした値とする。
図A.3−直角からの偏差の測定

――――― [JIS A 9504 pdf 19] ―――――

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A 9504 : 2017
附属書B
(規定)
熱間収縮温度を決定するための試験方法
B.1 試験装置
熱間収縮温度試験装置の構造は,図B.1による。
単位 mm
No. 名称
1 試験片
2 加熱容器(金属製)
3 おもり板
4 測定棒
5 試料台
6 加熱炉
7 加熱炉蓋
8 熱電対
9 発熱体
10 長さ測定器
図B.1−熱間収縮温度試験装置
B.2 試験片
試験片は,次による。
a) 試料は,製品から1包装抽出し,板状に包装する製品の場合は,1包装から1枚とし,ロール状に包
装する製品の場合には,1包装を抽出したものとする。ただし,外被材のあるものは,外被材を除い
たものを試料とする。外被材が接着されている製品など,外被材だけを取り外すことができない製品
は,製品と同一の製造条件によって製造した外被材のない製品から試験片を切り出してもよい。
なお,B.2 b) に示す試験片を切り出すことができない寸法の製品においては,製品と同一条件で製
造した試料を用いてもよい。
b) ロックウール保温材及びグラスウール保温材の保温板,フェルト,波形保温板,保温帯及びブランケ
ットの試験片は,a) に規定した試料から直径4750 mm,厚さ5080 mmの寸法に切り出したもの
とする。また,保温筒の試験片は,保温筒と同一条件で製造した保温板から上記寸法に切り出したも
のとする。
c) ロックウール保温材のウール及びグラスウール保温材のウールの試験片は,抽出した1包装からロッ

――――― [JIS A 9504 pdf 20] ―――――

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