JIS B 2062:2018 水配管用仕切弁 | ページ 3

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従う。
a) さび(錆)こぶ,さび,その他塗装に有害な付着物,突起などは除去し,ブラスト処理によって仕上
げる。
b) 被塗装面の軽微なきず,くぼみ等は,充材等で下地処理してもよい。
c) 前処理を行った鋳鉄面は,塗装するまでの間,再びさびたり,ほこり,油分,水分等が付着しないよ
うに保護する。
8.3.2 塗装方法
バルブの塗装方法は,塗料の種類によって最も適切な方法を選択する。
注記 主に用いられる方法として,はけ塗り,吹付け塗りなどがある。

8.4 塗膜の厚さ

  内面及び外面の塗膜の厚さは,塗料の種類に応じてその性能を満たす厚さとする。

9 試験

9.1 弁箱の耐圧試験

  バルブの弁箱耐圧試験は,JIS B 2003の9.2(弁箱耐圧検査)の水圧試験による。ただし,試験圧力は,
表3による。
表3−弁箱耐圧試験圧力
単位 MPa
呼び径 試験圧力
50350 1.75
400500 1.4

9.2 弁座の漏れ試験

  バルブの弁座漏れ試験は,JIS B 2003の9.3(弁座漏れ検査)の水圧試験による。ただし,試験圧力は,
0.75 MPaとする。

9.3 作動試験

  バルブの作動試験は,バルブの組立て後,無負荷の状態で全開及び全閉作動を行う。

9.4 寸法試験

  バルブの寸法試験は,JIS B 2003の箇条6(寸法検査)による。

9.5 材料試験

  バルブの材料試験は,JIS B 2003の箇条8(材料検査)による。

10 検査

  バルブの検査は,次の各項について行い,箇条6箇条8及び箇条12の規定に適合しなければならない。
a) 弁箱耐圧検査
b) 弁座漏れ検査
c) 作動検査
d) 構造,形状及び寸法検査
e) 外観検査

――――― [JIS B 2062 pdf 11] ―――――

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f) 材料検査
g) 塗装検査
h) 表示検査

11 製品の呼び方

  バルブの呼び方は,規格番号又は規格名称及び呼び径による。
例 呼び径200の場合
JIS B 2062 200又は水配管用仕切弁200

12 表示

  バルブの表示は,次による。
a) 弁箱の外側の一定の場所に,次の各項目を明瞭に鋳出しする。
1) 刻印座
2) 呼び径
3) 製造業者名又はその略号
4) 弁箱及び蓋の材料記号(弁箱及び蓋の材料がJIS G 5501以外の場合)
b) バルブの製造年又はその略号は,弁箱の外側の一定の場所に,容易に消えない方法で明示する。
c) 上記以外の表示が必要な場合は,JIS B 2004による。

13 出荷

  バルブは,次の状態で出荷する。
a) 試験後,水を抜き清掃する。
b) 弁体は,軽く閉状態とする。
c) バルブは,全体を包装するか又はフランジ端部に適切なカバーを施す。

――――― [JIS B 2062 pdf 12] ―――――

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参考文献
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS G 3443-2 水輸送用塗覆装鋼管−第2部 : 異形管
JIS G 5527 ダクタイル鋳鉄異形管

JIS B 2062:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2062:2018の関連規格と引用規格一覧